goo blog サービス終了のお知らせ 

BOOTES(ボーティーズケンネル、コーギー専門犬舎)

BOOTESとはギリシャ語で牛飼い座の意味を持ちます。コーギーは牛を追う犬なので、これを犬舎名としました。

ミラノの街をうろうろ

2012年09月02日 | 旅行
サンタ・マリア・デッラ・グラッツィエ教会に行く途中で見かけたジェラテリア。
お店から出てくる人のジェラートが美味しそうで、帰りに寄りました。
ここのリモーネ(レモン)、酸っぱいものを愛して止まない私好みの味で、大感激ですよ。
今思い出してももう一度食べたい。
ただ、ここはチョコレート屋もやっていたようなので、チョコを食べるべきだったかもしれませんが。

美味しいジェラートに満足しつつも、ちゃんとした昼を食べることにしました。
ドゥオモの周辺に戻り、遅めのランチです。


チーズのピザにモッツアレラチーズのサラダ。
私に注文内容をまかせたことに、友人はとても後悔していた・・・・

イタリアときたらチーズでしょ。
ということで、チーズづくしの内容となりました。
ピザは期待通り。
モッツアレラチーズは、これでもかってくらいでっかいぶつ切りで入っていました。
その潔さが素敵です。美味しいんだよ~とっても。
だけど、チーズ度が高すぎたことは否めない。

チーズづくしで満足した後は、先日迷った靴の購入となりました。

BATAという店で1足、リナシャンテでちょっと良い靴を1足。
もう、靴も満足。感激!
幅は狭いし、踵も細いし、ストッキングですぽすぽ脱げない、中敷きがいらない靴に初めて出会いました!

この靴を履きつぶしたら、またイタリアに行きます。
それはもう、絶対です。

ところで、リナシャンテというのはイタリアのデパートです。
ミラノにもローマにもあります。
デパートなので、実は、日本でも買えるメーカーが勢ぞろいしていたようです。
普段デパートに行かないので、わからなかった!
今回買った靴は、レペットというフランスのバレエシューズのメーカーが出している、BAYAという靴です。
巷ではバレエシューズが流行っているようですが、履いてはみたものの、踵が大きくてダメでした。デザインによって、かなり履き心地が異なります。
ただ、BAYAは靴底も皮なので、雨の日は絶対履けませんわ。。。。

その後だまし絵教会と呼ばれている、サンタ・マリア・プレッソ・サン・サティーロ教会で見事な遠近法の絵を見ました。
奥行きがない教会なのに、奥行きがあるように見えるのです。
この教会もまたわかりにくかったっけ・・・・

本当はドゥオモの屋上に登る予定だったのですが、残念ながら工事中。
中のステンドグラスをもう一度見ようかと思ったけど、本日も長蛇の列。
あきらめて、ぶらぶら歩きをすることにしました。
本日は日曜なので、店は閉まっているだろうと思いましたが、街中のためか大半は昼過ぎには開いていました。


観光客と地元民が入り混じっていると思われる。
なぜ地元民とわかるのか、それは犬連れが結構いたから。


さて、本日の夜11時半、寝台列車にてローマに移動します。


ミラノ中央駅構内。
誰でも入れる。改札口がないから。

最後の晩餐(追記あり)

2012年09月02日 | 旅行
ダヴィンチのフレスコ画、最後の晩餐をみてきました。
遠近法が見事でした。
見学はまるでアミューズメントパークのようでした。


ぶつ切りモッツァレラが最高でした。

この夜に寝台列車にてローマに移動しました。

----------------------------------
追記 ここから
----------------------------------
イタリアへなぜ来ようと思ったのか、ダン・ブラウンの「天使と悪魔」の影響、靴のこともありますが、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「最後の晩餐」を見たかったからです。
この絵はミラノのサンタ・マリア・デッラ・グラッツィエ教会に行かないとみることができません。
なぜなら、これはフレスコ画であり、壁に直接描かれているため、移動ができないからです。

この絵を見るのには、実は大変な手間がかかります。

絵が飾ってある壁の部屋には、一回25名、15分きっかり。
そう、ここに入るには予約が必要なのです。

運が良ければ、その日のキャンセルなどで予約なしで入れることもあるらしいですが、わざわざイタリアまできて、そのためにミラノにいて、見れないなんて有りえない!ので、私は日本から予約をしました。

予約をしたのは6月です。
三か月前でないと9月分の予約ができなかったのです。

で、残り2か月と十数日の頃、予約をしようと見てみたら、なんと、9月2日に残り2席。
後は全部いっぱい。
2席残っていたのが奇跡のようで、その時速攻で予約をいれました。
予約を入れ、クレジットカードの支払書、予約番号が書かれた紙を印刷して持っていきましたが、念のためそれが添付して送られてきたメールも印刷していきました。

受付で必要だったのは、メールの方。
アドレスで管理してるのかわかりませんが、これから見に行く方はメールを印刷して持って行った方が無難です。

二日間お世話になったホテルを後にし、手荷物をミラノ中央駅に預けて、うろうろすることにしました。


ホテルの近くにあった教会。
ここもステンドグラスがありましたが、まだ開いていませんでした。


犬は芝生に立ち入り禁止。
教会の前庭ですからねえ。


手前のごみは忘れて、奥のミラノ中央駅に注目してください。
周りは高層ビル。
その中にどーんと歴史的建造物。
ミラノは新旧入り混じったところです。


こちらが中央駅の正面口。
工事中みたい。


カラス?らしき鳥。
背中の灰色の羽毛がありました。

そうそう、書き忘れていましたが、ミラノでの移動手段はすべて地下鉄でしました。
ミラノ市の交通機関乗り放題2日券というものを買い、十分元が取れるくらい使いました。
このチケットは駅のタバッキという、キオスクみたいなところで買えます。

