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BOOTES(ボーティーズケンネル、コーギー専門犬舎)

BOOTESとはギリシャ語で牛飼い座の意味を持ちます。コーギーは牛を追う犬なので、これを犬舎名としました。

ローマ二日目、続き

2012年09月04日 | 旅行
美術を堪能してもお腹はすきます。
というわけで、まずは昼飯。
路地を少し入ったところのトラットリアにしました。


スパゲッティ・ポモドーロは熱々でとても美味しかった!

お腹がいっぱいになったら、パンテオンを目指して歩きます。
その途中で発見、有名なトレヴィの泉。


大勢の観光客のため、泉には近づくことなく、コインも投げ込むことなく、終了。
しかし、見事な彫刻は必見です。馬の動きがすごい。
半分は修復中らしく、覆いが被されていました。

ここの通りは土産物屋が多く出ていて、横目に楽しみながらパンテオンに到着。
冒頭の画像がパンテオンです。


パンテオンの前の広場の噴水。
口から水が出ているものが多くて、動物ならまだしも、これは人型・・・


オマエは何て生き物なのだ・・・?
人の顔のようでいて、鱗があって、魚みたい。

パンテオン内部はごった返しています。
観光客がわんさか。ツアー客もわんさか。


天窓は開いているのか、雨が降っていたので床が濡れており、柵が建てられていました。
「天使と悪魔」では悪魔の穴って呼ばれてたっけ・・・・


メロッツォ・ダ・フォルリ作フレスコ画「受胎告知」


パンテオンにはラファエッロの墓があります。
ここに埋葬するよう依頼し、37歳で亡くなったそうです。

お次はサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会に移動しました。
パンテオンから歩いてすぐです。
目印は象。


象がオベリスクを背負ってます。
これはベルニーニの指示らしい。
入口は実に質素な感じです。


ステンドグラス。
天井の青い背景が特徴だったようですが、ステンドグラスしか目に入らず。


この教会は美術品がたくさんあるので有名な教会です。


天井の絵がすごいのです。
教会に入ったら、祭壇を見る前にまず見上げる癖がつきます。


奥の窓に見事なステンドグラス。
これは色ガラスを切って、顔を描いたもののようでした。
教会のステンドグラスには珍しいタイプです。


入口付近で発見。
犬!
本の上に座り、何かの手紙を咥えています。
猟犬ぽい感じです。

次へ続く(よく歩いているなあ)

ローマ二日目

2012年09月04日 | 旅行
イタリアの標準的な朝食とやらに、最初は衝撃を受けました。
日本ではほとんど受け入れられないであろう、ブリオッシュに立ち食い飲みです。
ブリオッシュは日本で言うところの菓子パンです。


ホテルの朝食。
外は雨で、置いてあった椅子とテーブルが濡れていたため、廊下での立ち食い飲みとなりました。

イタリアの美術館は、ネットから予約ができるところが多いのですが、ボルゲーゼ美術館もその一つ。
予約なしでも、人数が少なければ入れますが、そうでなければ御免となります。
今回は9月ということもあり、朝一で並べばなんとかなるだろうと、行ってみることにしました。

まずは地下鉄で移動。
スパーニャ駅から歩くことにしました。
駅前には船の噴水。


そして有名なスペイン階段。


雨の朝一はだーーーれもいません。。。
なんとなくさびしい。


階段の上にはオベリスク、そして、日時計と思われるものが。

アウレリアヌス帝によって作られた、ピンチアーナ門を潜り抜け、ボルゲーゼ公園にたどり着きました。
9時前だと誰もいませんが、犬の散歩をしている人たちがいました。
とてもでかい公園で、犬が数頭放たれていたとしても、誰も迷惑かけないような公園です。
シェパードとニューファンドランドらしき犬たちは、あちこちを駆け回りながら散歩していました。



犬が立ち飲みしていた、ボルゲーゼ美術館前の噴水。
水が濁っているように見えるのは、硬水だからか?!

ボルゲーゼ美術館は、雨の朝一ということもあり、余裕で入れました。
ただし、入れ替え制で2時間こっきり。
荷物も全部預けてしまうため、パスポートのみ身に着けての入場です。
ローマパスが使えたため、無料で入ることができました。

コレクションの数々がお見事でした。
有名な彫刻が、「アポロとダフネ」、「プルートとプロセルピーナ」。
どちらもベルニーニの作品です。
彫刻のすごさは写真ではわからないのです。直に見て、その隅々まで観察しないと。

有名どころは人が群がっていたり、ガイドが説明をしているので見逃さなかったと思うのですが、事前に調べておけば、なおよかったと思いました。
たっぷりと2時間、美術を堪能した後は、パンテオン方面に向かう事にしました。

