l'isle と 灯鳥 organic bazaar の徒然 サイトが移転しました。potori.land

新しい形「灯鳥の島」として自然とつながる衣・食・ハーブ・写真をお届けする場をつくっています。potori.land

自然栽培の葡萄ジュース

2016年01月28日 | 本田葡萄園
店主の日登です。

自然栽培の本田葡萄園さんから

それはそれは特別な葡萄ジュースと干し葡萄が入荷しました。

パッケージの写真を撮りそびれました、、すみません。



ぶどうのジュース デラウェア 360ml 2000円



干し葡萄 ミックス 538円


本田葡萄園さんは甲府市にあり、

無農薬・無施肥・不耕起で葡萄を栽培しています。

果樹を自然栽培で育てるのがどれほど稀なことか

ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

そんな貴重な葡萄を枝ごと絞ったジュース。

少しとろりとした濃厚な果汁を口に含むと

その奥深さにどんどん惹き込まれてしまいます。


そして干し葡萄は天日干しで、

種無しにするホルモン処理をしていないので

種が自然のままに含まれています。

カリカリとそのままお楽しみください。

デラウェア、マスカットベーリーA、シャインマスカットの3種類が

ブレンドされて入っています。


ジュースも、干し葡萄も、一般的なものに比べて高価になりますが、

生命力の強さに、くらくらと魅了され、深いところに光が届くような

「次元の違う」逸品です。



ぜひ!

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再入荷のお知らせ

2016年01月24日 | 季節のおすすめと入荷情報
こんにちは。
店長、柿沢です。

休館開けたらすっかり、雪景色!寒さもやってきました。
寒いのは好きではない私ですが、暖冬と言われたこの冬。積雪が一度も無かったので、なぜだか、雪が降る景色を目の前にして、ほっとしました。
しかし、いきなりで、寒さ半端ない。

お洋服の業界はもう春に突入ですが、みなさん朗報です!

今季ラストのあったかものが再入荷!!

シルクウール かかと無しのフリーサイズ 5本指・丸型靴下(男性も使えますよ~)
ウールの靴下 何種類かあります
ウール レッグウォーマー
コットンシルク 男性サイズ靴下(冷えとりのカバーソックスにも使えますよ~)

それぞれ、数は2足くらいずつと非常に少ないです。
お早めに。


おまけ。
休館中、オーナーは青森へ。私は?
少し書いてみます。

休館は唯一の長いお休み。
去年は、前半気が緩んで、寝込んでしまった記憶があったので、今年は反省を踏まえ予定をぎゅうぎゅうと詰め込まないでみました。とは言え、前半は予定満載。

後半、今日は何もしないんだ!と決めて家の中でぐーたらを満喫してみました。一番の贅沢。緊張していた身体もゆるゆると。
身体、ゆっくり休めて=喜び。でした。
ぼーとすることを定期的にするようにしたいと思います。
よく、断捨離して空いた空間に新しい何かが入ってきたりしますが、身体や心もいっぱい詰め込むと苦しくって息詰まるけど、休める・ぼーとすることで、すうっと晴れやかになって良い物をキャッチすることが出来るんだと思います。
つい忘れがちになります。新しいことを挑戦したりすることばかり考えがちですが、基本だったり、自分の本来に戻ってみたりすると、悩んで、もがいていたようなことも、色々詰め込まれてしまった頭で模索するよりもあっさり解決!!のような。

