Breaking Ball

野球好きによる主に野球観戦についてのブログです

オリックスバファローズ特集

2005-12-17 00:51:34 | 野球
抗議する仰木元監督。この頃はもうすでに辛かったでしょうね


今日は仰木さんを偲んでオリックスバファローズ特集をします。この動画は仰木さんが最後に指揮を取った9月28日の西武戦の物です。
 ★本日の動画37  旧田口の応援歌を使用してます
 ★本日の動画38  一瞬清原かと思ってしまいます
 ★本日の動画39  ちょっと中途半端になってしまいました。

本当は昨日オリックス特集をするつもりでした。すでに入力も終わり後は投稿するだけの状態になった時、仰木さんの訃報が飛び込んできました。ショックでした。編集した動画には今シーズン最終戦、仰木元監督がバックスクリーンから帰って行く動画がありました。もう階段を登ることも出来ないほど体が弱っていたからバックスクリーンから出ていったんですね。まさかこれが最後にグラウンドを去る姿になってしまうとは。仰木さんを惜しみ昨日はその動画だけにしました。

ブログの更新が終わった後、ふとそういえばボビーの著書に仰木さんのことが書いてあったな、と思い出し読み返してみました。95年のロッテの開幕戦の相手はなんとオリックス。ボビーが日本で初対戦したのは仰木さん率いるオリックスでした。その試合についてボビーはこう述べています。
「8回の表、そのあと日本の野球で私が評価することになるシーンのひとつを見たのだ。2対2の同点、オリックスのピッチャーはベテランの佐藤だったが、仰木監督は佐藤の代わりに、まだほんの数試合しか投げたことのない19歳の平井を使ったのだ。このあとシーズンを通じて平井が抑えの切り札として大車輪の活躍をすることとなったのは、監督がこういう試合で彼を使ったからだろう。開幕戦、同点の場面で若いピッチャーを相手チームの1番から始まる打線に対決させるのは、彼に自信を植えつける意味で非常によいことだ。平井の起用がオリックスの士気を高めたのか、結局私たちのチームは3対2で負けてしまった。」
この年は平井が抑えとして大活躍して優勝に貢献したんですよね。選手起用が本当に上手い方でした。

体調が悪いのを承知で監督を引き受け「グラウンドで死ねたら本望」と最後まで闘い続けたのはもう自分の命を懸けていたんじゃないのかな。本当に惜しいです。