不器用母娘の甲状腺記

甲状腺癌というのは、早期発見できれば、予後がよく知られているようですが、情報が少ない癌なので、情報源になれればと。

退院

2009-05-26 19:42:58 | 日記
がん発見から1ヶ月弱、
最初の病院でできる治療、経過観察は終え、
母は退院をしました。

まだ具体的な治療は始まらないので、
その中での退院は、家族としては、
何か起こったらどうしようと不安でした。

がんそのものは身体にあるので、
それに効くこれといった薬もなく、
ロキソニンなどの薬を飲み続けなければ、
38度~39度の熱は、すぐ出てしまうのです。

それでも、P病院乳腺外科で、
主治医のB先生に看て頂いてからは、
「特別生活に気をつけることはないよ。旅行も食べ物もOK。」など、
きちんと言葉にして伝えてもらうと、
安心できました。

病院に行くということは、
1回1回が、心配と現状の把握と決断との繰り返しです。

それでも、久しぶりに家に帰る事が出来た母は、
熟睡もできるようになったようで、
解熱剤を飲みながら、
外食をしたり、
時には一緒に海に行ったり、
具体的な治療に向けて、家で準備を進めていくのでした。