太陽が見てるから<初代>

プロレス話を中心に日々思う事を書き留めます。
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「ALL TOGETHER」8・27武道館観戦記(5)

2011-09-14 01:06:16 | プロレス生観戦
<第10試合>棚橋弘至諏訪魔潮崎豪vs杉浦貴中邑真輔KENSO
いよいよメインエベントを迎える「ALL TOGETHER」。大舞台を務める男達が一人ずつ入場。歓声と熱気。いい雰囲気で顔ぶれ揃う。ゴングが鳴った。
諏訪魔と中邑が先発だった。初対決。気をそらさずリングを見つめたい。静かに絡み合う。仕掛けようと中邑?しかし諏訪魔はうまく体勢を整えるように見えた。そのせいか中邑が今一歩踏み込んでいかない様に見えたのが残念に思えた。
潮崎は杉浦の胸板に強烈逆水平の打撃音!杉浦も蹴り返す。打ち倒す潮崎!ノアでの激しさを持ち込んだ、場内どよめく。
あの1976年のオールスター戦で鶴田&マスカラス&藤波が見せた3人ドロップキックを、棚橋&諏訪魔&潮崎が見せた!歴史に残る場面が生まれた。
ひとり孤高の世界を往くKENSOは観客を煽り沸かすがプランチャ自爆などずっこけ。それがKENSOの掴み所ない個性といえるが…。
諏訪魔と杉浦も初対決。アンクルホールドを仕掛け合い、スープレックスで投げ合った!いつか再激突はあるだろうか…。
しかし試合は思わぬ?方向に。
意気あがるKENSOが闘志のままに打ち捲る。それは相手のみならず、味方の杉浦と中邑にまで放ったのだからとんでもない。確かに力を感じる張り手。だが何がしたいんだと思いたくなる。
中邑からボマィエ、杉浦から五輪予選弾を浴びるKENSO。まさに見放されたの図。そして潮崎のラリアット、諏訪魔のラストライド、棚橋のハイフライフローでKENSO返せずカウント3。王者トリオの見事な勝利でメインが終わりました。
う~ん…個人的には、冷めた。このメインは失敗かな。
ちゃんとした試合が観たかった。

ベルトを手に締めようとする王者トリオ。潮崎が大会テーマ曲を歌う「FUNKIST」を呼び込む。リングに選手集った中での生歌!そういうフィナーレを描いてたのか。この展開に乗れない自分はおっさんでしょうか(苦笑)。途中で潮崎が谷口を引っ張り出す。いつしか棚橋と共にエアギターを奏でる谷口の姿が(爆)。

FUNKISTの生歌が終わると棚橋が締めの挨拶?そこで発表された事項が。
「2012・2・19、ALL TOGETHER第2弾、仙台サンプラザで開催」の事項が電光掲示板に映った。被災地での開催こそ、使命だろう。
武道館に集ったプロレスの心よ届けとばかりに棚橋の「愛してま~す!」の声が放たれた。
総勢82名のプロレスラーが団体枠を超えた”一致団結”の精神を見せた夜。武道館から外へ出ると九段下駅へと向かう大勢の人波。そのすべてがプロレスの力だった。メインに不満を持っても、自分は大会全体の内容に満足しています。国政が乱れるならば、今こそ「ALL TOGETHER」の精神を持てよと思うぞ!話がそれましたが、
様々な顔合わせと闘いぶりに夢がいくつか見れた、本当に行って良かった!!

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2 コメント

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Unknown (ネプチューンマン)
2011-09-15 12:45:56
悔しいですが、KENSOの勝ちですね・・・・なんかグレートムタみたあに自分勝手でしたね(爆)

分けたらよかったのになぁ。棚橋vsKENSOと諏訪魔&潮崎vs中邑&杉浦に(爆)
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ついていけません… (ばーにんぐK)
2011-09-15 20:26:36
>ネプチューンマン様
この大会の開催の意義、そして大舞台のメインで伝えるべきメッセージとは?と考えるとKENSOの展開は…だめ。確かにムタ的に思えますね。

でも週刊プロレスモバイルの「8・27MVP投票」でKENSOが1位となった事実(2位の小橋と僅差でしたが)。ありなんでしょうか。
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