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あした天気になあれ

太陽の輝く日も、雨降るときも、つれづれなるままに。          

Classical Hotel

2012-06-12 23:06:06 | 旅行・まち歩き
私、パーティーのゲームとかで賞品をもらったりしたことなど、これまで一度もなかったのだけど、去年の会社のクリスマスパーティーで、この手のゲームで初めて賞品をGet !それも(チームで)一位になって、一位の賞品の中から、宿泊券をもらったのです!その期限がまもなく切れる…ということで、週末は『箱根富士屋ホテル』に行ってきました。

富士屋ホテルは、そのクラシックな雰囲気に惹かれて、以前箱根の温泉に行ったときにお茶だけはしたことあるのですが、泊まるのは初めて。どこをとっても絵になる空間で、すごく素敵でした。時期的に、また週末だったこともあり、結婚式のお客さんもたくさん。皇室の方々や、外国の要人など、これまで様々な方を迎えているとのことです。










お部屋のお風呂も天然温泉なのですが、いわゆる温泉旅館ではないので、大浴場などはなく(6~7人くらい用の浴場はある)、でも今回はそれがメインではないので全然ok 。

お部屋も広く、またレトロな感じでよかったのですが、せっかくの素敵な建物なので、館内を歩いたり、しばしロビーでくつろいだり。夕食までの間に、これまた雰囲気のあるバーでゆっくりしたりしました。










今回の宿泊券は、メインダイニングでのディナーと朝食もつけてくれていたので、夕食はメインダイニングの「ザ・フジヤ」でコース料理をいただきました。食事の時間が17:45~と20:00~に分かれていたのですが、もちろん20:00からにしたので、どのテーブルも大人な感じで、落ち着いて食事ができました。どのテーブルの方も、みんなちょっとだけドレスアップした感じ。なかなかいいです。中に、とてもきれいな水色のジャケットに、赤い縁の眼鏡のおじさんも。その格好で普段道で見かけたらなかなか目立つ感じもしますが、いわゆる非日常的な空間では、なんだか一番しっくり、素敵に見えました。

翌日の朝食は、旧皇室御用邸の『菊華荘』にて。ここも趣があって、庭も素敵なところでした。 窓や天井のガラスの格子が、雰囲気をつくってます。







この季節、富士屋ホテルの庭も、お花も鮮やかでとてもきれい。ホテルの周りの、ここ宮ノ下の辺りは、通り全体がクラシックな感じ。とても好きな雰囲気です。 箱根はこれまで何度か行ったことがあることもあり、今回はあちこちたくさん動くってことはあまりしなかったのですが、ホテルそのものが素敵で、少しでも長くいたいという感じだったので満足でした。










今回とても気に入ったので、またぜひ行きたいな・・と思いました。今度は、同じようなクラシックホテルの軽井沢の万平ホテルや、日光金谷ホテルにも、ぜひ泊ってみたい!

港町、銚子へ 外川駅~海岸編

2009-06-21 00:06:28 | 旅行・まち歩き

さて、「犬岩」のあとは、銚子電鉄の終点の駅、「外川」へ。とってもレトロな駅で風情もたっぷり。ここはドラマ「ラスト・フレンズ」のロケでも使われたとか(私はドラマは見てなかったけど)で、ガイドのおばちゃんは、長澤まさみを見たといってました。「あの娘、可愛いのね~。」だって。そりゃそうだよ。 

待合所のこのベンチもレトロ感いっぱい。そしてこの時刻表・・、手描きです。

 

  

そして灯台でおろしてもらって、海岸を歩いたり、しばらく海をぼーっと眺めたり。ここら辺の海は岩もごつごつしていて、ちょっと荒々しい感じだけど、こんな海も私はけっこう好き。地元のおばちゃん、おじちゃんたちも、「どっからきたの」「こっちはまだ寒いでしょう」「これからどこにいくの」と気さくに声をかけてくれたりして。さっきのガイドのおばちゃんも、「ここらへんは仕事があまりないのよ~」と言ってたけど、でもそれでもみんななんかいい顔してる・・と思いました。見知らぬ土地の人に声をかけてもらって、それだけでなんかじんとしちゃったりして。私、最近ちょっと疲れてたのかも。

  

ここらへんはキャベツが産地と言ってたけど、こんな駐車スペースのさきっちょの海に突き出したこんなとこにもキャベツが。

 

