クラムとジジイの泣き笑い

一人暮らしのジジイが、Mシュナを飼う事にになった。小型犬故、寿命は、20年か?私は90歳まで長生きしなければいけない。

老人性乖離19(荒金均の場合)

2013-04-13 07:53:23 | 日記
しちくじい風がやっとおさまった。3泊4日で吹きやがった。
亡くなった母がよく言っていた。吹き出したら、しちくじい!
全く、そのとおりだ。これも中国の影響下か?
これから、しちくじい風を“中国風”と呼ぼうゼ。


老人性乖離
旬を迎えた春菜は、父親の血をひいて、いまや輝くばかりの美人に育っていた。故に、その筋にあっては、売れっ子であった。春菜は、その辺を弁えていて、資金力の無い若者たちは、歯牙にもかけず大会社の部課長や、羽振りの良い商店主が交友相手であった。当然、実入りも良い。自身を深めた春菜は、母親と、聖の扶養は自分が責任を持つから、「お母さん離婚してちょうだい。私のお父さんは利夫しかいないの。だから、お願い。離婚して。」と迫るのであった。対して保子の答えは「春ちゃん、あいつが、何かしてくれたかい。あいつは、私たちを捨てたのよ。」「それに、あいつの脳ミソは下半身にしか無いの。あんなロクデ無しと、親しんでいると、あんたの人格が疑われるよ。」保子は思う、均は風采こそ上がらないが、面倒見が良く、他人に対しての気配りも行き届く。嘘もつかず、口にしたことは、必ず守った。付き合えば付き合うほど、魅力が深まる。よくぞ、これまで独身でいてくれた。それは、神が保子の為に約束してくれていたのではではないかと。それにしても均の顔は、醜悪である。春菜には目立ちすぎた。「あんな、コッテ牛の、どこが良いの。それに、バカ丸出しの顔、そばに居るだけで恥ずかしくなる。」「前にも言ったでしょう。男はルックスでなくハートだって。均さんの心意気は誰にでも、マネの出来るものではないよ。」「あんた時々会っているようだけど、、気を許すと、骨の髄まで吸い尽くされるからね。」「余談だけど、あいつ七夕様に、なっちまんだってさ。男の精子は、一生のうち造りだせる量は決まってるらしいの。それを、あいつは若い内から使い果たしてしまったらしく、今じゃ種馬でなく当て馬に成り下がって、役立たずだってさ。」「それでバイアグラを愛飲して、昔の女を、探し出しちゃ金をせびっているらしいの。アタシにも電話来たけど二度と電話して来るな、って言ったばかりなのヨ。」春菜の不満は解消すべくも無く、私、独立すると、宣言したのだった。


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