と言うことで、平凡な休日を過ごしたわけですが、たくさんの発見がありました。

今年の、諸々のテーマが見えた素敵な休日。

休館開けの今からが正月明け、なところがあったりします。
では皆さん、宜しくお願いします。

おやすみありがとうございました。

2016年01月23日 | 日記
店主の日登です。

リゾナーレの休館が明けまして、昨日の正午より営業再開しております。

半日の営業でしたが、常連さんがほどんどで

みなさん何かしらのお目当てがあってのご来店でした。

前に買ったアレがすごくよくてという話ばかりで、

幸先いいねーと話してました。

休館の間、私は故郷である青森を中心に旅をしていました。

目的は大事な私用で、そこに仕事的興味と純粋な旅の要素と。





実家のある南部地方にはほとんど雪が残っていませんでしたが、

更に北へ向かう電車(あおいもり鉄道)に乗っている1時間のうちに

どんどん雪が降って来て、降りた浅虫駅はまっしろけ。

翌日はそこから弘前へ。

津軽平野に広いりんご畑が広がるモノクロームの景色を

鈍行列車のスピードで流してみていました。





翌日、弘前駅で列車に乗ってさあ帰りましょうと腰を下ろして待っていると

津軽三味線の調べが聞こえはっとして目を見合わせてしまいました。

そう、発車の合図。

そしてようやく雪がやんで初めて顔を見せた岩木山。

昨日の白い平野の向こうに見事な津軽富士、そして裾を飾るような雲。

金色の光が空からさして、旅のフィナーレを飾ってくれました。

新青森から新幹線に乗ってすぐに長いトンネル、

抜けたら見えるのはおととい居た場所で

それを遠くから見送った青い時間。

駅弁とビールで早めのよるご飯を食べたら

あっという間に東京に着きました。


今回もたくさんの発見がありました。

初めて見たこぎん刺しを綴る手元、

津軽塗の職人の手元と背中。

ディープな居酒屋、ローカルな列車の車内の様子、

棟方志功、寺山修司、

縄文のくらし、郷土料理。

生まれ育った土地の少し周りの地域を知ることで

またみえるものがありました。

自分の心は何に触れて響くのか。

見え方がどんどん変わっていきます。



スタッフ達はなにをしているかな?

なんてことを時々思っていました。

どうでしょうね。

さて、お店は新学期になったムードで

静かでじっくりゆっくり楽しめる季節でもあります。

ぜひ読書コーナーやハンモック体験もどうぞ。

商品の入荷は、有香房のハーブ商品が再入荷になっています。

冬物の衣類はそろそろ終わりに近づいていますので、

やっぱり必要!な方はお早めに。

そして2月になりますと、fog linen work とFLWの春物が入ってきます。

すべて1点ずつですので気になったらとにかくご試着を。

他にもちょこちょこ入りますのでまたお知らせしますね。




バレンタインデイも近いですが、

チョコレートの他にプレゼントするなら、

ぜひぜひ天然素材の靴下やアンダーウェアを!

とにかくハマる方が多いんです。

みんなとにかく嬉しそうに話してくださいます。

広めたいな、この喜び。



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休館のお知らせ

2016年01月11日 | 営業時間の変更など
こんにちは。
店長の柿沢です。

先日も臨時休館のお知らせをいたしましたが、再度、ご案内いたします。

ぽとりのお店が入っておりますホテルのメンテナンス休館のため、10日間ほど、ぽとりもお休みになります。


1/12(火)~1/21(木) 休業

1/22(金)  12:00~18:00 営業

1/23(土)~ 10:00~18:00 通常営業になります


・リゾナーレ全館が休館となります。
・営業開始はピーマン通りは12時スタートですが、施設内、各箇所により時間が異なりますので詳細はリゾナーレホームページをご覧下さい。


ご迷惑をおかけ致しますが宜しくお願いします。

休館中、スタッフそれぞれ、思い思いの休みを満喫し、充電して戻ってきま~す!



そうそう、元旦から行われていた福引ですが、本日1等がでました!
1等は、オーガニックコットンのプリスティンショーツとこちらもオーガニックコットンの男性トランクスのペアでした。
ペアってところが、みそ。

 では、また休館あけブログにて諸々ご案内して行きますね。




BORO 想いの美

2016年01月10日 | 日記
店主の日登です。

ここ数日、自分が取り組んでいる仕事や私用にのめり込んでいましたが、

ふと書きたい事が出来てページを開きました。

そんなこんなでチェックしていなかった店のブログを開いてみると。

おっとー、柿澤店長それで昨日の表情か?

ありがたい話を書いてくれていたとは。

潤みますがな。

やらせみたいな職場ですね。


さて、そんな、「ウソの無い世界」の話に繋がるかもしれません、

書きたいと思っていた事。


浅草にあるアミューズミュージアムに、常設のBORO展を見に行ってきました。

実は3回目なんです、ワタシ。

わたくしの生まれ故郷、青森県の南部地方を中心とした

暮らしの中で布が大切に繕われて使われていく

月日の重ねのボロ布が展示されています。

その常設の他に、青森や他地方のぼろ(漢字だと襤褸)布を絵画のように展示した

特別展のフライヤーからメッセージをお借りしてご紹介します。

しっかりと伝えてくれる良い文です。

**********

そんなに昔のことではありません。
かつては日本でも自分や自分の家族の衣類を、一家の女性達が自ら作り、管理することは日常でした。
暖房などないに等しい時代、冬の寒さは過酷で、着ることは食べること以上の死活問題。
小さな布の切れ端や糸屑さえも大事な財産でした。
一着の着物を何世代に渡って着ることなどな当たり前で、綻びにはツギを当て、過酷な寒さから
身を守るために粗い布をどんどん重ね、刺し子を施して補強し、それでも使えなくなった着物は
細く裂いて、それで再び新しい布を織ったのです。

BOROはいま、世界のアートシーンで通用する言葉になりつつあるといいます。
BOROは「ぼろ」です。文字通り、着古してボロボロになった着物や布のことですが、
とても見事で迫力があるものです。大切な布を少しでも長持ちさせるためにかけた膨大な手間と時間。
かけがえのない家族のために培われた手仕事の技術と美的感覚。それは図らずも複雑なパッチワークを
成し、経年の趣をまとい、消費文明の対局の圧倒的な布文化を生み出しました。