銚子駅前は、駅前といっても6時半くらいでお店もけっこうすでに閉まってました。典型的な海辺の港町という感じ。イギリス・コーンウォールに行ったときのペンザンスの町に似てるなぁと。あそこも漁港の町で、6時過ぎるとお店も閉まってたりしたものね。具体的にどこがって厳密なものはなくても、なんとなくあそこで見た風景に似てる・・とか、何かを思い出す・・、とかそういう場所が少しずつでも増えていくのはいいなぁと思います。 

そして、また2時間かけて家に戻ってきました。今度いく機会があったら、もう少しゆっくり行きたいな。今度は、事前にあのおばちゃんのガイド、予約して、あちこちもっといろんなものを見たり、おいしいお店を教えてもらったり。滞在時間ほんの数時間だったけど、でも普段とは違う風景の中に身をおけてよかったと思いました。


港町、銚子へ 銚子電鉄~展望館編

2009-06-20 09:08:12 | 旅行・まち歩き

特に何か予定があったわけではないのだけど、なんだか急に無性に休みたい!と思って、急遽「あさっての金曜日の午後、お休みします!」とお休みをいただきました。当日まで何をするかも決めてなくて、早く帰って家の大掃除もいいかなと思ってたのだけど、せっかくだからちょっと非日常というか、いつもと違う空気に触れたいと思って、東京駅から電車にとびのり銚子に行ってきました。銚子にはこれまで何回か行ったことあってけっこう好きなのですが、最後に行ったのはもう10年以上前。東京から特急でも2時間。気軽に行くにはちょっと遠めだけど、逆にそれがちょっとした旅気分。平日の午後なので電車もすいていて、車中でお昼を食べたり、途中で少しうとうとしたりしているうちに、特急『しおさい』の終点銚子駅。東京では陽射しも強かったけど、東京より空気がまだちょっと肌寒い感じ。 

銚子に行くときは必ず訪れてた『地球の丸く見える丘展望館』に行きたかったので、そこから銚子電鉄に乗りかえ。前は車で行ったりしてたのであんまり覚えてなかったのだけど、銚子電鉄はほんの2両のまさにローカル電車で、中もとてもレトロな感じ。電車に乗り込むと、なにやら派手なお着物を着ている元気なおばちゃんがいるなぁと思っていたら、この方はボランティアで観光ガイドをされてらっしゃる方で、銚子駅から灯台のある犬吠駅までの間、車窓からの風景や、銚子の特産品のこと(キャベツが特産物なんだとか)、おすすめの場所とか、元気にユーモアたっぷりに案内してくれました。途中で下校途中の小学生の子ども達がわいわい乗り込んできたときには、気さくに話しかけてたり、ちょっと騒いでるとしかったり。「今はよその人が子どもを叱ったりなかなかしないけど、私は叱るのよ」とかいいながら。なんか地元のふれあいみたいなのを感じました。車内には兵庫県から観光でいらしているというご夫婦も。へー、そんな遠くから来る人もいるんだね。 

写真は撮れなかったのですが、この方(写真は銚子観光のHPから)。毎日乗ってるわけじゃないみたいなので、今回会えたのはラッキーでした。

青いお着物は、伝統工芸品でもある『萬祝着』というもので、萬祝とは大漁祝の慶事のことで、そのお祝いの引き出物を着物仕立てにしたものが萬祝着なんだとか。おめでたいお着物なんですね。 

車内にはこのような手書きの広告がいくつも中吊りされています。この手書きの広告というのも、特徴のひとつとか。

 

『地球の丸く見える丘展望館』は、灯台もある「犬吠駅」下車。でもそこから徒歩15分くらいかかるということで、事前にあまり下調べをしてこなかったので、どういけばよいものやら?と思っていたら、さきほどのガイドのおばちゃんの車中ガイドも「犬吠」までということで降りられていたので、聞いてみたら、「最近(といってもここ10日ほど)私も行ってないから、車で乗せてってあげるよ」と思ってもみなかった答えが。お言葉に甘えて乗せていってもらいました。 

展望館の屋上の展望スペースから見渡す景色はぐるり330度くらいが海で、初めて来たときには「海の向こうはアメリカなんだなぁ」(当時は外国=アメリカくらいに思ってたので)と思ったものです。遠くの水平線を見ていると、気持ちがなんとなく落ち着く感じ。でも、残念ながら今ごろの季節はもやがかかる季節とのことで、あんまりくっきり見えなかったのが残念。晴れていると富士山もきれいに見えるし、「東洋のドーバー」と呼ばれる屏風ヶ浦も、もっと美しいのだそう。残念。でもそれは次回のお楽しみということで。

