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バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

・東武バスセントラルの新車 いすゞエルガEV 6181号車

2025年03月03日 | 気の向くままに、、


検査標章2月。東武バスセントラルの新車、いすゞエルガEV、6181号車です。



関東では、東武バスセントラルが初運行になったエルガEVに乗車してきました。

ちなみに私は、エルガEVが展示された、ジャパンモビリティショーには行っていないので、全てが初めてのエルガEVです。



特長は、なんといってもフルエリア・フルフラットの車内。

インアクスルモーターを採用し、全てのフロアでフルフラットが実現しました。実際に最後尾まで歩いた感想は「凄い!」の一言です。これまで、中ドアより後ろが、ひな壇となるタイプや、通路がフルフラットとなるタイプは存在していましたが、ノンステップバスで、フルエリア・フルフラットは、このエルガEVが初めてになると思います。



後輪のタイヤハウスは大きめ。

タイヤハウスは前輪よりも大きく、通路幅は広くありません。さすがにダブルタイヤだとしても、これほどの幅はないので、おそらくモーターだと思われます。通路フルフラットを採用しているBYDのK8、2.0(インホイールモーター)も、同様に通路横までタイヤハウスがあるので、もしかしたら足回りにモーターを付けたバスの宿命なのかもしれません。後輪部分の通路幅をどうやって確保するかは、今後の課題になりそうです。



最後尾は、向かい合い座席。

それなりに足元スペースは確保されています。個人的な感覚では、後ろ向き座席を前向きにすることも出来そうですが、そうなるとフルエリア・フルフラットではなくなってしまいそうです。



タイヤハウス部に座席を設けていないこともあり、座席数が少ないのが今回のエルガEVの伸びしろですが、EVノンステップバスの開発でフルエリア・フルフラットを目指した姿勢は素晴らしいと感じます。推測ですが、これをベースに座席数の多いタイプを作ろうとすれば、きっと可能なのではないでしょうか。もしも最初から、ひな壇のEVを目指していたら、そこからフルエリア・フルフラットの実現は難しかったでしょう。今は、このタイプをどうやって活かすか、どうやって発展させるかが、重要だと考えます。

最後に、走行時の静寂性は高いです。特にクリープ走行をしている時は、本当に無音で走っていました。

6181号車 足立200か4568
  

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