次へ続く

ローマの街をうろうろ

2012年09月03日 | 旅行
チルコ・マッシモ駅より地下鉄にてバルベリーニ駅まで移動しました。

駅を出ると、目の前にベルニーニが作った、トリトンの噴水があります。
二枚貝をイルカが支えているらしいけど、イルカには見えないねえ。。。。
鯛とか、深海魚にいそうな顔つきですよ。


近くには蜂の噴水があります。



貝に蜂がはりついてます。
蜂はバルベリーニ家の紋章だそうで。
ベルニーニの作品です。

ここに来た目的は、骸骨寺と呼ばれる教会が目的でした。
が、よくわからん。
ずんずん歩いていくと、行こうと思っていた別の教会にぶちあたりました。
サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会です。



天井には何やら恐ろしげな絵が・・・
地獄落ちの図?!


苦心の撮影、ステンドグラス。


「天使と悪魔」で取り上げられた「聖女テレサの法悦」
ベルニーニの作品です。

ベルニーニの作品は、きれいすぎてあまり好きではないと思っていましたが、本物は違いますなあ。
繊細で美しいのですよ。
服のひだが今にもはためきそうな感じでした。

お目当ての彫刻を見て、再度、骸骨寺を探すことにしました。
とりあえず地下鉄駅まで戻り~、反対側の道路を歩き~、また戻り~、ようやく発見!

外見が教会というよりはただの建物で、建物名が書いてあってもまだ、違うんじゃないかと思いましたよ・・・
教会名はサンタ・マリア・インマコラータ・コンチェツィオーネと言います。
長くて略しても覚えきれない。

なぜ骸骨寺というのか。
ここには地下墓所があり、4000人ものカプチン修道士の骸骨で墓所が彩られているからです。
ガイドブックにはお布施だけ必要とありましたが、展示をやっており、そこを通り抜けないと墓所に行けないため、入場料を払いました。

展示をささっと流し、いよいよ墓所。
墓所なだけに、絶対撮影は禁止。
撮影禁止の趣旨はわかりますが、4000人もの遺骨をバラバラに分解し、シャンデリアを作ったり、壁を腰骨や肋骨で飾って見せているのなら、撮影してもよさそうなのに。
ポストカードは出口の売店で売っているしね。

墓所は5つに分かれており、壁一面が頭蓋骨で埋め尽くされていたり、修道士の衣装を着せた骸骨が寝かせてあったり、立たせて祈っているポーズだったり、中には子供と思われる骸骨までありました。
これだけ不特定多数の骨だらけだと、安置所というよりもただのオブジェです。

死生観の違いと多くの人は述べますが、この墓所への入り口には、”あなたたちもいずれこうなる”というメッセージが書かれているのだそうです。
死んでまでさらされると取るか、死んでもこうやって敬われると取るか、悩みますね。
人を導くのがこの修道士たちの役目だから、死んでも役目を果たせてうれしいかもしれない。

こんな感じで、ローマの初日はおわり。
夕飯はテルミニ駅近くのトラットリアにて、かねてより要望のラビオリを食べました。


グリル野菜と豚肉とジャガイモのなんとか。
ラビオリはパスタの詰め物なのですが、美味しいのです。
日本ではあまり見かけないメニューなんだけど、どうしてだろう?

明日もがっつり動く予定です。

コロッセオとフォロ・ロマーノ

2012年09月03日 | 旅行
ミラノは雨模様でしたが、ローマはピカピカの快晴です。
コロッセオが青い空に映えますねえ。

コロッセオとフォロ・ロマーノはお隣同士です。
しかし、フォロ・ロマーノは広大な遺跡なので、最初にこちらを回る事にしました。


これは凱旋門のモデルらしい。
コロッセオの隣にあります。

フォロ・ロマーノは古代ローマ人の町跡です。
とても広く、遮るものがないところなので、帽子は必須です。
9月なので、真夏よりはましなのかもしれませんが、それでも暑かったです。


門?
半分埋まってるのだろうか?


背の高い木は松の木なのだけど、巨大松ぼっくりが落ちていました。
それにしても日本の海岸沿いの松の木とは、背丈が違い過ぎる・・・


ガーデンらしい。


時たま団体客と出会うけど、こちらは人が少なかった。


古代ローマ人はこんな日差しの元で暮らしてたんだろうか。。。
暑い。


水車小屋というか、滝小屋の上から。
水が流れていたらしい。


アウグストゥスの家。(だったと思われる)


途中で見つけたトカゲ。
模様が緑色できれいだった。


フォロ・ロマーノを一望。


庭があり、その噴水の脇で見つけた赤とんぼ。


オリーブの実がなっているのを初めて見た!
鈴なりだ!!


