向上心は宝物

今日はKazuさんのファゴットレッスンでした。
彼女はFgのキャリアも長く、コツコツと練習するので、結構吹ける人なんですが、今度下関市民オケでベートーヴェンの「英雄」をやるので、それに向けてレベルアップしたいという事で、お手伝いする事になりました。

ちょっと吹いてもらって気になったのは、やはりリードと息の使い方。
でもこれは程度の差こそあれ、誰にとっても永遠の課題ですよね。僕もまだまだ試行錯誤中です
まずは息を全開で使う事を意識してもらうために、おなじみブレスビルダー。

呼吸法の理屈をいくら聞いても、それだけで呼吸が良い状態にはなりませんが、これで身体の中のたくさんの筋肉が、呼吸の為に動くのをkazuさんも体感出来たようです。
やはり管楽器は、身体中使って演奏しないと良い音は出ませんからね。
そしてその息を妨げないリードとの組み合わせ。その調整。
息とリードの両方で、きちんとバランスを取る事が大切です。

それにしても先日一緒にコンサートで演奏したFlのIさんといい、お子さん達を立派に育てながら、楽器を続けているKazuさんといい、楽しさや素晴らしさが分かっていても、楽器を辞めちゃう人達の方が多い中、熱意ある姿には頭が下がります。
少しでもこういった方々の役に立ちたい。応援したいと思います

しかしど～もレッスンで本気になると写真を撮り忘れちゃうなあ