SANTIAGOまで17,228km。なんか海の彼方に思いを馳せるようなロマンが広がる感じ。

ガイドのおばちゃんには、そこでも個人ガイドをしてもらって(なんとぜいたく)、そこから海岸線にも行きたかったので灯台の側でおろしてもらうまで、なかなか個人観光客の人にはあまり知られていないという『犬岩』や、銚子電鉄の終点の駅『外川駅』とかも寄ってくれました。 

この『犬岩』。ほんとに犬が海の方を見つめているみたいでしょう?この犬岩は、兄・源頼朝に追われた義経が奥州平泉に逃げる際に、海岸に残された愛犬「若丸」が義経を慕って、77晩鳴き続けてそのまま岩になってしまったという伝説の岩だそう。ご主人様を慕って遠くを見つめている犬の後ろ姿がちょっと悲しげですよね。この愛犬が主人を想って吠え続けたというところから、ここが「犬吠」といわれるようになったとか。銚子には義経伝説がいろいろあるそうです。

次はレトロな外川駅~灯台編です。


さくら便り

2009-04-05 23:48:22 | 旅行・まち歩き

先週末・・と思っていた見頃が一週間伸びて、週末は桜を見に行ってきました。2年ぶりに新宿御苑へ。春の暖かさで、何種類もの桜がとてもきれい。でも、木によってはここ数日の風でずいぶん落ちてしまってたり、逆にまだつぼみがいっぱいで咲ききっていなかったり、週末にすべて満開のピークがくるのはやっぱり難しいものですね。でも、風に花びらが舞って、やっぱり桜の季節はいいな。 

 

それでももこもこ。

 

 

種類の違うピンクと白の桜。新宿御苑には65種類くらいの桜があるそうです。

 

私の家の近くの桜並木もそんなにすてたもんじゃないんです。

花びらつかもうと手を伸ばしているみたい。

 

ようやく春本番。これから一番いい季節が始まりますね。風もふわりとあたたかくて。

 


癒しの時間

2009-03-21 03:15:47 | 旅行・まち歩き

最後の2ヶ月振り返りシリーズ。

3月の初めに、久しぶりに温泉に行ってきました!金曜日の仕事が終わってからということもあり、贅沢にも新幹線を使って箱根へ。1週間の仕事が終わって、1時間もかからずにリラックスタイムへ突入、というのもけっこういいものです。おまけにこれまた贅沢にも、今回温泉風呂つきの部屋を予約。旅館全体は団体客も受け入れるけっこう大きなところで、ロビーでは団体旅行中のおばちゃんたちといっぱいすれ違ったりするのですが、今回いくつかある風呂つきの部屋にしてみました(思ったほど高くなかったこともあり・・)。お食事処は別だけれど、テレビなどくつろぎスペースと寝室が分かれていて、そしてテラスにはシャワースペースと、お風呂と、そして温まった体を覚ますデッキチェアも。くつろぐには十分なスペースで、それだけでゆったりモード。少しお湯につかりたいというだけですぐに入れるのはやっぱり何より魅力(特にすぐに眠くなってしまったり、根がめんどくさがりの私にとっては・・)。チェックアウトが10時と早いのがちょっと難だけど、それでも前日ご飯食べてから、チェックアウトぎりぎりまで何度入ったかな。ご飯食べて、入って、テレビ見ながらちょっと飲みながらおしゃべりして、また入って、少しうとうとして、目が覚めて、また・・。風情ある景色や海を見ながらの露天風呂、というのではないけど、でもここのところの少々疲れていた体が癒された気がしました。。やっぱり温泉はいいなぁ。(写真はこれといったのがなく、残念ながらなし)。 

翌日は強羅にあるポーラ美術館へ。緑の中にたつこの美術館。初めてだったのだけど、今回この美術館もメインのひとつだったのです。・・というのも、『佐伯祐三とフランス展』をとても見たかったから。以前京橋のブリジストン美術館に一枚だけある佐伯祐三の『テラスの広告』という絵を見て彼の絵がとても気に入って、ぜひ他の作品も見てみたいとずっと思っていたのです。でも30歳でパリで亡くなった佐伯祐三の作品は、東京の美術館にはあまりないこともあり、まとまった美術展があればぜひ行きたいと思っていたので、今回はこれも楽しみでした。パリの街角で描いた、カフェや広告塔などの街の風景。ものすごい勢いで描き続けたのだそう。筆の勢いを感じました。ブリジストン美術館所蔵の『テラスの広告』も今回来ていたのですが、やっぱりこの絵、とっても好きです。油絵なのに「線」に近い感じで描かれてるところもあったりして、なんか日本人離れしたかっこよさ。 

