山登りや石仏や桜や古文書やブログにうつつを抜かしてる間に、屋上の野菜は雑草まみれになってしまいました。ネットまで張ってあげたキヌサヤは雑草と区別がつかないほどです。玉ネギも同じです。それにしても雑草のたくましさには恐れ入ります。雑草もこれだけ伸びてしまうと手のほどこしようがありません。カミさんに愚痴ったら、雑草刈りをやってくれそうです。ただし日に焼けるから曇りの日にやるとか……。
野菜が元気すぎてどうなるんだろうと思っていたところ、1月の寒波で餌がなくなった野鳥が襲来して、キヌサヤと茎立ち菜をついばんでいきました。その結果、二つともまるで剪定したように短くなっていました。さらに糞の置き土産まで置いて、です。糞を見る限り消化の悪いものを食べている野鳥たち。悲しいような嬉しいような心境です。
暮から正月にかけて暖かい日が続いています。これにつられて屋上の野菜は元気いっぱい。キヌサヤなどはツルの伸ばし先をさがして絡まっているので、いつも3月にやるネット張りを今朝やりました。このまま暖かい日が続くとは思えませんが、年々暖かくなっているのは確かです。
今年も福島の義姉から茎立ち菜の苗をいただいてきました。大きく育った、苗というよりこのまま食べてもよさそうな茎立菜です。早速昨日植えました。苗の数が多かったのですが、全部植えたためプランターにギュウギュウ詰め状態です。沢山植えても少なく植えても、一つのプランターから採れる量は同じという鉄則を無視してしまいました。これで今年の作業は終わりです。玉ネギもキヌサヤも順調に育って、あとは春を待つだけです。
この春玉ネギが簡単に育ったのに味をしめて、今年も苗を植えました=写真上=。玉ねぎの苗は根が隠れる程度に浅く植える……、これは昨年学習しました。あとはときどき雑草を採り、2~3月に追肥をする……、これもこの春経験済みです。それから種を植えたキヌサヤ=写真下=は元気に芽を出しました。キヌサヤは年を越して暖かくなってから成長しますから、それまでおかまいなしです。こんなわけで冬の間はあまり屋上に上がらずにすみます。
プランターの寿命ってどのくらいなんでしょうかね……。屋上の菜園用プランターは少なくとも15年は使っていて、だいぶ痛んできました。そこで、土の天日干しをするのを機に取りあえず3個交換することにしました。同じ形のものを探して、千葉ニュータウンにある大きなホームセンターまで行ったのですが、この手の商品の需要は少ないとみえて品数は少しだけ、探し物はありませんでした。ネットで探せばありそうなのですが、久々の晴天だった2日に土の天日干しをしてしまったし、土の入れ替えは台風が来る前に終わらせたかったので、底が浅いとう不満には目をつぶって、写真のグリーンのプランターにしました。作業は昨日、雨が降る前に終了。
8月に入って何度台風騒ぎがあったことか。それにもめげず、屋上菜園は元気に秋を迎えようとしています。台風で適当に雨が降ったせいか、8月に〝もういらない〟宣言をしたピーマンは相変わらず元気です。ナスとトマトは実もつけずに枝だけ伸ばしています。オクラは葉に隠れて勝手に大きくなります。こんな具合でこの夏の野菜を総括すると、摘んでも次々に芽を伸ばすオクラが一番でした。ピーマンは採らなかったため赤くなって怒っているようです。そして今週、また台風がきそうです。
1本植えたピーマンが元気です。採っても取っても次々に実ります。おかげで冷蔵庫はピーマンだらけ。これを調理するのはもっぱらカミさんの仕事ですが、レシピが少ないようでさっぱり減りません。制作者の私もピーマンはあってもなくてもかまわない野菜ですから、箸はすすみません。ここでカミさんがキレました。ピーマンはもういらない! 来年はピーマン植えないで!
3本植えたナスが元気で、食べきらないほど取れます。食べきれないは味がよくないためでもあり、ハッキリ言ってまずいのです。ミニトマトは実が大きく育ってしまいました。ハッキリ言えばミニじゃなく普通のトマトで、苗を買うとき間違えたようです。手無しインゲンのつもりで植えたインゲンはツルありで、ネットを張ってやりましたが、ツルものはプランターには合いません。新しい苗を手に入れて植え替えたオクラ2本は元気に育っています。苗を植える時季が早すぎたのかも……。何年たってもミスが多く上手にならない屋上菜園です。
5月初めに植えた夏野菜は順調に育っています。しかしオクラの調子がイマイチです。確か昨年も同じようなことがあったような気がします。成長が遅く、なかなか定着しないというか、ダメになる苗が必ずでます。今年も4本植えて2本はダメです。土が悪いのか、植え方が悪いのかよくわかりません。明日ホームセンターに苗があったら、植え替えるつもりですが、一番まずいのは失敗から学習しないことですね……。
タマネギが大きく育ちました。初めて植えたタマネギは、昨年10月に植えて2月に追肥をしただけ。病気にもならず、3月ごろから成長が加速して根元から盛り上がってきました。手間いらずのタマネギは野菜の優等生といった感じ。失敗は、植えるとき土をかぶせすぎた苗が枯れてしまったこと。プランターで根菜系は無理と決めつけていただけに、嬉しい収穫でした。今度はニンニクもやってみたい! 夏野菜はキヌサヤの後にオクラ4本にピーマン1本。茎立ち菜の後にナス3本、ミニトマト2本、モロヘイヤ4本。タマネギの後にはインゲンを植えます。
近くにあるグランドの桜の花びらが屋上まで飛んできました。八千代の桜もそろそろ終わりです。2月末から収穫してきた茎立ち菜もそろそろ終わりです。これまでにない元気な茎立ち菜でしたが、根も元気で掘りだすのに一苦労。いい野菜は根もしっかりものでした。つまり土が肝心のようです。知らない間にキヌサヤは実をつけていました。タマネギも太くなってきました。
屋上にはアリもいればトカゲもいて、そろそろ動き出すころ。春霞のなか、自衛隊のパラシュート降下訓練を見ながら、茎立ち菜の収穫をしました。今年の茎立ち菜は例年よりだいぶ早く、2月末から収穫しています。降下訓練は年中やっていてあまり見ることはありませんが、春が待ち遠しこの時期になるとつい空を見て、パラシュートに見入ってしまいます。ゆっくり降りていく姿は春そのものです。
豆まきも終わって立春、玄関ドアに吊るしておいた千両の実がくなっていました。寒さが厳しくなって餌に困ってきた鳥の仕業です。この時期、屋上の野菜も鳥についばまれるのですが、今年はネットを張ったので心配ありません。
暖冬だった1月初めの成長の勢いはそのままの野菜たち。茎立ち菜の芯を止めました。こうすると脇から新芽がどんどん出てきます。フキノトウももうすぐ収穫できそうです。
暖冬でのんびりできた今年の正月。その松も間もなく開けますが相変わらずの暖冬傾向に、屋上の菜園はこれまで経験したことがないほどの状況になっています。いつもなら、野鳥につつかれて葉無しの状態になっているキヌサヤと茎立ち菜が青々と育って、例年の3月中旬の状態です。野鳥除けのネットを張ったことを差し引いても、この成長ぶりは異常です。タマネギは深く植えすぎた数本がダメになっただけで順調に育っています。