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もと釜山市観光振興課勤務の日本人がお伝えする韓国や釜山の密着情報

釜山東莱にある薬膳韓定食のお店 貞林

2013-01-08 | 耳寄り情報

最近ちょっぴりブログの更新ができるようになりました。

こんにちは、きのこで~す。

釜山の東莱というと、昔の釜山の中心地でありました。文禄慶長の役があったころは多くの合戦が行われた場所も近くにあります。

かと思えば、全国から湯治に来たという東莱温泉があったり、ロープウェイで釜山の鎮山である金井山の中腹まで登れる金剛公園があるなど、このあたりもなかなかおもしろいところです。

釜山観光といえば西面や国際市場、チャガルチなどを思い浮かべる方も多いと思いますが、足を伸ばして梵魚寺や、温泉、釜山大前のショッピングストリート、釜山の歴史をたどる博物館などがある東莱区をたまにはじっくり観光されてもいいのではと思います。

そこで、東莱区役所の近くにある老舗をご紹介します。今回は北九州からマスコミの方々が来られ、ご一緒させていただいたのですが、お昼にみなさんのお体も考えて、薬膳韓定食で有名な「貞林」(ジョンニム)を取材していただきました。

社長さんもとっても熱心に説明してくださり、料理の一つ一つに社長さんの真心と、健康になってほしいというメッセージが感じられ本当に感動なお昼をいただきました。

まず最初に韓国では、お茶の代わりに、おこげをつくりお湯を足して煮た、そば湯のようなお湯が出てきました。あったかい湯飲みを触っていると冷たかった手も温まりました。

お昼は1万6千ウォンの薬膳五穀定食がおすすめだそうです。 

  

~~~昔もらったパンフレットに紹介されているのは。。~~~

自然に似た料理 ー貞林ー

鄭英淑の薬膳料理の特徴

季節ごとに、その時期一番効果がある野生の草の葉や根、実など100種類以上の薬酢を5年以上発酵、熟成させてつくられた酵素は酢や、和え物、煮物などの全ての料理の基本になっています。

化学調味料に慣れてしまった現代人に、私たちの先祖から伝承されてきた自然の味を再現させ、韓国の食文化を世界化することにも一役買っています。

 

東莱本店

哲学が生きている料理

ストーリーがあるお膳

先祖の美感美学を再現、舌が望んでいる刺激的な味でなく、体が望んでいる深い韓国の味を出す。

 

新世界デパートセンタム店

純粋な韓国産の豆と材料だけで5年以上熟成、発酵させた味噌、唐辛子味噌、醤油などで調理した漬物類、キムチ、その他のおかずと18種類以上の薬効がある材料だけを厳選してつくった薬膳ビビンバが味わえる。

忙しい現代人にも韓国伝統料理をテイクアウトでき、健康なお弁当文化を定着させることを目的にする。酒類もいろいろある。

 

薬食同源

食べもので治せない病気は薬でも治せないと言われる。食事を疎かに考えていると病気になり、病気になっても食事で治すことができるという意味だ。疾病を治療するために使用する薬物と日常的に摂取する食物の根源は同一だ。体が拒まない食品、きちんとした食事が最高の主治医である。

もしこちらのお店に行かれる場合は、予約をして行かれることをおすすめします。(韓国語ですが~~^^)

厨房が忙しいときは電話をあまりとられません。

午前中早くとか、お昼休みぐらいにかけられるといいですね。^^

051-552-1211 あるいは観光案内電話1330に電話して、代わりに予約をしてもらってもいいですね。

 

 こちらが料理研究科家の社長さんで、鄭英淑さんです。とってもきれいで雰囲気のあるかたでした。

 こちらは入口入ってすぐの中庭。この甕のなかに貴重な酵素や味噌、醤油などが眠っている。もちろん本物は手が届かないところに。

 道がわかりにくいので、参考までに。目の前の赤文字は東莱市場と書かれています。ここが5字路になっていますが、この手前、ウリ銀行の向かい側にあります。

 

中に入ると、素敵な門構えのお店が見えます。


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