ベルギー2006 最終週

朝ひどい霧で、何も見えない。タクシーがこの街では貴重品だって言っているのに、前日に予約しないお馬鹿な外国人が、タクシー乗せてと無理やり頼み込んできて相乗りさせたら、全く逆方向が行き先立ったので、えらく遠回りして会社に着いてもう辟易。そのうえ、ベルギーは今週末からクリスマス休暇＋年末年始休業で1月3日までの休みに入る。だから今週は今年最後の週なので誰もがテンぱってる。

わがプロジェクトは既にお客が付いていて、待ったなしのスケジュールになっているのに、あと数日しかない今年の日程では到底終わりっこない仕事の山を皆抱えている。しかし、誰も自分からは間に合いませんと弱音を吐かない。

今のプロジェクトでメカ設計者は、私を含めて4人。私がクルマで言えばエンジン部分を担当しているので、他の3人と密接に関係するがゆえに、あれやってくれ、これやってほしい、これ変更したい、これ日本と連絡取りたい、これどうしよう、あ～ここ具合がよくないから変えよう、などなど１対３では激しく分が悪い。それにプロジェクトマネジャーも加わって1対４の戦い。

なにせ工業水準が日本に較べて低いので、大田区で簡単に出来ることが、ここでは出来ない。そのために日本企業だったら「古代の遺跡から発掘されたの？」と言われかねないようなダサイ設計をしなくてはならず、激しくストレスを感じます。そこにきてこの最終週。もうどうしましょう。我慢大会は木曜日まで続きます。

しかし日本オフィスは年明け8日まで休み＠b-Stream