LEDが普及し始めて10年以上が経ち、街の灯り、つまり街灯も都市部ではほぼLEDになりました。街が明るくなるにつれて犯罪率も減ったかというと意外とそうでもないそうです。
ですがここ10年で街の街灯を青色LEDに変えると犯罪率が減少するという記事が注目されるようになりました。
イギリス北部の都市グラスゴー中心部のブキャナン通りというショッピングストリートで、景観改善を目的にオレンジ色の街灯を青色に変えたところ、犯罪が激減するという現象が起きたそうです。
原因を調べたところ、青色の街灯によって犯罪が減少したということがわかり、犯罪抑止を目的に青色の街灯が利用されるようになりました。
なぜ犯罪率が減少するのかという防犯のメカニズムは未だに解明されておらずなぜ減少したのかは未だにわかっていないそうです。
一説では、青色街灯の防犯効果については、「これがメディアによって報道され、それを知った犯罪を試みようをする者がこの色の街灯が設置してある場所は防犯意識が高い地域であると理解し、このことによって結果的に犯罪発生率が低下しているだけでは」という見解もあるそうです。
ただ光の色を変えるだけで様々な心理的影響を及ぼすというのは非常に興味深く、どう人と生活サイクルに影響を及ぼすのか追求してみたくなりますね。
参考
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20230810-OYO1T50032/
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