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胃カメラを飲んだよ!

2008年06月13日 | 医療
先日の雨により広島県も「梅雨に入ったみたい」宣言が出されました。
が、皮肉なことに翌日から晴天続き。  今日も朝から天晴れ・天晴れです。
本日の記事は一週間前に胃カメラを飲みましたのでその体験記を掲載致します。
飲んだことの無い人はこれを参考にしていただければ嬉しい限りです。

 先日社員検診の一環で胃カメラを飲みました、と言っても最近出てきているカプセル式の飲み込む物ではなく例の口から管がするすると入っていく奴です。
奴といっても人ではありません。(ちょっとくどい)
 まずは受付を済ませ、内視鏡室へ入りました。 
先客が居ますのでちょっと待ちます。
テレビがついており、雑誌等も置いてあります。
顔見知りの人が居たのでちょっとおしゃべり。
朝から(正確には夜中から)水分を撮っておりませんのでそろそろ咽喉が乾いてくる。
 「〇〇さん」呼ばれました。 いよいよ自分の番です。  
 背もたれ式の椅子に座って、最初にコップに入った少量の薬品を飲みます。
ウ~ン、まずい。 もういらない。
 ほんの10ml程度なのですぐ飲めますが。
そのあと、口を大きく開けて(ア~ン)、注射器?で半固形(要はゼリー状)のものを舌の上にポトリ、と垂らされます。  その状態で約3分?
 鼻が通るようになってまだ日が浅いので(先日まで花粉で鼻づまりでした)しんどい。
何度ものどをごっくん。 といっても飲み込んでいる訳ではありません。
看護師さんに「吐き出して下さい」といわれると「ホッ」としてペッ、と吐き出しました。
 次は注射。  これはウェッとならない為の注射。  右に左に打たれました。
舌は先ほどのゼリーで痺れ状態。  注射で今度は意識朦朧。
前の人が終わったのでいよいよ私の番。
 いま部屋へ入ってゆきます。
 診察台に横になってベルトを緩めるように指示がありました。
横向きになって持参したタオルを口の部分の下の方に置いときます。  ヨダレ拭きです。
口にはマウスピース?を咥えます。
そしていよいよ胃カメラが入ってきます。
 意識が朦朧のせいかウェッとはならず、スムーズに入っていきました。
ちなみに私は昔はこのウェッが嫌でレントゲンを受けていたのですが、バリウムを飲むのはつらいし、ゲップは我慢しないといけないし、ここで影があると言われたら結局胃カメラを受けないといけないのでそれなら最初からこれを受けた方がいいじゃん、と言うことで最近はこれを。
待っている他の人も同じ事を言っておられました。
 だから胃カメラで嘔吐反応が心配な人は看護師さんに言われれば、こういう注射等で反応を鈍らせられますのでご安心を。
ちなみに経鼻内視鏡これは口からではなく鼻からカメラを入れます。(詳細はホームページ上に記載しております。  興味のある方はご一読を)  
これだともっと楽なのですが私は鼻が敏感なのでアウト。
閑話休題。
 時間にしてどれ位カメラが入っていたのか分かりませんが、カメラが抜かれていきました。
そのあと医師の話を聞いて終了です。
 食道の方に何か出来ているけど小さいし、様子を見ましょうということで無事終了です。
さすがに眠いのでちょっと横になりましたが5分ほどで復活。
さっさか仕事に戻りました。
でもこれは個人により症状は異なりますのでゆっくり横になって休んで帰られる人もいます。
車の運転をして居眠り運転で事故でも起こしたら大変ですからくれぐれも無理はしないように。
内視鏡室には3人位横になれるベッドが置いてありまますのでしんどい人は遠慮なく申し出るようにして下さい。
(当然一人ひとり別々で横になれます。 カーテンで遮断もされます)

<ハチドリの独り言(読書日記)>
東周斎雅楽作、芳崎せいむ画小学館全4巻。 定価505円(税抜き)
本日は書籍ではなくコミックスの紹介です。
 舞台は中央のテレビ局で過去にドラマをプロデュースしていた主人公が失敗から左遷されて旧社屋のビル地下のテレキネシスで悩みを抱えた社員等が来てそれに答える映画を選んで上映する。
ここに新入社員が配属されてゆるやかに物語りは進行します。
癒しや叱咤激励があり、登場人物もそして読者も頑張ろうという気になります。
 一話完結ですが4巻では連作形式になっています。
その4巻では主人公がドラマ制作に戻り、次のテレキネシスの主人(ご想像のとおり新入社員)が元の主人公を励まし、そして展望が開けて終わりを迎えます。
 絵も雑な描き方でなく好感が持てます。
時に涙して時に笑いあり、お薦めします。

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