日本の自然派ワイン / Japanese natural wine

2021-06-28 | (自然派)ワイン / (Natural) wine
~日本ワインのお勉強~

某所にて、
ドメーヌ・ポンコツの
「まどぎわ2017」をいただきました。

一緒にテイスティング
させていただいた生産者さんが
アロマを確認して一言、

「補糖の上白糖、多いなぁ!!」

ご自身の経験を振り返り、
「もう少し加減すればよいのに...」

この、ふんわり/もわっと!?
"綿あめ"っぽい香りは
『補糖』由来のもの、とのこと。

勉強になります!!

※僕はワインのド素人なので、
 栽培や醸造に関することは
 まるでわかりません。

だけど、素人だからこそ
原理的に考えて、
とても疑問に感じるのです。

「どうして
 "自然派ワイン"にも
 砂糖を加えるのだろう??」と。

~全然"自然"じゃないじゃん!!苦笑

【確認】
販売店のお師匠さんに
お聞きすると、

(特に、フランスと比較した)
日本ワインを取り巻く環境について
説明して下さった上で、

「あんまり考えすぎると、
 ワインが美味しくなくなるよ!!」

「そーゆーもの。
 この味/生産者を好きな方も
 いるのだから私はディスらない」

そして、諸々の経緯から、
「日本ワインに対しては、
 一定の距離を保っている」と。

【学んだこと】
ワインは農作物なので
猛暑や冷涼な地域など、
気候に左右される要素が多い。

厳しいヴィンテージでは、
フランスでも生産者を守るために
『補糖』を認めることも。

※このような農作物としての
 背景を知らずして、一概に
 否定するのはナンセンスですね!

【一方で・・・】
お師匠さんにご教示いただき、
唖然としたのは、

『補糖』及び『補酸』について
申告するか否かは、
「生産者次第である」と。

エエーッ??

(これ以上は、差し控えますが)
小布施ワイナリーの
「サンシミ」シリーズのように、

できる限り
自然なワインをつくる
生産者の"モラル"の問題として、

ラベルに明記ほしいものです☆

※僕ら消費者にとって
 間違いなく嬉しい情報であり、
 生産さんへの信頼が高まります。

・・・つい熱くなってしまいました!!

※ご参考※
日本の自然派ワイン
/ヴァン・ナチュールについて、
「日本ワイン.JP」さんの投稿

とても勉強になります!

【もう1本】
~日本ワインのお勉強~

農楽蔵の
「ノラ・ブラン・フミヅキ 2017」
もいただきました!


これまでに飲んだことのある
カジュラルライン
「ノラポン・ブラン」は、

生産者さんの意図する通り!?)
『北海道らしい溌剌とした酸を
 もちつつ、白と泡は
 アロマティックな辛口』。

確かに!!
(冒頭の生産者さんからも
「香りばっかり」の声が...)

これに対して、
今回いただいた上級キュヴェの
「ノラ・ブラン・フミヅキ」は、

『私たちが葡萄と向き合い
「ああしたい、こうしたい」を
存分に表現したワイン』

『白は樽発酵、樽熟成して造ります。
果実、樽香、ミネラル、酸の美しい
バランスを追求します』

『白は2015年から亜硫酸を
 添加していません』とのこと。

・・・果たして、そのお味は??

先述の生産者さんの
プロとしての視点をお聞きしながら
目の前の1杯と真剣に向き合う、

非常に有意義な、
大変有難いひと時となりました。

※1点だけ。セラーの温度よりも
 少し高くなってしまったため!?

最初の1杯から
「トウモロコシ臭」が全開で
あわてて冷やしたのでした!

・・・こんなトラブルも
"自然"なワインならでは!?で、
楽しい勉強会となりました☆

素敵な生産者さん、
ソムリエさん、お姉様、
ありがとうございます!!

※葡萄畑に
 お邪魔させていただける日が
 楽しみだなぁ~。

#日本ワイン #自然派ワイン
#ドメーヌポンコツ #まどぎわ
#農楽蔵 #ノラブラン #フミヅキ
#補糖 #Japanesewine #Norakura

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