「風のすみか」（ＮＯ．００３４）

ぼくの仮説では、「風」や「種子」というキーワードは

これからも増えそうな予感です。

ひろがりや自由、変化、新しさ、共有など、
時代の精神をあらわす言葉ですね。

さてさて、今回、「屋号力研究所」が
ご紹介するすてきな屋号は

東京・三鷹にあるベーカリー
「風のすみか」（ＮＯ．００３４）です。

コミュニティ・ベーカリー「風のすみか」は

社会に出ることや仕事に就くことに
不安を抱えているニートやひきこもりの青年たちが

自分のペースで働くことや
人とのコミュニケーションを学び、

いつか巣立っていく場所として、
ＮＰＯ法人が設立したそうです。

（※『風のすみかにようこそ～ニートから仕事の世界へ～』
佐藤洋作・浅野由佳　ＮＰＯ文化学習協同ネットワーク編著）

素材にこだわり、安全でおいしいパンをつくるなかで

「仕事って、人と人とが出会うことなんだ！」
ということに気づいていく。

「仕事って、人と人とが出会うことなんだ！」
って、すてきな表現ですね。

風のすみか。

ほんとうにすてきな屋号です！

新しい風がこの国にいっぱい生まれていますね。

●屋号力研究所　塩見直紀　２００７．０３．１２
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