フォロ・ロマーノを見渡す。
こちらは観光客だらけだ。


神殿跡。

神殿跡の画像を見てわかるように、とっても怪しい、雲が近づいてきました。
そのうち雷が鳴り始め、恐ろしい勢いで雨が・・・・
傘を持たない観光客は、わずかなスペースで雨宿り。
私らは傘持参のため、激しい間は木の下で少し雨宿りをしました。
折り畳み傘は絶対持参すべきですよ!!

雨がすっかり止んだので、コロッセオに移動しました。


コロッセオ内部。
真ん中がむき出しにされていますが、昔は塞がれていて、その上で戦いをし、地下には動物や奴隷をつないでおいたそうです。


窓が良い感じです。

コロッセオも堪能し、カラカラ浴場へ向かう事にしました。
地下鉄で、チルコ・マッシモ駅まで移動し、ついでにお昼をとりました。

が、この昼飯は外れだ。。。。

絶対冷凍ものだろうと思われるカネロニ、友人のポモドーロはかなりいまいち。
それでも全部食べましたが。

気を取り直して、カラカラ浴場を目指しました。

しかしですよ。。。
残念なことにカラカラ浴場は13時で終了。
月曜日というのは、半休する施設があるので要注意です、とほほ。

続く

ローマ着(追記あり)

2012年09月03日 | 旅行
人生初体験の寝台列車に乗り、50分遅れで出発し、一時間ほど遅れて到着しました。
寝心地はそう悪くなかったけど、寒かったです。

ローマでの最初の夕飯です。


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追記 ここから
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ミラノ中央駅から、ローマのティブルティナ駅まで、およそ8時間の列車の旅です。
実はこの寝台列車の予約も一波乱ありまして、ネットで予約ができるのですが、寝台列車とはなんなのか、さっぱりわからずに予約してしまったものだから、間違ってとってしまったのです。
日本ですら使ったことないのだから、どんなものなのか想像がつかないわけですよ。

まず、列車には1等席、2等席とあり、今回の列車はすべて2等席しかないものでした。
1等席は高いし、2等席を狙っていたのだけど、夜間列車だから、2等席とあっても、簡易寝台なのだと思っていたのです。
そのため、最初に押さえた席は2等座席。

しかし、その後調べていくと、2等席は座席のみで6人で一つのコンパートメントを使用とある。

8時間の移動の間、眠れないまま荷物の心配をするのはとても嫌でした。
誰が隣に座ってくるのかもわからないし、途中の駅で気を遣うのも嫌だった。

それで、もう一度調べなおし、クシェットと呼ばれるのが2等席の簡易寝台ということがわかり、女性のみ男性のみ、混合の選択もできることから、こちらを押さえ直しました。


これが4名クシェット。

同室はおらず、2名で悠々と使用できました。
ただ、シーツ一枚なので、寒いです。
簡易寝袋があった方が快適に寝れます。簡易枕(キャンプ用)は持参したんだけどね。

さて、列車の発車時刻は23時20分が定時でした。

イタリアの列車はまともに来ない、動かないので有名らしいですが、ご多聞にもれず、きっちり遅れました。
50分ほど遅れてようやく出発です。


途中の停車駅、オルテ駅。

本当なら朝7時20分に到着の予定でしたが、当たり前だけどつくわけがない。
1時間遅れてローマ・ティブルティナ駅に到着。
そこからローマの中央駅、テルミニ駅に地下鉄で移動しました。

ところで、ローマを旅するならば知っておいた方がいいのが、ローマパス。
3日間地下鉄やバス、トラムが乗り放題です。
見学施設も2つまで無料。3つ目からは割引となります。
ローマパスもタバッキで売っているので、ティブルティナ駅構内で購入し、それを使ってテルミニ駅まで移動しました。

テルミニ駅に着いたら、荷物を預けてまずは朝ごはんです。


トルティーヤラップサンドとカプチーノ、サンドウィッチにエスプレッソ

イタリア人の朝飯は、あま~~~~いパンとカプチーノらしいですが、朝から甘いものは食べ慣れないため、このサンドウィッチは美味しかったです。
カプチーノは甘くして飲むのがいいですね~

ところで、今回は少々イタリア語を勉強していきましたが、発音の仕方が簡単なのです。
ほぼローマ字読みで通じるし、西側の方言を使う人ならそのイントネーションでいけます。
初めて勉強した割に、なじみがあっていい感じでした。

朝ごはんが終了したら、まずはコロッセオとフォロ・ロマーノです。
画像が多いため、次へ続く!!

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ここまで
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