それらは言葉を持ちません。しかし私たちは感じます。
針目の一つ一つに、大切に繕われた布の温もりに、垣間見えるお洒落心に、どんなに貧しく過酷な
境遇にあっても、優しさを抱き、人を愛し、豊かに生きた人々の心を。
物を作り、慈しみ、使い切る充足感と、困難に負けない真の力強さを。

粗末なぼろ布にあらわれた、思いがけない美の世界が、現代を生きる我々に根源の問いを
突き付けているようです。

*****************


青森県生まれ育ちの田中忠三郎さんという方が、

家々を廻って収集した貴重なコレクション(という呼び名は似合わないかも)が

一挙に展示されていて、撮影も手に取って見るのもほとんど自由です。

南部地方は、稲作も難しかったため現金収入も少なく

そのため、木綿や毛など、麻以外の繊維を使うことができるのは一部の人たちだけ

だったそうです。

自分が生まれ育った土地が、少し前までそうだったことに驚き、

必要から生まれた無垢な形の美しさに惹かれ、

祖先達の精神を受け継いでいきたいと強く思いました。

東日本大震災の翌年に出会った

南部菱刺しの作家さんから教えていただいて、

山梨に戻る途中でこのミュージアムに立ち寄ったのがきっかけでした。

そして、3回目の今回は、特別に、今行きたい理由があっての再訪でした。

その話はまた今度。

つづく。


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タイツ祭り

2016年01月09日 | 天然素材の服と冷えとり
店長の柿沢です。

小寒も過ぎて、暖冬と言えども寒さも増してきましたね。
お店に来店される方も、あったか小物を買う方が多いなあと感じます。

なので、商品欠品も多いのですが、数点ではありますが、再入荷してきたものあります。

ヤク混のくつした(こちら25-27cm。男性サイズですがカバーソックスとしても使えます)、シルクウールレギンス、重ね履きソックスの1枚目などです。本当に数少ないので、気になる方はお早めにどーぞ。


そして、お正月も過ぎると気持ちはちょっぴり春に向かう気がします。
スタッフのしのぶさんも、少し早いけど~と桃色のカーディガンで登場!いいですね、とっても。お店の中も軽やか。女子度UP!

今日ご紹介するのは、空前の?タイツ祭り。
タイプ、色味もいろいろ。

シルク・シルクコットン・ウールカシミヤ・オーガニックコットン。
色も、いろいろ。

先日常連様で人生の先輩マダムでもある方が斬新なことをおっしゃってました。
タイツの先に穴があいたら、切ってレギンスにしちゃえば良いね!って。
思いもよらなかったタイツの二次活用方法!!!
斬新!!!!

こんな感じです。
厚さやリブ柄などの違いなど、ほんと悩んでしまうほどあります。







こちら色味です。


足元すっきりブーツイン、お仕事使用、色で遊びたい方。
春を先取りの方。などなど、是非、来店して肌さわりを確かめてみてくださいね。

営業時間のお知らせ

2016年01月09日 | 営業時間の変更など
こんにちは。
店長の柿沢です。

営業時間のお知らせです。

毎年恒例のリゾナーレ、メンテナンス休館に伴い、10日間ほど、ぽとりもお休みになります。


1/12(火)~ 21(木)リゾナーレ全体休館

1/22(金)  12:00~18:00 営業

1/23(土)~ 10:00~18:00 この日から通常営業に戻ります。


尚、ぽとりのあるピーマン通りは11日は通常通り18時まで営業していますが、他の館内ご利用時間は各箇所により異なりますので、詳細はリゾナーレホームページをご覧下さい。

ご迷惑おかけいたしますが、宜しくお願い致します。




新年のご挨拶

2016年01月07日 | ショップ
あけましておめでとうございます。

店長の柿沢です。

皆さん、新年はゆっくりできましたか?
今年も7日、1週間が過ぎましたね。早いですね。


ぽとりは毎日OPENしています。
年始から今年も始まった福引きは未だ大物が残ってますよ~!

1等が、あなたを待っています。
ん~!私も欲しい!!

今年の福引券に使用している紙は、マーマー日めくりカレンダーの2015を利用しています。おみくじっぽさも感じるもので、ほとんどの方が、「家でゆっくり読む~。」と言って持ち帰っていきます。嬉しい限りです。

たまに、オーナーの日登が引いてみては楽しんでいます。なんと無邪気なことか。
そして、なんて平和な幸せな職場なんだろう。日本でこんな仕事場っていくつあるんだろう?

