過酸化物価 2007-08-25 17:29:04 | 衛生化学I・小問 脂質にヨウ化カリウムを 作用させ、 遊離するヨウ素の ミリ当量を測定して 試料1kgに対する ヨウ素のミリ当量数で表す P76,77
ミロン反応陽性のアミノ酸 2007-08-25 17:27:28 | 衛生化学I・小問 チロシン (R-CH2-Ph) ミロン反応とは 硝酸第一水銀 と 硝酸第二水銀 を含むミロン試薬を タンパク質溶液に加え 加熱するとはじめ 白色沈殿、後に赤色に変化する。 チロシンの他にチロキシンも反応する。 この反応機構はチロシンのフェノール骨格と 水銀イオンが 錯体化合物を形成することに基づく。
馬尿酸 2007-08-25 17:21:51 | 衛生化学I・小問 トルエンの代謝により生成される物質。 トルエンは側鎖メチル基の 酸化を受けて 安息香酸になり さらに グリシン抱合を受けて 馬尿酸として 尿中に排泄される。 構造式! P357
PAPS 2007-08-25 17:20:04 | 衛生化学I・小問 3’-ホスホアデノシン-5’-ホスホサルフェート の略である。 硫酸抱合反応の 硫酸供与体として働く。 細胞質の酵素により 無機硫酸 と ATP から合成される。 P337,230
カルバメート剤 2007-08-25 17:18:06 | 衛生化学I・小問 農薬であり、 ・殺虫剤 ・殺菌剤 ・除草剤 として用いられる。 酵素の活性中心のセリン残基を カルバモイル化して アセチルコリンエステラーゼを阻害し、 毒性を示す。 副交感神経の興奮に基づく ・発汗 ・呼吸障害 ・嘔吐 ・下痢 ・縮瞳 などの中毒症状を示す。 中毒時、アトロピンを 用いるが、PAMは無効、 あるいは増悪することがある。 P369
O-脱アルキル化 2007-08-25 17:14:04 | 衛生化学I・小問 P450によって 直ちにアルキル基の 炭素数に応じた アルデヒド類を遊離し、 対応するフェノール類を 生成する酸化反応。 P324
パラコート 2007-08-25 17:12:15 | 衛生化学I・小問 パラコート製剤には パラコートとジクワットがある。 除草剤としての農薬の 中毒事故による死亡原因の 第一位を占める。 中毒時には 腎、肺、肝障害が起こる。 パラコートの構造式! P357,376
生原アミン 2007-08-25 16:58:41 | 衛生化学I・小問 脱カルボキシル反応は 動物組織や細菌中に多く存在する。 アミノ酸デカルボキシラーゼの作用で α-アミノ酸から CO2を脱離して アミンを生成する。 反応式 R-CH(NH2)COOH → R-CH2NH2 + CO2 大腸内に生息する細菌は それぞれのアミノ酸に 作用する、 特異的脱炭酸酵素を有しており、 有害アミンを生成し 食中毒の原因となることがある。 これらを一括して 生原アミン という。 生原アミンによって起こった 食中毒は 「アレルギー様食中毒」という。 P230、231