FileMakerでシステム開発

SE経験者がファイルメーカーを用いた場合、どのような設計、開発を行うのかを検証するブログです。

消費税率ごとに確認できる資料

2022-10-20 14:02:51 | 業務システムの各機能
消費税率ごとの売上金額、仕入金額および消費税額を確認できる資料についてのお問い合わせが、ホームページからありましたので、急遽ご紹介いたします。

現在開発中?である、ファイルメーカー・ベースシステム「Profit 販売管理システム」には消費税集計表があります。

メニューから、[消費税集計表] をクリックします。
 

1.指定画面

期間を指定し、確認ボタンをクリックすると、指定した期間の消費税等を集計し次の画面が表示されます。

2.閲覧画面

☞ 売上、仕入別に集計した結果を表示します。
  明細は、課税区分別、税区分別(外税・内税)に以下項目単位に集計した値が表示されます。
   ・本体金額   ※税抜金額
   ・消費税額
   ・合計     ※税込金額

  課税区分は、免税(輸出)、課税対象外(不課税)、非課税の金額も表示されます。
  
☞ 仕入については一部仕入先が免税事業者であっても、課税事業者と同様に集計されます。
  指定画面の [免税事業者] のチェック ✔ を、ONにして再度、確認ボタンをクリックすると、
  免税事業者の仕入のみ集計します。

3.まとめ
  指定画面の [免税事業者] のチェック ✔による切替
  ・OFFの場合 :①免税事業者も含めて指定された期間の仕入が集計されます。
            (売上も集計します。)
  ・ONの場合  :②免税事業者のみ指定された期間の仕入が集計されます。
                             但し、免税事業者であった期間のみの値が集計されます。

 注)免税事業者であった期間とは?
   <条件>
             ・仕入先マスタの [免税事業者] が、✔ されている仕入先
   <判断>
             仕入先マスタの [課税事業者になった日付] :③
    ・指定期間内に③が該当する場合、開始日から③.前日までの期間を集計
    ・指定期間より③が過去の場合、課税事業者と判断し対象外として集計しない
    ・指定期間より③が未来の場合(または空白)、指定期間を集計
   <参考>
    ・課税事業者のみの数値:① - ②
    ・免税事業者のみの数値:②

4.補足
仕入先マスタの保守
・免税事業者を✔すると、課税事業者となった日付の入力が可能になります。

P.S
かみゅーのホームページ
URL:https://www.date-systems.com/

以上です。


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