子連れでボストン

夫の留学に伴い0歳児とボストンへ来ました。英語が出来ない高齢母さんの話し

2015年の締めは殴り合いの喧嘩

2016-01-01 10:25:22 | ボストンでの生活
と言っても、別に母さんが誰かを殴ったわけでも、殴られたわけでもありません

暴力行為を見てしまったのです。それも1mも離れていない至近距離で。

それは、年も迫った12/31の23:30頃の話です。

ショーを観た後、チャイナタウンで食事をして、グリーンラインのEに乗っての帰宅途中

この時間、中心部に向かう方の電車はとても混んでいましたが、母さんが乗っている郊外行きはガラガラ。

同じ車両に乗っていたのはインド系の青年一人と、三人組の白人の男女(男性1人、女性2人)、そして母さん達(全員運転席の近く)と、連結部分を挟んだ後ろ側の車両に白人の男性一人が座っていました。

ブリガムサークルの停留所でインド系の青年が降りるまで車内の雰囲気はとても和やかで、(後ろの車両の人を除いた)乗り合わせた皆でたわいもない話をする感じでした。

それが一変したのは、ブリガムサークルで青年が降り、次の停留所で降りようと後ろの車両から運転席の方に向かって男性が歩いて来てから

(ブリガムサークル以降の停留所は安全地帯が無いので、運転席脇のドアからのみ乗降可能となります)

夜間で怖いので運転席のそばに座っていた母さん達と、隣に座っていた白人男女

突然その男性が、白人三人組のうちの一人の女性に向かって突然何見てんだよ!と大きな声で言ったかと思ったら、続けて酷い言葉を矢継ぎ早に投げつけました

この男性、赤い顔をして、ビールの空き瓶を持ってるし、悪酔いしてるのが一目で分かる状態

日本なら酔っ払いに絡まれても無視しそうなものですが、ボストンで乗り合わせたこの女性は違いました。

同じくらい大きな声で、放送禁止用語を連発❗️

罵り合いが止まりません

あまりにも酷い言葉に、母さんの隣に座っている白人の男性から恐ろしい殺気が伝わって来ました

言い合いをしている女性もそれを感じたのかもしれません、罵りながら男性の腕を掴んで懸命に抑えているのが窓に写って見えました

しかしそれも酔っ払い男性がファッ◯◯◯!と何度も言った事で、男性の堪忍袋がプツッと切れ、

突然酔っ払いに向かって猛タックル!!!

その後は、本当に殴り合いの取っ組み合い

これ超至近距離で行われ、その迫力に身体固まりました

運転士さんも喧嘩が始まったのに気付いて、運転席脇のドアの階段に来いと目配せしてくれたけど、取っ組み合いが激し過ぎて、何処に男性の身体が押されて来るか予想もつかず、動くに動けません

母さんの方に男性達が来ないように、罵り合っていた女性の1人が盾になってくれて、彼女がいなければ母さんとハナは巻き添えになって怪我をしていたと思います

夜中なので直ぐに次の停留所に着くはずが、何故かなかなか到着せず、やっと停留所に着いて終わるかと思ったら、ドアが開いても酔っ払いは喧嘩をやめて降りようとしません


しばらくしてやっと降りたと思ったら、それは酔っ払いに押し出された男性の方で、男性さらに怒って酔っ払いに突進!!!

その勢いで酔っ払いが椅子に押し付けられて座った形になった瞬間三人から集中攻撃でボコボコに❗️

母さんはハナを抱いて後方車両に急いで避難!

喧嘩をふっかけた方が悪いので自業自得なのですが、あまりにも酷いボコられっぷりです

勝敗を決めたのは、男性ではなく、二人の女性。

しゃがんだ酔っ払いに膝蹴りを連発して相手をノックアウト

三人が離れると、酔っ払いは流血ダラダラのボロボロ

皆が落ち着いた頃、運転士さんゆっくりと登場(ぶっちゃけこの黒人の運転士さんが一番身体が大きくて一番強そうでしたけど)

そして酔っ払いに降りるように促し、彼は素直に指示に従い、降りた事で一件落着。電車は動きだしました。

いや~帰国真近になって、初めてアメリカに居る事を実感しましたよ母さん

2015年の締めくくりに凄いモノを見てしまいました

最新の画像もっと見る

コメントを投稿