 

今回佐伯が影響を受けたヴラマンクやユトリロの絵や、逆に佐伯が影響を与えた画家の絵もいくつも展示されていて、とても興味深かったです。佐伯やユトリロのパリの街角の絵を見ていたら、またパリにも行きたくなってきましたこれだけでも十分だったのですが、小企画展として展示されていたレオナール・フジタの『小さな職人たち』も、とっても興味深かった。科学者や魚屋さん、歯医者や掃除夫・・たくさんの職人たちが子どもたちの姿で描かれているユーモアたっぷりの作品群で、これもとてもよかったです。 

気づけばあっという間の短い旅でしたが、日常からつかの間離れて、とてもリラックスできて、満足。やっぱりたまには日常からちょっと外に出るのは、とても大事だなぁと改めて思いました。それにしても箱根登山鉄道からの車窓の風景。山や谷は一面の桜の木。桜の季節はものすごくきれいなんだろうな。桜の季節にもまたぜひ来てみたいと思いました。  

・・といったところで、ほんとはもっといろんなことがあったり、考えたりしたこともあったと思うけど、とりあえず振り返りシリーズはここまでにしようと思います。さぁ、ここからはまたできるだけ更新したいな、と思ってます。


ふるさと祭り

2009-01-12 22:55:18 | 旅行・まち歩き

お正月休みが終わってさっそくの3連休。先週は身体の痛みと熱で新年早々やられてしまい、ちょっと泣きたくなる感じでした。せっかくの3連休ですが、前半は横になったりして家でゆっくり過ごし、少しよくなったかなと思ったのでちょっとは外にも出たいかも・・と、東京ドームで開催されていた『ふるさと祭り東京』というのに行ってみました。この間日テレのお天気のコーナーがここから中継されていて、全国各地の名産品や食べ物の屋台もたくさん出ている感じだったので、おもしろそうかも・・と思い。 

夕方から行ったのですが、それでもけっこうな人で会場はとても混雑、賑わってました。各地の名物料理や特産品の屋台もほんとにたくさん!興味のある食べ物はいっぱいあったものの、そんなにいくつも食べられなかったけど、見ているだけでも楽しい。ときどき気になるモノをちょっと試食させてもらったりして。 

こんなにたくさんの屋台が。私の実家のある千葉県某市のブースも。え、うちの地元の名産品ってなんだっけ?まちの名前をつけたお茶やお菓子を出しているらしい・・。がんばれ、と思わず応援。ちなみに私はいろいろ迷った結果、ちょっと気になった鹿児島黒豚ラーメンを食べました。

 

今回のイベントはふるさとの味、だけじゃなくて、ふるさとの祭りも。メインステージでは、迫力満点の日本の祭りが。私が行ったときは、阿波踊りをやってましたが、すごい熱気でした。 

 

そして会場のシンボルとなっていたのが、青森・五所川原市の『立佞武多(たちねぶた)』。7階建てビルの高さに相当するのだとか。大きい!そして色鮮やか。 

 

日本の祭りもいろいろあって、そこにはおいしい食べ物もあって、それがほんとにその土地その土地で様々で、いろんな祭りを見て、その地方の人々のパワーをもらいたいな・・と思いました。 


新緑の城下町へ ~街歩き編

2008-05-07 01:17:24 | 旅行・まち歩き

さて、翌日は新幹線の時間まで金沢市内観光に出かけました。私は15、6年前くらいに金沢・能登・輪島方面を一週間位かけて一度旅行しましたが、今回はそれ以来ぶり。さすがにほとんど覚えてませんでした。  

今回行きたかったのは、まずは海の幸を食べる!一日目の夜は、駅の近くのお店でお鮨、次の日は活気ある近江町市場の中にあるお店で海鮮丼をいただきました。具が丼から溢れんばかりに盛られているようなガイドブックにも載っているお店は軽く1時間待ちということだったので、そこは諦め、その隣の店に行ったのですが、十分美味しかったです。 市場はヒト・ヒト・ヒトであふれていて、とっても活気ありました。

 

そのあと、食べたあとの運動もかね、金沢城公園から兼六園、武家屋敷趾と、いわゆる観光コースをぐるりと歩いてまわりました。 ツツジや菖蒲、カキツバタなどが日本庭園の落ち着いた雰囲気にぴったり。苔と水、そして石灯籠など、ほんとに風流だなぁと思います。  

