
2014年9月30日の東京発をもって、エムケイ観光バスが運行する「MKナイトシャトル」(東京ディズニーリゾート・新宿~京都・梅田・神戸間)が運行を廃止しました。
画像は新宿センタービル内にある高速バスの待合所です。

高速バスのブランドが並んでいます。「MKナイトシャトル」の高速バス西新宿からの受付はこの場所で行っていました。

高速バス西新宿22時30分発のMK202便、神戸行きが停車中です。

エムケイ観光バスの乗合バスが新宿を発着するのは、この日が最後となりました。

運行最終日のMK202便が発車しました。この45分後にはMK102便もありますが、遅くなるのでMK202便の発車を見送り帰宅しました。

「MKナイトシャトル」は、エムケイ観光バスが企画・実施する高速ツアーバスから始まり、2013年7月31日の高速ツアーバス乗合移行期限に伴って高速乗合バスへと移行。その後、1年2か月間運行しました。乗合化後は東京ディズニーランド・横浜駅経由のMK201・202便と、東京ディズニーシー・南草津駅経由のMK101・102便の2往復を運行し、2014年6月18日からは全便全座席コンセント付き車両となりました。
高速ツアーバスから乗合移行した高速バスで、休止や他事業者へ移管したブランドはありますが、正式に「廃止」と表現したブランドは初めてではないかと思われます。
追伸:コメントのお返事遅れてすみません。
最終便は、エアロクイーンⅡの1602号車が担当していました。
コンセントをつけたり、関西側でキャンペーンも行ったりと今年になって動きが激しかった路線のひとつですが、まさか東京で見れなくなるとは思いませんでした(^_^;)
他の4列路線よりも値段が高いですが、接客・対応など非常に丁寧なことを耳にしてただけに、廃止は少し寂しいですね。
そうでしたか、あの日はお近くで見られていたのですね。
コンセント付けてから廃止が決まるまでアッという間でしたね。ハートシャトルもそうですが、MK観光バスは決断が速い事業者だと感じます。バス以外にも事業を行っているグループなので致し方ない面もあると思いますが、特にナイトシャトルは苦労して乗合化したのだから、もう少し続けても良かったのでは・・と思う反面、生活路線ではなく、参入も退出もしやすい自由競争が今の制度なのだから、このおかげで業界が活性化している面もあるのかな・・・とも思います。
路線廃止によって、TDRや西新宿など、貴重な停留所枠はどうなるのでしょうね。
人件費以外に目を向けてはまずい人もいるようですが↑
数年前、私は神戸ポートピアホテルに宿泊した際、駅からホテルまで、エムケイ観光バスの送迎バスを利用しました。往復共に親切な運転士さんで、感動しました。
同社のバスが東京まで運行されていたのですね。知りませんでした。一度利用してみたかったです。
それでは。
>Unknownさま
私の答えの出ない疑問なのですが、JRのように三ヶ日で交代すると、どれくらいに人件費の削減になるのでしょうか。ワンマンにしても、1便の運行で考えると運転手さんが2人必要になるのはかわりませんし、更に拠点に人員を配置する事を考えたら、果たして人件費の削減になっているのだろうかと・・・。
単純に削減する事だけを考えたら、三ヶ日のような中間ではなく、もっと端によせて片側1往復、片側1,5往復担当(距離的に可能かはわかりませんが)した方が人件費の削減になりそうです。
ただ、三ヶ日のおかげで運転手さんの負担軽減になっている面はあるのではないかと思います。実際の運行はわかりませんが、計算上は東京~大阪間夜行ツーマンで3日拘束なのが、三ヶ日で折り返す事により2日で済みます。
あと、バス関東も西日本JRバスもお互いに運行委託を行っているので、そういう意味では中間地点の三ヶ日の方が都合が良さそうです。
一時期はハートシャトルとナイトシャトルの2路線を運行し、乗合の拡大をしていましたが、最後はどちらも撤退しました。
私も乗車した事はなかったのですが、撮影していると2便続けてやって来るのをおぼえています。
タクシーでは接客等有名なMKですが、貸切事業を経て都市間輸送はツアーから参入していますね。
路線に変わり約1年と1ヶ月の運行は、短かったと感じます。
路線バスの壁を越えられなかったかもしれません。
今、気付きましたが、エアロクィーンを使用していたのですね。
クイーンはUFCのMS8もいました。あとはエアロバスとか。
ハートシャトルの方はUD西工とかも。貸切からの転用だと思います。