
愛知県小牧市、桃花台ニュータウン内にある中央自動車道のバスストップ、桃花台・中央道桃花台です。2006年9月をもって廃止になったピーチライナーの桃花台東駅から徒歩数分の場所にあります。

JR系バスの停留所名は中央道桃花台、名鉄系バスの停留所名は桃花台を使用します。

名鉄系バスの時刻表(2014年3月現在)。平日の7時台には14本の名鉄バスセンター行きが発車します。

朝7時過ぎ、飯田から信南交通が到着しました。

栄を経由する名鉄バスセンター行きです。名鉄バスセンター~桃花台間は予約出来ませんが、空席があれば乗車できます。

信南交通が発車。朝の桃花台バスストップは名古屋市内へ向かう通勤客で行列ができます。まさに通勤高速バスですね。

続いて到着したのは可児車庫からの東濃鉄道。

東濃鉄道の便は栄のほか、錦通本町、伏見町を経由して名鉄バスセンターへ向かいます。
廃止されたピーチライナーの桃花台東駅からも名鉄バスセンター行きの高速バスがありますが、桃花台ニュータウンを循環したり、小牧駅を経由してから名古屋市内へ向かうので、桃花台バスストップ周辺でしたら、こちらの方が利便性が高いようです。

桃花台バスストップ近くにある桃花台バス停前ロータリーです。この場所はかつてピーチライナーの車両基地だった場所です。小牧市が整備をしてバス停利用者の送迎用ロータリーと民間のパーク&ライド施設を設置しました。ちなみに屋根のある場所はバスの停留所ではなく、送迎車の乗降場所です。

画像では見えにくいのですが、桃花台バスストップの時刻表(2014年3月現在)が掲出されていました。高速バスは名古屋方面だけではなく、多治見、長野、山梨、新宿、東京方面へもあります。

送迎用ロータリー。階段を登ると桃花台バスストップに向かう事が出来ます。

民間の駐車場があり、パーク&ライドに対応しています。

月極め駐車も出来るようです。

桃花台を発車した名鉄バス。奥に見える高架は廃止されたピーチライナーのものです。
軌道系の公共交通機関が無くなってしまった桃花台ニュータウンですが、鉄道駅へのバス、パーク&ライド対応の高速バスストップと、移動の選択肢は多くありました。
<撮影2014年3月>
切符売り場で普通に桃花台までと言ったら何事もなかったように発券してくれました。
むしろバスのほうでたくさんの選択肢があるので困りませんね。
でも大きな渋滞にはまれば名古屋市内までの時間がかかりそうです。
東京圏(首都圏)でも対応しだいでこのようなバス停やニュータウンみたいなものを作れそうですね。(例中央高速バスの新宿高速BTから中央道八王子までの通勤通学需要や常磐道高速バスやつくば号の八潮(埼玉県八潮市)パーキングから東京都心(浅草や上野駅・東京駅)や東名・新東名高速線の急行便や一部の特急(超特急)便の東京駅から東名厚木もしくは東名伊勢原や小田急箱根高速バスの新宿駅西口(ハルク前)から東名厚木や東名伊勢原までの通勤通学需要など)
昔からバスストップが使われていました。
当時の名称、中央道特急バスの飯田線と伊那
が使用していましたね。
その後、東濃鉄道が可児地区などから路線を開設して現在に至っています。
名古屋都心に乗り換えなしで行けるので、すっかり定着しています。
朝の通勤時間帯は利用客でいっぱいです。
ここに高速道のBSを活用するヒントが隠されています。
元八王子バス停から始発にしようとしたら相模湖以西から高速に乗って来なければならず、非現実的です
地域は少しずれますが、西東京が都心への通勤バスを運行してます
東名方面でも東急が都心への通勤バスを運行してます
小田急箱根高速バスは朝に御殿場始発便、夜も御殿場どまりがあれだけ設定されているのは、すでにそうした需要が多く、それに対応しています
>みどりさま
>Unknownさま
桃花台の場合はピーチライナーの車両基地がBSの横にあったのも転用しやすかった点かもしれませんね。このような施設は、自治体が負担するのか、事業者が負担するのか、そのような問題もありそうです。