クラムとジジイの泣き笑い

一人暮らしのジジイが、Mシュナを飼う事にになった。小型犬故、寿命は、20年か?私は90歳まで長生きしなければいけない。

貯め糞しない

2013-03-29 10:43:42 | 日記
狸のため糞は有名だが、たいていの動物は同じ場所で排泄する。犬も概ね同じ場所でするようだ。今まで飼った3匹もそうだった。しかし今度のクラムは違うのだ。その日、その日で、糞の排泄場所が違う。出たとこ勝負である。交差点の真ん中で、やりはじめたら、どうしようかと何時も危惧している。基本的には邪魔をせず、気持ちよく排泄させてやりたいから、リードを引っ張ったりしたことはない。それが、今朝、とうとう踏切の真ん中でやりはじめたのだ。少々慌てたが早朝だったし、電車の通過には余裕があったので、糞の処理は完了できた。それでもタクシーを始め2台の車が通過していった。

老人性解離6
保子との出会いは、1994年、12月の寒い晩であった。均は下水処理場に勤務していて、4日に一度の夜勤をこなしていた。広い処理場ではあるが夜間は3人で、不寝番を務めるのだ。機器の運転をコンピュウーターで管理し、家庭や工場から流入してくる汚水や雑排水を浄化するのが仕事であった。その日、均は場内の定時巡回から制御管理棟に帰順した時、玄関に不審な女性が10歳くらいの女の子を連れて、立っていた。それが保子と春菜であった。聞けば、ベンチでいいから一晩明かさして欲しいと言う。金も無く行く所もないのだとの事だった。関係者以外の立ち入りは禁止されているが、外は凍えるような寒さである。追い出すのは気の毒であった。そこで、均の一存で、自分の知り合いと言う事にして、監視室に連れて行った。同僚の了解を得、買い置きのインスタントラーメンで軽く食事を取らせて、仮眠させることにした。この部屋ならコンピュータの熱気や屋内暖房も行き届いているので寒さは凌げる。翌朝6時にほかの職員が出勤してくる前に均の車に移動させ、業務終了時間まで、再び仮眠させた。均の住まいである団地に連れ帰り詳しい事情を聴くためである。

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