この島、何かに似ているなあと思ったら、そう亀。首があって、甲羅があって。 

 

庭園の中を流れる水は、透き通っていて、きれい。  

金沢城公園から下を見下ろせば、こんなに緑深く、そして遠くには雪をかぶった山々も(写真じゃちょっとわからないけど)。  

 

武家屋敷趾の区域にある日本家屋の瓦は見事。しかし旧藩主の家々のなんと立派なこと…。ため息が出そうなくらい。  

俵屋のじろ飴は絶対自分へのお土産に買おうと思ってました。砂糖を使っていない自然な甘さの水飴はとても美味、なのです。  

最後の方はほんと駆け足になってしまい、もう少しゆっくりしたかったけれど、仕方ないですね。金沢郷土品の金箔入りの化粧品も買えて満足。  

金沢は前田家のお殿様の城下町。街全体が今もその歴史の上に息づいていて、人々はことさら意識することなくその中で暮らしている感じ。NHK大河ドラマ『利家とまつ』は私は見ていなかったのですが、放映当時はきっと今回の音楽祭以上に街全体で盛り上がっていたに違いない。私ももう少し勉強したくなりました。 

というわけで、あっという間の短い金沢旅行でしたが、初夏の日射しの中楽しい時間を過ごしました。帰りの新幹線は見事に爆睡…。 

【追記】終わってしまうのが淋しくて、東京の最終日の6日も夕方と夜の公演2つ、当日券をとって行ってしまいました。 そして、かっこいいな~と思ってたロシアのピアニスト、ベレゾフスキーのサイン会が!もちろん並びました。「あなたの公演、とっても素晴らしかった!」と一言言うのが精一杯だった…。  

今音楽祭の最後の公演では、みんな名残惜しくて立ち上がっていつまでも拍手を送りました。あー、祭りが終わってしまうのは淋しいなぁ…。


新緑の城下町へ ~『ラ・フォル・ジュルネ金沢』編

2008-05-06 22:59:56 | 旅行・まち歩き

GW後半2日目の日曜日はいいお天気。北陸の城下町、金沢へ行ってきました。新幹線と特急を乗り継ぎ4時間。最後はお尻がイタくなってしまったけれど、東京駅で駅弁を買い込み、旅気分。  

金沢駅に着いたら、既に駅構内には明るいクラシックの曲が流れていて、コンコースでは特設会場もできていて、街全体でこの音楽のお祭りを盛り上げている感じ。そういえば、昔東京駅でも、毎週金曜日に駅の構内でクラシックミニコンサートなどやってましたね。東京でもまたそんなのも復活すればいいのになと思いました。  

それにしても金沢駅前広場のこのガラスのドーム、すごい。正面の鼓門とともにデザインもすばらしい。  

 

音楽祭の会場となったホールは駅のまん前。東京ほどではないけれど、ホールの前にはテラスができ、夏のようなお天気の中、ご年配の方から、家族連れ、たくさんの人が楽しんでいました。 私たちは全席自由席の一公演を除き、指定席を取って行ったのですが、自由席、もしくはマルチパスを持っている人は公演ごとに整理券をもらって引き換えなければならず、そうするとひとつの公演が終わるとみんな一目散にダッシュして、次のところに並ばなきゃいけなくて、たいへん。余韻に浸るどころではなくて。立ち見席も出る大盛況でしたが、やっぱり指定席じゃなかったら大変だ。ごはんも食べられないもんね。 

肝心の公演は、地元金沢のオーケストラ・アンサンブル金沢の公演をメインに4公演行きました。オーケストラの総監督、そして金沢にこの『ラ・フォル・ジュルネ』を誘致した、指揮者の井上道義さんの圧倒的な存在感というかオーラがものすごかった…というのが第一印象。団員も日本人だけでなくヨーロッパ系の方もたくさんで、おまけに客席に笑いかけたりして、とってもフレンドリーな雰囲気。観客もアーティストもこのお祭りを存分に楽しんでいるという感じがしました。

 

ソリストがいるピアノやヴァイオリンの協奏曲は、やっぱりとても華やか。アンコールも出るくらい、拍手も鳴りやみませんでした。あとで地元の新聞を読んだら、この日の一面はこの音楽祭の記事でした。地元の人だけでなく、こうして東京や別の所から来る人もたくさんいるみたいなので、経済的効果もかなりのものですね。実際駅前のお店(飲食店)もとても賑わっていて、新聞も『音楽祭 特需!』と見出しがついてました。きっと来年は今年以上に盛り上がるんじゃないかなと思います。  

