必須アミノ酸 2007-08-25 02:36:09 | 衛生化学I・小問 栄養上、窒素平衡を保つために 食餌から摂取供給を必要とするアミノ酸 9種 ・ヒスチジン ・トリプトファン ・リジン ・イソロイシン ・ロイシン ・バリン ・スレオニン ・フェニルアラニン ・メチオニン P100、241
限界デキストリン 2007-08-25 02:33:40 | 衛生化学I・小問 exo型酵素である β-アミラーゼによりアミロペクチンは 分岐点(α1→6結合)で作用が止まり それ以上加水分解が進行せず、 枝分かれの多いデキストリンが残る。 この残ったデキストリンを 限界デキストリンという。 P36
食物繊維 2007-08-25 02:31:30 | 衛生化学I・小問 ・セルロース ・ヘミセルロース ・アルギン酸 ・ペクチン ・寒天 ・ガラクタン ・グルコマンナン などは 植物細胞膜構成成分で 非消化性物質である多糖類の総称 を食物繊維という。 栄養上ほとんど無価値で利用されないが、 排便を助けたり、 腸内細菌の栄養となり、 種々のビタミン(B群、K)を合成 ホストに与える。 また血中コレステロールの低下 大腸がんの予防などに寄与している。 P47
ビタミンD3の活性化 2007-08-25 02:27:08 | 衛生化学I・小問 ビタミンD3(コレカルシフェロール)は 肝臓において水酸化酵素により 25-ヒドロキシビタミンD3 に代謝され その後 腎臓に輸送され 1位または24位が水酸化された 1,25-ジヒドロキシビタミンD3 24,25-ジヒドロキシビタミンD3 および 1,24,25-トリヒドロキシビタミンD3 となり活性化される。 これらが小腸壁でカルシウム結合タンパク質を 形成し、カルシウムを輸送する。 P66
化審法 2007-08-25 02:22:43 | 衛生化学I・小問 化学物質の審査及び、製造等の規制に関する法律のこと。 第一種特定物質は 環境中で難分解性、 生体内での蓄積性、慢性毒性 が認められる化学物質で政令を定めるもの。 PCB PCN HCB アルドリン ディルドリン エンドリン DDT クロルデン類 ビストリブチル スズオキシド(TBTO) N,N’-ジトリル-P-フェニレンジアミン N-トリルーN’-キシリル-P-フェニレンジアミン N,N’-ジキシリル-P-フェニレンジアミン 2,4、6、-トリ-tert-ブチルフェノール トキサフェン マイレックス ケルセン ヘキサクロロブタ-1、3ジエン がある。 また第二種特定化学物質は難分解性で 慢性毒性を有する疑いのある物質で 環境中残留状況から 健康障害を生じる恐れがあると 認められる化学物質で政令で定めるものをいう。 また、慢性毒性が明らかでないものや 指定法規外のものについて対応する性質から 第一種監視化学物質 第二種監視化学物質 第三種監視化学物質 に指定されている。 P362
Ames法 2007-08-25 02:14:33 | 衛生化学I・小問 サルモネラ菌の突然変異株であるヒスチジン要求株を 使って、これらが、突然変異性物質により ヒスチジン非要求株となる復帰変異を調べることによって、 その被検物質の遺伝子毒性を調べる復帰変異試験である。 S-9mixで被検物質を処理することにより 被検物質の代謝活性化あるいは 消失を検出することができる。 P361
メタロチオネイン 2007-08-25 02:10:54 | 衛生化学I・小問 分子量約6000~10000の低分子タンパク質で システインを約30%含み、芳香族アミノ酸を含まない。 従って、 280nmにおける吸収極大を有さない。 金属(cd,Hgなど)により発現が誘導され、 金属に対して高親和性であり、結合し、 これらの重金属の毒性を防御していると考えられる。 P383
フェニルケトン尿症 2007-08-25 02:07:57 | 衛生化学I・小問 正常な代謝では フェニルアラニンはチロシンになる経路をとるが、 この疾病は、 フェニルアラニンヒドロキシラーゼの欠損によるもので、 フェニルピルビン酸の他、種々のケトン体が尿中に排泄する。 血液異常所見として、 高フェニルアラニン血が認められる。 (乳幼児の時期にフェニルアラニン欠乏ミルクによって 発症を防ぐことができる。) P241、250
呼吸商 2007-08-25 02:02:10 | 衛生化学I・小問 一定時間内に 体内に取り入れた酸素量と その時間に体外に排出した炭酸ガスの量の比 (容積比)をいう。 式 呼吸商=co2/o2 タンパク質≒0.8 脂質≒0.7 糖質≒1 P284