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小鳥見日記

菅生沼ハクチョウ図鑑

あすなろの里での「冬の里山探検」へ。
子ども向けイベントなので、小さい家族と行きました。
観察するのは昆虫、クモ、植物、カタツムリの仲間たち、そして鳥。
なのでカマキリの卵とかも。

ちびっ子たちの「よい目」「よい耳」「よい感覚」でいろんなものが見つかってしまうので、進まない進まない(笑)
空も見なきゃいけないし。これはノスリ。

ガイドをしてくださる先生も好きでやってるわけだし、子どもたちの容赦ない質問にも全部答えてあげたい気持ちがあふれてて大変。
結局というか予想通りというか、3時間半の予定が4時間になってました。

付添の大人もみんながみんな植物や虫、鳥に興味があるわけではなく、中には「自分は虫がニガテなんですけど子どもが好きなので…。」という方もチラホラ。
そういう人でも自然の中を歩くとやっぱり楽しくなっちゃうようで、あちこち見回したりスマホで写真撮ったり、帰りは笑顔になっていたのが印象的でした。

カルガモの中に紛れていたマガモ。
双眼鏡があればハッキリ見えるけど…という距離で、「写真撮った人は見てない人に見せてあげてくださーい。」ということだったのでご覧いただきましたけど、もっとちゃんと撮ればよかった。

「下沼にいる白鳥を数えて、会のお世話係の方がカウントしたものと近い人にはプレゼント! 」という企画があったので、白鳥が見え始めると大人も子どもも真顔で数え始める(笑)

今日はそんなに動きがなかったので、激戦になってました。
先週より少なめだけど、まだまだいるハクチョウたち。

一番多いのがコハクチョウ、あとはオオハクチョウが少し。私の印象としては数家族って感じだけど、下沼にはいつも来るわけではないからな。
あとは1羽だけコブハクチョウ。証拠はないけれど牛久沼から来たのではないかと推測されているそう。

あとは亜種アメリカコハクチョウ交雑個体。近い(笑)

くちばしの黒いところが目の縁の端っこまであるんだよね。
なんだかんだ言って「コハクチョウ」だそうです。

足がかわいい。

菅生沼のように富栄養化しているところに首を突っ込んでごはんを食べていると…

こんな色になるのです。水をはじいているのがわかる。
これは尾羽の付け根にある尾脂腺から出る油分を、羽繕いとか直接頭なんかを押しつけて羽根に塗りつけてるからなんですって。

よくできてるなあ。

鳥インフルエンザのことがなくても、野鳥に人間の食べ物=自然界にないものを食べさせる餌付けはNGです。
理由は簡単、自分でエサをとれなくなって死んでしまうから。
あと、本来ハクチョウの食べるものは「マコモ」などの水草やその茎、田んぼに落ちている稲穂などです。
パンもあげたら食べるけど、ハクチョウのことを考えたらあげちゃダメ。

子どももそうだけど、大人にもわかってもらいたい。
特にエサを蒔いて写真撮ったり、ひどいのになるとそこらへんの子どもにエサを渡して鳥を近寄らせて自分は写真撮るやついるからね。
後ろから蹴ろうかなと思いましたが、今日のところはやめておきました。

今日は人間の子どもに集中していたので、鳥のリストはお休みです。


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