ベイルート出身のピアニスト、アブデル・ラーマン・エル=パシャさんのサイン会。 初めはサインは貰うつもりなかったんだけれど、サイン会にしては列が短かったので(10人ちょっとくらい…?)、これじゃちょっとかわいそうかも…と思い、彼のピアノも聞いたことだし、じゃあCD買おうかってことで行ってみたら、既に在庫なし。サイン会開くアーティストのCDくらいもう少し在庫揃えておくべきなんじゃないかなぁ?パシャさんも「え?もう終わり?」って顔してました。気の毒だー。 

この日最後の曲は、ヴァイオリニスト庄司紗矢香さんとオーケストラ・アンサンブル金沢のベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』。カーテンコールが終わって、団員たちが舞台袖に帰ったあとも、拍手がいつまでも続いていました。その後ホテルのラウンジでお茶を飲み、つかの間余韻に浸りました。音楽に包まれたほんとに楽しい一日でした。 翌日はあまりたくさん時間はなかったのですが、金沢観光をしました。それについては、また次回。


春のウォーキング

2008-03-03 01:39:33 | 旅行・まち歩き

なんだかとっても体がなまっている!ということで、またウォーキングを再開しました。思えば約1年前に始めたウォーキング。いつものごとく形から入る私は、シューズとウェアをまずはじめに買ったものの、案の定なんとなく続かなくなってそのままに・・。でも、徐々に暖かくもなってきたし、よし!とまた再開しました。週末は寅さんで有名な柴又帝釈天~矢切の渡し(渡らないけど)、そして川の土手を2時間くらいウォーキングしました。土手はサイクリングコースにもなっているので、サイクリングをする人たち、そしてもちろんジョギングをする人たちもたくさん。川原では少年野球のチームが何組も試合をしていて、なんかいい風景 ― 。もともと川とか水の側が大好きなので、すごく気持ちいいです。体も伸びる感じ。なんてことない住宅街を歩いて、その町ごとに違う空気や景色、日常の風景を見るのもとても好きなので、帝釈天近くの普通の住宅街の風景もとても楽しいです。昔ながらの瓦屋根の家がまだまだ残ってたり、職人さんたちが働く畳屋さんなどがあったり。 

ようやく春らしくなってきたので、これからもどんどん歩いて体を動かしたいなと思います。 

            


世界にひとつの○○博物館

2007-12-02 00:46:47 | 旅行・まち歩き

今回もまたまた街歩きシリーズ。目黒通りを歩いてたら、こんな博物館がありました!

その名も『目黒寄生虫館』(-。-;)。その言葉のあまりのインパクトに、思わず立ち止まってまじまじと眺めてしまいました。。寄生虫の博物館は世界にここしかないのだそう。確かにこういうもの研究している人はいるのだろうけど、その博物館って何が展示されているんだ・・?とコワいものみたさでついふらふらと中に引き込まれてしまいました。もちろん中は広くはないのだけど、意外に人がいたことにまずビックリ。週末だったこともあって、家族連れやカップルとか。へー。

肝心の展示物ですが、やっぱり少々グロテスク。ホルマリン漬けされた寄生虫の展示や、そして2Fにある8.8メートルのサナダムシ・・。たまたま幼虫がいたマスずしを食べた人のお腹の中で成長してしまったのだとか。自覚症状はなかったとのことだけれど、うーん、実物を見るとさすがにぞぞっ(お食事前後だったらゴメンナサイ)。2Fには、世界の寄生虫が他の動物や虫を媒介としてもたらす病気などについて、パネルで展示されてます。寄生虫による病気で鼻がくずれてしまった顔の写真や、西郷隆盛もかかったといわれるフィラリア類の寄生による象皮病で隠嚢が足元にまで腫れ上がった写真などは、けっこうショッキング。世界には怖い病気がほんとたくさんあります・・。

寄生虫は皮膚や口から入るケースがほとんど。普段口にする食べ物も、よーく洗ったり、火を通したりしなきゃいけないなぁ・・とあらためて思いました。

追記) 私はこの博物館、偶然見つけて思わずなんだこれ、と立ち止まったのだけど、TVで紹介されたりとか実はけっこう有名みたい。ミュージアムグッズまで売られていたのは、ちょっと苦笑・・。でもけっこうみんな手にとってたけど。