
競馬場から戻ってゴロゴロしていた時のこと。アレだけブッフェで食べてはいるものの、多分おっさんはナニかデザートでもとか言うんじゃないかと話していたら、当のおっさんから電話。「携帯盗まれた!」ええええええ…。香港で携帯盗むか?盗んでみたら、異国の携帯ということはあるかもしれないけど…。「そっち行くから!」うん、来たところでどうかなるってもんでもないけどね〜。「落としたんじゃね?」うん、やりそうだよね〜ということで、一応電話かけてみるべ。とコールすると、ダレかが出た‼︎びっくりしていると聞かれた。「お前、この電話の持ち主?」イヤ、友達のだけど!「OK、電車の中に落ちてたのを届けてくれた人がいるんだよ。これから取りに来る?」おっさんは明日の朝便で成田→新千歳へ飛ぶはず。今日、というか、今しか取りに行くチャンスはない。今の状況は理解した。で、どこへ取りに行ったらいい?「OK!ここはSheung Shui stationだ」…一瞬耳を疑った。大学で中国語かじっていて初めて生きた中国語を使っていると思った。Sheung Shuiとはひょっとすると、East Rail Lineの北の終点Lo Wuの1つ手前の駅のことでしょうか?「Oh, yeah! そこそこ。」ちょっと信じたくなくて、再度確認する。今いるのは尖東で、今日、East Rail Line で沙田競馬場行ったんだけど、多分帰る時に落としたと思う。そこは…ここからだと沙田競馬場を通り越した…駅のSheung は“upper”の”Sheung”に、Shui は”water”の”水”でSheung ShuiでOK?「そうそう、そこだよ」…オーマイガー‼︎沙田行くのの2倍の時間かかる!行くのに1時間、今から出かければ、今日中にはなんとか戻って来られる。あの…ところで何時まで開いてる?「0時超えても大丈夫だよ。じゃあ、これから取りに来るね。とっておくから、インフォメーションセンターへ来てね、バーイ!」…。あくまでもおっさんのうっかりで、我々にはまったく関係ないけど、おっさんをひとりで放置するわけにはイカンよね。幸い、おっさんはこっちへ向かっている。着いたらソッコー上水に向かうことに決定。部屋のベルが鳴ると同時に「オラオラ、携帯見つかったから、取りにかけんぞ!」と驚くおっさんを引きずって、尖東駅から上水へのshort tripに出かけた。
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