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ブレーキの整備

2017-08-17 10:31:49 | ブレーキおやじ
ディスクキャリパーを分解して整備するのですが、
キャリパの中に1本のラバーシールが入っているだけなのです。
それも、約3mm前後の高さと幅の物です。
勿論、輪の大きさは車によってそれぞれに全て違っていますが、
大まかには、その3mm程度のシールリングをどの様に工夫をして
組み込んで、10年経過してもその制動性能が低下すること無く維持出来るかを
見据えて整備を行っております。

シールリングをキャリパーの溝に挿入して?どうすれば今まで以上に性能を上げる
事が可能なのか?
整備で入庫してくる車の種類が同じであれば整備も同じ事をして終わらせる事も可能なのかと
思いますが、今までに同じ車種の車が入庫した事もありましたが、
分解して行く過程では状況が全て違っていました。
キャリパーは取り外して清掃してシールリングを取り付けるだけと思われている訳ですが、
どのキャリパーも同じ車種の同じ構造であれば違いは無いと考えるのが当然なんですが、
これが全部違ってくるのです。

同じようにシールを取り付けてピストンを挿入するのですが、その1度1度が全部違うのです。
このシールリングと、シールリングが入る溝の形状にも違いがあります。
構造的には、余りに簡単でもあります。が、しかし、余りにも簡単なだけに組み付けて行く
過程で、現われてくる違いを修正しながら組み付けて行くのです。
整備をする度に考えております。


トヨタのボクシー、3年5万Km走行車ですが、ユーザーの家族等が車酔いするとの事で
タイヤとホイールを交換しました。
新たな設定では車酔いは全くおこりません。
トヨタ車の欠点としては、殆どの車がそうであります。

そして、最近、知人がトヨタのプリウスを購入しました。
燃費は思った通りでは無いものの、まぁ満足の行く燃費と言うご意見でしたが、
この方は、7年ほどマツダのプレマシーに乗っていました。
7年で16万Km程乗ったのですが、或る日、突然エンジンが作動しなくなり、ディーラーに
持ち込んだのですが、故障の原因が分からず、整備が終わらなかったので仕方なく
車を乗り換える事にしたのです。
そして、新車(プリウス)が来て乗り始めてみると、コーリングや町中で走行していても
新型プリウスよりマツダの方が足回りが良かったと感じているようです。
兎に角、トヨタは足回りの設定が下手ですね。