栄光夢見て地を這う営業物語

神戸の小さなベンチャー企業の営業部長で日々奮闘しています。
将来の上場を夢見る喜怒哀楽の物語です。

東京電力は企業失格・・・

2011-03-27 13:08:46 | 日記

企業も個人もやらかしてしまうと言うことは時折ある。失敗とは誰もが避けたいことであり,失敗を望む人間はいない。しかし,予測できないこと怠慢が原因で人は悲しいかな失敗をしてしまうことがある。

前回ブログで僕は織田信長が大好きだと言ったが,織田信長失敗につれても触れている。

織田信長「武士の本分は失敗の折にこそみえる・・・。腹を切って責任を逃れるか死線を越える生命力をもって失敗を上回る武功を成すか・・・。腹を切って責任をとったと言うのは逃げ以外の何ものでもない・・・。」

そう,失敗するのは仕方ない失敗の原因を究明して同じ失敗を繰り返さないことは当たり前で論点ではない重要なのは信長が言っているように,失敗した後の行動が論点になるのだ

さて,今回3月11日14時46分に発生した東北大震災では,2週間以上経って今は被災地の問題よりも福島第一原発発電所の行方に国内だけでなく海外も注目されているように思える。政府の対応に疑問を唱える声は非常に多いが,果たしてそうだろうか?原発が建設されたのは自民党政権時であり,僕個人は原発を管理する東京電力株式会社が最大の失敗者であり原因であり,責任を問われる立場だと思う

企業としての社会責任を果たして欲しいもともと関東沿岸部から東北沿岸部は津波で有名なエリアであり,地元福島からも津波発生時の原発について懸念する声は長年あがっていた。しかしその声を無視し続けてきていたのは東京電力である。これが今回の事態のそもそもの原因・元凶である怠慢である。

東京電力株式会社は高学歴な面々で組織されている企業であるが,実際の現場作業は子会社や孫受けがおこなっている。なので,今回のような自体になると現場を把握していないのだ・・・

現在,原発の沈静化に当たっている現場で懸命に働いている方への感謝・同情など複雑な想いが関心を集めている。僕の友人も2名原発関連で人の嫌がる現場に入っている。子会社や孫受けの会社は原発入りを断ると復旧後東京電力から仕事を回してもらえないと言う。被爆覚悟で原発入りして懸命に働いている方々にも家族や友人がいるのだから嫌なのは当然だ。

さて,東京電力は失敗を挽回する取り組みをしているのだろうか?昨日のニュースは驚いた・・・。

「節電できないなら電気料金を値上げしたら電気の使用量が減ると思うので電気料金を値上げしたい。」

ハァ~アホかお前らは今回の節電にしろ,飲食業界など莫大な被害を蒙っており関東の小売市場は著しく低下している。計画停電といいつつ停電するかも?しないかも?と無計画なことしておいて何言ってるの僕は関西で聞いてても官僚主義の発想にイライラする。

電気・ガス・水道ってライフラインである。ライフラインを生業にしている企業は市場のニーズが必然的で独占業種なので,そりゃ経営は安定しているさ。しかし働いている人間はお役所化してないか?

企業の役割と責任もう一度考えてみたいな。東京電力はとりあえず企業失格



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