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暗記用

腸肝循環

2007-08-24 19:47:14 | 衛生化学I・小問
異物あるいは代謝物が胆汁中に排泄されて
消化管を経て、糞中へ排泄される過程において
消化管で再吸収されることがある。
これを腸肝循環という。


消化管へ排泄された異物のうち、
極性が高くないものはそのまま小腸で再吸収されるが

極性の高い抱合型代謝物 
例えば、グルクロン酸抱合体、硫酸抱合体などでは
大腸腔内の腸内細菌中の酵素により
加水分解を受けて再び
脂溶性を獲得し再吸収される。



→腸管→(再吸収)→血流→肝臓→胆汁(胆汁排泄)→→腸管へ(腸肝循環)

第一種特定化学物質

2007-08-24 19:40:30 | 衛生化学I・小問
難分解性、蓄積性、慢性毒性を持ち
化審法で規制の対象となるもの。

PCB
PCN
HCB
アルドリン
ディルドリン
エンドリン
DDT
クロルデン類
ビストリブチル
スズオキシド(TBTO)
N,N’-ジトリル-P-フェニレンジアミン
N-トリルーN’-キシリル-P-フェニレンジアミン
N,N’-ジキシリル-P-フェニレンジアミン
2,4、6、-トリ-tert-ブチルフェノール
トキサフェン
マイレックス
ケルセン
ヘキサクロロブタ-1、3ジエン


P364

プロビタミンA

2007-08-24 19:33:59 | 衛生化学I・小問
ビタミンAは炭素40個の有色植物から
得られるα-カロチン
又は
少なくとも1つのβ-ヨノン核を有する
カロチノイドの開裂により生成する。


これらのカロチノイドをプロビタミンAという。

構造的にはイソプレン重合体である。
all-trans型が効力が強い。

P128~133

δ-アミノレブリン酸

2007-08-24 19:30:19 | 衛生化学I・小問
グリシンと
スクシニルCOAと
δ-アミノレブリン酸合成酵素
により合成される。


鉛中毒時には、ヘム合成系のδ-アミノレブリン酸脱水酵素の阻害
により尿中のδ-アミノレブリンが顕著に増加する。



P233、384

ω-1酸化

2007-08-24 19:27:02 | 衛生化学I・小問
アルキル側鎖を有する異物は
P450により酸化され
末端メチル基の隣接のメチレン基(ω-1位)
を酸化されて
第2級アルコールを生成する反応。




P322

キロミクロン

2007-08-24 19:24:33 | 衛生化学I・小問
リポタンパクの一種。
トリグリセリドにより合成される。

キロミクロンは
小腸上皮細胞の漿膜側の膜を通過したのち、
リンパ管に入り、
胸管を経て静脈血中に入る。


P74、200

Ah受容体(Ahレセプター)

2007-08-24 19:17:59 | 衛生化学I・小問
芳香族炭化水素受容体のこと。

細胞質に存在し、
CYP1A1の誘導機構で重要な役割を果たす。

CYP1A1誘導剤は、この受容体と結合し
複合体となり、この複合体にArntが結合し、
3者複合体を形成し、これが核に移行して
CYP1A1遺伝子に結合し酵素タンパク質を
合成するように指令をだす。


図も描く!

P226
P344~345

ケトン体

2007-08-24 17:07:50 | 衛生化学I・小問
ケトン体とは
アセト酢酸
アセトン
β-ヒドロキシ酪酸
のこと。

糖尿病などによる、糖代謝異常、飢餓状態で
主に貯蔵脂肪の酸化が行われるとき
または、脂質を多く摂取したときに

TCAサイクル中のオキザロ酢酸の生成量が不足、
または欠乏し、
アセチルCOAが順次TCAサイクルに入って酸化せず
過剰に蓄積する。
蓄積したアセチルCOAは肝でケトン体を生成する。


血流中のケトン体の蓄積→アシドーシス
尿中にケトン体が多量に排泄→ケトーシス


P224

ADI

2007-08-24 17:03:15 | 衛生化学I・小問
1日許容摂取量。

蓄積性化学物質の長期摂取による慢性毒性の発現を
防止するために設けられた値でヒトが一生摂取し続けても
危険がないと考えられる量(mg/kg体重/day)。

動物実験の結果から得られた最大無作用量(NOEL)に
安全係数(1/100)を乗じて求める。


ADI=NOEL×1/100
(最大無作用量×安全係数)


P360