太陽が見てるから<初代>

プロレス話を中心に日々思う事を書き留めます。
現在は主に2代目(2013年4月20日から開設)で更新しています。

ノア3・10横浜観戦記(3)

2013-03-21 06:18:14 | プロレス生観戦
<第6試合>GHCJrヘビー級選手権 <王者>石森太二vs<挑戦者>小峠篤司
同じBRAVEに属する者同士の王座戦。そして一気に減少したノアJr戦線の健在を託された一戦。
試合は流れるように進むかと思いきや、場外で椅子を並べた小峠が石森と共に椅子上に上がると、そこからの小手投げ!鉄柵越しに場外マットの上に落ちた石森は腰を痛めた?
リングに戻ると腰責めを展開した小峠。ラクダ固めの体勢で顔面絞め、立位した石森へのダイビングフットスタンプ、逆片エビから逆エビ固め。場外でエプロン角にも痛打していった。「腰折ったるぞ」と口にしてじっくりと試合を進めていったあたり、王座戦に臨む”姿勢”をきっちりしていたと感じさせた。
小峠必殺のキルスイッチ!しかし石森はクリアーする。
再度のキルスイッチを堪えた石森は体勢を変えるとリバースゴリースペシャル!小峠の頭が垂直に突き刺さった、ひやりとする一発…!
攻勢に転じた石森が450スプラッシュを後に前に炸裂!…押さえ込んだ石森を反転、丸め込んだ小峠!
さらに足を救って前方回転してのエビ固め!ダメージに負けない粘りを見せた小峠。
しかし石森はロープで勢いつけてのラリアット!最後は担ぎ上げてレボルシオン!vs近藤の時の勝ちパターンで石森が初防衛!
小峠の健闘を称えた石森は今後も組もうよと。「いつ裏切るか?覚悟してください」と言うが完敗を認めて握手した小峠。清々しい空気だ…。
入場門にはJrタッグベルトを2本巻いた平柳の姿が。しかし次期挑戦者には「リッキー・マルビン!」と石森。引き下がった平柳(爆)。
勝負を挑んだ小峠、しっかり受けて退けた石森。間違いなく”良き試合”。されど、まだまだ進化する、深化していく試合が見たい!

<第7試合>GHCタッグ選手権 <王者組>丸藤・杉浦vs<挑戦者組>矢野・飯塚
新日本会場のように客席を縦断して入場の飯塚。2階席から見てる分には面白かったけど、1階の人は恐ろしかったですか?とにかく、2・9後楽園でベルトを窃盗。まるで王者のように持参してきた矢野。
だからこそ怒りの王者組は入場するや否や奇襲!蹴散らして場外でリングで攻め込んだ。
しかし飯塚がベルトで痛撃!矢野はコーナーマットを外してぶつけていく。獣のように噛み付く飯塚。またも杉浦が血に塗れる防衛戦に…。
レフェリーの死角をついて急所蹴りを狙った矢野の足を捉えてアンクルホールドで反撃する杉浦。丸藤もミサイルキックでフォロー。杉浦はコーナー際で肘連打。ジャーマンなどで決めていくのだが…。
カウントを数えるレフェリーを場外から飯塚が引き摺り下ろす!落ちた際のダメージでレフェリーが視線なき間に飯塚はなんと手錠を取り出して、丸藤と鉄柵をつなぐ。さらに、アイアンフィンガーフロムヘルで杉浦を一撃!
レフェリーがリングに戻ると矢野は杉浦を横に抱えての脳天落とし!これを杉浦は返せずカウント3。
窃盗犯だった矢野&飯塚が完全に王者となる!不用意なところに悪が蔓延る。まさにプロレスは人生の縮図だ…だからこそ、この2人を許す訳にはいけないだろう!
だが、「俺達が正しいんだ。ベルトも喜んでるよ。ノア、バカなノアファン、おまえらの負けだ~!」と気分良く言い放って去った矢野。どう思うよ!?
リング上の闘い模様に泣き寝入りなんかない。矢野&飯塚をぶちのめせ!因縁の争いは次期「グローバル・タッグリーグ戦」にも続いていく!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