栄光夢見て地を這う営業物語

神戸の小さなベンチャー企業の営業部長で日々奮闘しています。
将来の上場を夢見る喜怒哀楽の物語です。

おかしいよぉ~。

2011-12-12 02:29:27 | 日記

本当に12月って忙しい。神戸ではルミナリエが始まり12月1日以来夕方になると元町・三宮が交通規制されて,凄く込むので営業活動に支障をきたしている。車で三宮から新神戸まで移動するのに30分以上って・・・・。それでも元気に営業活動。僕だけでなく社内全員ね。零細企業でも不況に負けない元気が結果を生んでいくのだろう。

社内一丸となって元気にやっているが,やはり僕達も人間時々心を折られることがある。基本WEB業界では着手金を頂戴してからWEB制作に入り,納品してから残りの残金を頂戴することが通例だ。先日とあるお世話になっている社長の企業さんから受注を頂いている商品を納品させていただいた。営業担当としても非常に納得の行くものが完成し,自信満々で納品した。当然お客様も大満足。営業として完璧な仕事だった。別の仕事絡みで知り合い,普段から食事とか良くご一緒するお世話になっている社長さんだが,今回仕事を頂戴するのは初めてであった。僕は絶対値引きをしない営業だが,親密な人間関係もあり,通常の半額以下で受注した。利益云々よりもその社長さんとの人間関係を優先したわけだ。

納品後,使用説明には開発部の人間が説明にお邪魔した。僕は別件で外出していたが,携帯電話がなる。

「使用説明は無事終了しました。ただ・・・。家賃収入が月末なんで,支払いを先延ばしにするとのことです。」

な,なんとぉ~

確かに社長はビルのオーナーさんでテナントさんから多額の家賃収入はあるでしょう。しかし,支払期日は1ヶ月近くたっぷり猶予があって請求書をお渡しして確認していただいたはず。しかも支払い金額も20万程度・・・

ビジネスにおいて一番の信頼関係となるのは金銭のやり取りでしょう。その最初の取引でそれは弊社が先方への信頼を失う一番の要因です。企業として一番怖いのは支払いが行えないことで,給与を差し置いてでも払わないといけないものです。社員の給与日を延ばすようなもんです。零細企業だから舐められているのか?

何より僕がショックなのは,社長さんが面識の薄い開発部にそれを伝えたこと。何故懇意にしている営業担当者の僕に相談してくれなかったのだろう。しかも支払いを待って欲しいとお願いしているのは先方のはず。お願いしている立場の人間がなぜ支払いを先延ばしにすると決定事項で伝えてくるのか・・・。僕は社長を信頼していただけにショック。正直心折れたぜ

結果,僕が直接行って,それはないんじゃない?と訴えた。本人は悪気がないようだ。悪気がない相手に道理を説いても無駄なだけだ。

しかし,信頼関係で信頼していた相手に裏切られたと思ったら凄くショック。

まだまだ青二才ってことか。うん。今年も後わずか,気持ちを入れ替えて頑張ろう!!



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