仕事心の育て方

年度末の本日、ちょっと無理して仕事を切り上げ、

渋井真帆さんの新刊出版記念トーク＆サイン会に、行ってまいりました。

このところ趣味のように数々のセミナーや講演会に出かけている私ですが

今日は本当に、無理して行ってヨカッタと思いました！

 

新刊「仕事心の育て方」の内容に絡めたトークだったのですけどね。

あのね、チームりんりんの皆様。それから通りすがりにこの日記をご覧になった方。

この本、ぜひ読んでください。

そして、機会があれば、渋井さんの話を一度ぜひ生で聞いてみてください。

普段、本・映画・セミナー・・・いろんなもののレビューを書いたりすることはあっても

人に「こうしろ」とオススメすることはあまりないのですが、これはね、ぜひ読んでください。

あまりにも内容に深く納得してしまったので、思わず家族の分も買ってしまいました。

 

渋井さんの話の内容は、ごくごく普通のことなんです。

社会人として、みんなが少なからず感じていることが中心。

それをわかりやすく言語化し、ビジネスのしくみとは？仕事を通じて自分がどうすべきか？

どういう視点を持つべきか？など、すごくシンプルで理解しやすく説明してくださるのです。

時間が経つのがとても早かったわ。

上辺のきれいごとじゃなくて、「日本のビジネス環境はこう。だからこういう人が求められる」を

歯に衣着せぬセリフでずばっと切るので、ブンブンうなづいてしまいましたよ。

 

たとえばね。

「日本の企業が最近言ってる"女性の活躍"って、男勝りな女性社長を作りたいわけじゃなく

自分の役割に納得してくれる究極最高の中間管理職を増やしたいんですよ」

とか。

「最近"僭越"な人って多いんですよ」とも。ずばり。

要は、権限以上の他人の仕事に口を出したり文句を言ったりする人が多い。

デキない上司を降格させない会社はバカだ。的なことを考える人が多い。

だけど、経営陣の考える視点になってみたことがない人に、それを言う資格はないよ。

自分を上司に認めさせるには、部下として最高のパフォーマンスをして認めさせること。

でないと、発言権がない。そんなことをさらっと言うのよ。すげーカッコイイ。

そう、そうなのよね！視界が狭い人ほど文句が多い。勘違いが多い。

でも、一段上に上って視界が広がると、見える景色も考え方も違ってきたりするのよね。

 

ずっと前から渋井さんのことはいろんなメディアで拝見していましたが、今回が初・接触。

渋井さん主催の経済塾にも、通ってみたいと興味がすごく沸きました。

最後にサイン会があり、1人1人声をかけてくださったのですが。

「仕事で自分の実力以上のチャンスを与えられて、すごくプレッシャーに感じていたけど

勇気出ました。上司に"やったね"と言わせるよう新年度頑張ります」と言った私に

「1人でじゃなく、周りをうまく頼れば、周りは喜んでくれますよ」とアドバイスいただきました。

そう、そういう切り口のアドバイスできる人って、意外にいないんだよね！

すごく新鮮な気持ちになって、帰って来ました～

 

今までのセミナーは、どちらかというと起業思考の方向けにエッジが立っていた内容。

対して今回の「社会人・経済人として会社でどうキャリアを積むか」的な視点のセミナーは、

たくさんの人の参考になると思いましたので、やっぱりもう1度オススメします。

ほんとよかったよ。

 

仕事で、研修会や説明会などトークをする機会がある私ですが、あの話し方をマネして、

言葉を伝える相手の方たちの気持ちをぐっと掴むテクを身に着けたいと思った次第です。