栄光夢見て地を這う営業物語

神戸の小さなベンチャー企業の営業部長で日々奮闘しています。
将来の上場を夢見る喜怒哀楽の物語です。

神戸のジャズ

2011-03-06 01:21:44 | 日記

今日はKobe Modern Jazz Clubが主催するライブに行ってきた。

2011年3月5日Kobe Modern Jazz ClubKobe Modern Jazz Clubの主催するライブは毎年3月と9月の年2回開催されるが,今回のは聴き逃すわけにはいかなかった。毎回いろんなテーマに基づいてライブのコンセプトが決定されるのだが,今回は昨年惜しくも亡くなったジャズの巨匠Hank Jonesの追悼ライブだ。しかもメンバーもジャズ好きにはたまらない。

Raymond McMorrin(ss.as)

James Mahone(ts.as)

安次嶺 悟(pf)

荒玉 哲郎(b)

竹田 達彦(ds)

Raymondは今年ようやくデビューアルバムの発売に漕ぎ着けた神戸の期待のトロンボニストの今西佑介君が留学中の知り合った友人であり,今西君のアルバム『クリスプ』にも参加しているが,なによりHank Jones本人との共演の経験もあるサックスプレイヤーだ。

演奏曲はメジャーだが,めっちゃアレンジされてる(笑)今日は自分の彼女を連れて行った。ベースの荒玉さんの大ファンだからだ。しかしHank Jonesを知らないと驚きの事実が発覚

Hank Jonesは現代ジャズの生きる巨人とも言える方で1918年生まれのジャズピアニストだ。2008年にはアメリカ国民芸術勲章を受賞している。1962年にはかの有名なJ・Fケネディの誕生日でマリリンモンローが歌ったときにバックの演奏をHank Jonesがやっている。日本でもなじみの深い方でPanasonicのCMに出演されたり日本にも何度も来日して各地で演奏をしている。僕でも学生時代ライブハウスでバイトしたり色々巡っていて過去お会いすることができたほどだ。ビッグだけどなじみが深い(1回会ってますますファン(笑))。

本日のライブこんだけ言えば偉大さが少しは伝わるのかな?今日ライブの冒頭であったが,Hank Jonesの魅力は長年音楽に対するスタンスが変わらないそこがファンを魅了するのだ。今回のライブはOffice Hank Jonesも協賛している。

実際ライブはジャズマンは単独行動が多いのが原因か,セッションになると結構ミスもあったが上手くカヴァーしていた(笑)。Raymondの苦笑いの表情はライブ感を感じさせる。珍しいソプラノ・サックスまで登場してオウディエンスを沸かせた

個人的にはベースの荒玉さんとドラムの竹田さんは本当に巧い。ベースとドラムのソロも各曲にあり,これまた会場が沸いた

写真は当然会場撮影できないが,演奏終了後拍手の起こる瞬間に撮影(笑)。Raymondは明日ジャスト・イン・タイムでもライブをするそうな・・・。これもKobe Modern Jazz Clubの主催らしいが,残念なことに明日は先約があり参加できない・・・。いや音楽はやっぱり素晴らしい仕事でささくれだった僕の心を癒すねぇ~