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暗記用

ビタミンA

2007-08-31 19:33:46 | 衛生化学I・大問
脂溶性ビタミン


化学名:
(ビタミンA1)レチノール
(ビタミンA2)3-デヒドロレチノール



構造式も!



生理作用:
眼の感光機構と関係があり
ビタミンAが欠乏すると
視物質である【ロドプシン】生成が
阻害されるため、暗順応が低下して
夜盲症となる。


欠乏症:
・夜盲症
・角膜乾燥症
・角膜軟化症
・成長停止
・抵抗力低下


過剰症:
・頭痛
・下痢
・悪心
・皮膚の脱落
・妊婦では胎児の奇形



定量法:
・カール・プライス(sbcl2法)
・紫外部吸収スペクトル法





【プロビタミンA】
ビタミンAは炭素40個の有色植物から
得られるαーカロチン又は、
少なくとも1個のβーヨノン核を有する
カロチノイドの開裂によって生成する。

これらのカロチノイドを
プロビタミンAという。


構造的にはイソプレン重合体である。
α、β、γ-カロチン、クリプトキサンチン、
がよく知られ、
all-trans型が効力が強い。


ビタミンD

2007-08-31 19:23:50 | 衛生化学I・大問
脂溶性ビタミン



化学名
・(ビタミンD2)エルゴカルシフェロール
・(ビタミンD3)コレカルシフェロール

構造式も!


生理作用:
カルシウムおよびリン酸イオンの腸内吸収を
促進させ、骨や歯へのカルシウムを沈着させ、
骨形成を行う。


欠乏症:
・くる病
・骨歯の発育不全
・骨軟化症


過剰症:
・過カルシウム症
・食欲不振
・体重減少
・嘔吐
・胎児の奇形


定量法:
・カール・プライス法(黄色500nm)
・紫外部吸収法
・生物学的試験法



(関連:ビタミンDの活性化)

ビタミンE

2007-08-31 19:18:27 | 衛生化学I・大問
脂溶性ビタミン



化学名:トコフェロール

構造式も!




生理作用:


・抗酸化作用
 δ>γ>β>α


(・抗不妊活性 
 α>β>γ>δ)



欠乏症:

・ネズミの不妊症
・赤血球溶血
・酸化的リン酸化の低下


過剰症:知られていない。


定量法:Emmerie-Engel法(比色法) 
赤色(520nm)






ビタミンK

2007-08-31 19:14:00 | 衛生化学I・大問
脂溶性ビタミン


・ビタミンK1(フィロキノン)
・ビタミンK2(メナキノン)

構造も!


生理作用:

・血液凝固作用(プロトロンビン因子への関与)
・骨の石灰化


欠乏症:
・血液凝固の遅延
・酸化的リン酸化の低下


過剰症:
・溶血性貧血
・黄疸
・血圧低下
・呼吸困難
・嘔吐
・悪心


(ビタミンKはワカメ、納豆、ほうれん草に含まれている)

ユビキノン-n

2007-08-31 19:09:17 | 衛生化学I・大問
脂溶性脂肪酸

・コエンザイムQn


生理作用:

ユビキノンは酸素呼吸の盛んな組織
のミトコンドリアに多く含まれている。

キノン構造を有しているので
電子伝達系の中で
酸化的リン酸化と関係している。

脂質に対する抗酸化作用生体膜の
安定化作用、薬物の増強作用など

ビタミンEと類似した作用もある


ビタミンF

2007-08-31 19:05:32 | 衛生化学I・大問
脂溶性ビタミン


・リノール酸
・リノレン酸
・アラキドン酸
(↑必須脂肪酸)


欠乏症:皮膚炎、成長停止、動脈硬化



ビタミン
P116~

シトクロムP450

2007-08-29 04:36:45 | 衛生化学I・大問
1.酸素型P450(Fe3+)に
薬物が結合することから始まる。



2.NADPHからNADPH-シトクロムP450
還元酵素を介して1個目の電子が渡され、
P450のヘム鉄はFe3+からFe2+に還元される。


3.還元型P450は分子状酸素と結合し、
酸化反応は阻害される。



4.2と同様に、2個目の電子が導入され、
分子状酸素が活性化されるとともに、
反応性に富む複合体が形成される。

このとき、場合によってはNADHから
NADH-シトクロムb5還元酵素を介して
電子が渡されることがある。



5.4で生成した複合体が分解し、代謝物と
水が生成する。
この過程でP450はもとの酸化型に戻る。




図は省略。

グルクロン酸抱合

2007-08-29 04:29:55 | 衛生化学I・大問
グルクロン酸抱合は
構造中に

水酸基、
カルボキシル基、
アミノ基、
チオール基、

を含む異物及び代謝物が受ける。


またPkaの低い炭素上での
C-グルクロニドが知られている。

主として肝臓において行われる。

細胞質で合成された
UDPGA(ウリジン ジホスフェート αグルクロン酸)
を供与体として

ミクロソームに存在する
UDP-グルクロン酸転移酵素(UGT)
が反応を触媒する。


UGTにはUGT1、UGT2
などの分子多様性が知られている。



グルコース1リン酸 +  UTP

→(UDPG-ピロホスホリラーゼ)UDPグルコース

→(UDPG-デヒドロゲナーゼ)UDPGA



UDPGA +  RXH

→@@@ +  UDP



反応はノートで確認



酵素名:UDP-グルクロン酸転移酵素(UGT)
供与体:UDPGA(ウリジンジホスフェートαグルクロン酸)
酵素の主たる細胞分布:ミクロソーム





硫酸抱合

2007-08-29 04:21:22 | 衛生化学I・大問
硫酸抱合は異物及び代謝物に

フェノール類、
アルコール類、
ヒドロキシルアミン、
芳香族アミン、

などが代謝を受ける。


細胞質において
合成された
PAPS(3’-ホスホアデノシン5’-ホスホサルフェート)
を硫酸供与体として、

同じく細胞質に存在する
硫酸転移酵素により触媒される


この酵素には
アリール硫酸転移酵素
ヒドロキシステロイド硫酸転移酵素

などの数種のアイソザイムが存在する。

硫酸抱合には飽和現象が見られる。




SO42- 
→(ATPスルフリラーゼ)アデノシンー5’-ホスホ硫酸【略名・APS】

→(APSホスホキナーゼ)PAPS


PAPS+RXH → R-X-SO3H +  PAP






酵素名:硫酸転移酵素
供与体:PAPS(3'-ホスホアデノシン-5'-ホスホサルフェート)
酵素の主たる細胞分布:細胞質




グルタチオン抱合

2007-08-29 04:10:00 | 衛生化学I・大問
グルタチオン抱合は
エポキシドの解毒反応として
知られている他、

脂肪族にトロ化合物、
ハロゲン化合物、
α、β-不飽和カルボニル化合物などの

代謝反応に見られる。








反応式


RX→(グルタチオン-S-トランスフェラーゼ)

→グルタチオン抱合体

→(グルタミルトランスペプチターゼ)→システイニルグルシン

→(システイニルグリシナーゼ)→システイン抱合体

→(N-アセチルトランスフェラーゼ)→メルカプツール酸

→尿中排泄


()は酵素



酵素:グルタチオン-S-転移酵素
供与体:GSH
酵素の主たる細胞分布:肝細胞質、ミクロソーム






構造式を含む反応式書く!