私はバイト数で言ったらそれはそれは、大した数をしてきました(飽きっぽいと言うこともあるので決して自慢できません。)が、言っていることと行っていることが同じ会社はほとんど無かったです。出会えませんでした。
扱っているものに嘘があると、そして良い!って思えないと、私にはお客様にオススメすることは到底できません。嘘がつけないです。だから、ぽとりで接客しているときに、熱が入ってしまいます。もっと知って欲しくもなります。そんなものたちを紹介できることに感謝です。

ぽとりで働かせて頂くことは、私の人生の大きな転機の1つだと思っています。刺激や影響や出逢いも。考え方が大きく変わって行きました。今まで見えていた世界と今見ている世界は同じはずだけど、全く違うと感じます。それは、ふわふわっとしたものではなくって時に苦痛を伴うことや目を背けたくなる現実ですが、今の方が好きです。そして、また、変わって行くのだろうとも思います。なかなか面と向かうとうるうると目頭が熱くなってしまいそうなので、ちょっとずるいかな~とも思いますが、この場をかりて、ぽとりで働かせて頂いて本当、ありがとうございます。とオーナーに伝えたいです。そして、今年も宜しくお願い致します。

そして、常連様も未だこれから出会う方たちも、楽しみに待っています。
どうぞ、みなさま、今年も宜しくお願い致します。



真っ新に白 2016

2016年01月04日 | 季節のおすすめと入荷情報
店主の日登です。

昨日、「白は新しくなる色」という話をしていて思い出しましたが

そういえばいつも1月は「真っ新に白」というテーマを掲げていました。

「真っ新」まっさらと読みます。

思い出したきっかけは、



いつもの私のおせっかいで、ほらやっぱりこういう色がいいよ、

こういう色を着なよーという一こまです。

本人が今まで選ばない色を合わせてみたら、当人もいい!と。


オフホワイトのバージンウールのやさしさが

ニュアンスのあるピンクとよく合って自由な印象。


たまたま、後ろに白いソックスがさがっていますが、

白の毛糸って目に気持ちよいですね。


店内でいろんな白を見つけて廻るのも楽しいと思います。

オーガニックコットンの生成りの白が美しい肌着や

さわやかな白のリネン、野生のシルクの暖かみのある白、

パームキャンドル、大豆キャンドル、みつろうキャンドルの素材による違う白、、、。



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明けましておめでとうございます。

2016年01月04日 | 日記



店主の日登です。

3が日が過ぎましたが、まだおやすみを楽しんでいる方も多いかと思います。

年末年始は、常連のお客様や

久しぶりに遠方からご旅行の方、初めての方、

そして、思いがけない再会などもあり

ゆったり、かつ賑わしく、充実した年明けとなりました。

福引きはまた続いていますので、

気になる商品がある方はこのタイミングでお買い物が

思わぬラッキーに繋がるかもしれません。


年賀状にはこのようなメッセージを書きました。



 
 新しい年の始まり、改めて原点を見つめたいと思いました。私たちが道標としている裏面のことばは、店作りの全てと、定番として揃えていきたい品を選ぶ際の基準となっています。そして、使う方自身もまたそれぞれの定番を持っていると思います。流行や値段やチマタの噂に流されず、自分の心と体を喜ばせる「自分の定番」を持つことは日々の変化の中で自らを守ってくれる力があります。
 写真は店主の定番のひとつ「もんぺパンツ」。土と手に宿る命の力がしっかり感じられる布、これに包まれると安らぎを得てどんどんと自分の意志に基づき身体が動きます。気がつくとこればっかりになっています。
 私たち人間は自然の一部。循環するという自然の在り方に委ねれば、迷った時に答えをくれるのはいつも「誠実」ということば。心静かに命を祝えば、原点に還るということですね。



必要だと思っている事、

やらなければならないと思っている事、

こうあるべきと思っている事。

たくさんあります。

でも、本当に?本当に?本当に?って10回問うてみると

いや、いらんかも、ということやモノがほとんどのように感じます。

必要ということの見方が変わります。

それは人によって違う事の場合もあります。

昨年の後半から、私はノートパソコンを持って歩くのをやめました。

持って歩けば仕事がすぐに進むから便利でした。

東京主張のある朝、

彼女(小さいAppleだから「姫りんご」と呼ぶ事がある)は目を覚ましませんでした。

結局2日後に自然に治ったのですが

その間に、いつでもどこでも仕事をしなくていいな、という気持ちに。

姫りんごちゃんはいつでも自由でいるといいよと教えてくれたようです。

処分しようとも思いましたが、時々、必要な時には開いています。


原点、本質、本心というものは

いつのまにか、本当に、気づかないうちに隠れてしまいがち。

みんながそれぞれに自分らしくいれたら

こんな楽しい事はないです。



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