クラムとジジイの泣き笑い

一人暮らしのジジイが、Mシュナを飼う事にになった。小型犬故、寿命は、20年か?私は90歳まで長生きしなければいけない。

老人性乖離 18(荒金均の場合)

2013-04-12 09:06:16 | 日記
クラムの病状(?)は酷くなるばかりだ。時間ばかりかかって、満
足な散歩もできない。CT画像を撮ったところで、“座り込み症候”
群”の病根が判明するか疑問だが、ともかく診察を受けて見ようと
出かけて見たが、病院に駐車場が無く、しかも道路がせまいので、中止してしまった。タクシーで行くか対策を考えねばならぬ。

老人性乖離
聖は、頭の良い子だった。均の読むヒチ難しい本等もひもとくので、読めない漢字はどうするのかと、聞くと漢和辞典を引くと言う。内容はと問えば、広辞苑で調べるのだそうだ。どちらも、均からの知識で、彼の求めに応じて買い与えていた。小学2年生になると、専用のパソコンが欲しいというのでブックトップのパソコンを買い与えると、忽ち、均も太刀打ちできないほどに、使いこなし、逆に均が教えを乞う始末であった。春菜も無事大学に進学した。一年間は、おとなしくしていたようだが、実の処は、人目につかなかっただけである。一人捕まえても、二人目、三人目の好色漢や面白半分に法を犯して悦にいる輩は必ずいるものだ。春菜は密かに、そういった面々と接触をはかっていた。彼女のやっていることは、一時、巷間を賑わした援助交際の類である。そして彼女のズルイところは、相手が、秘密を厳守しなければならぬ公職にある教師、裁判官、警察官等だ。だから、一年くらいは露呈する筈もなかった、しかし稼ぎは少ない。大学生になると大胆に活動を再開し始めた。小金を貯めこんだ商店主にも触手を伸ばした。相場は、1ケ月4日の泊りで20万である。世間の父ちゃんたちが汗水垂らして、ようやく稼ぎ出す金額と変わらない。それでも鼻の下を伸ばす男どもは、いくらでもいた。4~5人を、うまく回転させれば、そこらの父ちゃんでは叶わない収入になる。これに気を良くして、春菜は、母親に離婚を迫るようになった。

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