「最後の晩餐」の予約は午後1時。
それまでは暇があるということで、朝一でアンブロジアーナ絵画館に行きました。
ここにはラファエロの「アテネの学童」の下絵があります。
所要2時間とあるけど、じっくり見てたら2時間じゃ足りませんがな。。。。
おまけにダ・ヴィンチコーナーもあって、直筆の鏡文字などが飾られていました。
本物はすごい。


ところで、この絵画館、表玄関が工事中でした。
そのため、建物がどれなのかさーーーっぱりわからず、少々うろつきました。

この後は「最後の晩餐」の教会まで移動し、いよいよご対面~。

かなり厳重な管理をしていて、最初にチケットの読み取り。
全員集まったら第一の間に移動。
後ろのドアが完全に閉まったら、次の間へ移動。
そこでぎゅうっと押し込まれ、後ろの扉が閉まったら、いよいよ壁とご対面。

いや~、なんというかね、すごいわ。

手前に絵の説明書きが多言語で書かれており、それを読んだ後に壁を見る。

奥から見れば見るほど、奥行きが生まれて、見事な構図としか言いようがありません。

ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」では、キリストの左の人物は女性ではないかとありましたが、確かに女性っぽい優しい顔をしています。
ユダは手にナイフを持っていますが、その手がどうなっているのか、絵だけではわからない。
ここにはその彫刻があり、それを見ることでナイフを持つ手がどうなっているのか知る事ができました。
「最後の晩餐」と反対側の壁にもまたフレスコ画がありました。

この後ローマまでの移動が待っていますが、それは夜遅く。
それまでミラノの街をうろつくことにしました。


教会の中庭。
カエルの池が良い。

----------------------------------
ここまで
----------------------------------

リストランテにて(追記 ドゥオモ 続き)

2012年09月01日 | 旅行
待望のラザニア♪
期待どうり美味しかった�・
奥はミラノ風リゾットでカリカリチーズの器にもられていました。
左はグリル野菜。それにパン。
これにチーズの盛り合わせでお腹いっぱいになりました。

---------------------------------------
追記 ここから
---------------------------------------
ガッレリアはレストラン有り、ブランドショップありのにぎやかな空間です。
観光客がわんさかで、日本人もたくさんみかけました。


ガッレリアを抜けた先にはレオナルド・ダ・ヴィンチの銅像が。
足元の銅像は弟子か?

うろうろしていたらあっという間に12時。
ドゥオモに戻る事にしましたが、大勢の人がいてびっくり。


元大司教のご遺体がこの教会に運ばれるため、出迎えに出ていたのでした。
霊柩車より棺が運び出され、故人の名と祈りが捧げられました。

私はキリスト教徒ではないため、そのお祈りの内容はわかりませんが、故人を迎える時にみな拍手をしていました。
ご遺体は中に安置されており、観光客なのか、祈りに来た人なのかわかりませんが、ごった返していました。
いつもはどうか知りませんが、入口では簡易検問をしていました。
いかにものアジア人である私らはスルーでした。

さて、中のステンドグラスです。


フラッシュなしの限界です。
フラッシュをたくと画像がいまいちなので、連写でがんばってみましたが、ぶれてます。


両側にこのようなステンドグラスの窓があります。
圧巻です。

今回は中でうろうろすることはかないませんでした。
祭壇まで行ったら、左右どちらかに分かれ、そのまま外への経路しかなかったのです。
じゃあもう一度入ろうかと思ったら、さっきはなかった長蛇の列。
先ほどの列の何百倍もの人が、ドゥオモを囲んで並んでいます。
これは元大司教に会いに来た人なのか、観光客でこうなったのか、さっぱりわかりませんが、もう一度並ぶ気になれないほどの行列でした。

で、断念。
祭壇から見て右側は見ましたが、左側は見ることができませんでした。
次の機会に期待することにして、朝から動いたのでお腹がすいたということで、ようやく昼兼夕食みたいな食事にしました。
ガッレリア内のリストランテ(イタリア語でレストランのこと)です。


やっぱ最初はラザニアでしょ!!
手前がラザニア、奥がミラノ風リゾットです。
サフランのリゾットが、カリカリに焼いたチーズの器に盛ってあります。
それにグリル野菜と、最後にチーズの盛り合わせをたのみました。


チーズはデザートでもあり、前菜です。
いろいろな種類のチーズに、はちみつやジャムをつけて食べるのです。激ウマです!!
で、奥の丸いの(その横はくるみ)。
チーズだと思って食べたら・・・・なんと、梨!
最初何を食べてるんだからわかりませんでした。

リストランテは値段もい~い感じですが、美味い!!の一言です。

大満足の食事を得て、この後は靴を探しに町をうろうろしました。
今回の目的の一つに、靴を買うことがあったのです。

以前靴のことをブログに載せましたが、私の足は足幅が狭くて、踵が細いため、適当な値段で買えるビジネス用の靴があいません。
イタリアの靴は細いと聞いていたので、絶対買おうと決めていました。
で、靴屋の散策開始です。

ま~、びっくりするくらい、靴屋だらけですよ。

日本の倍はある。

この日は全品1000円!の安い靴屋から、リナシャンテというデパートの靴売り場を覗き、ネットで調べていた靴屋を見て回り、結局買わずに終わりました。

---------------------------------------
ここまで
---------------------------------------

ドゥオモ(追記あり)

2012年09月01日 | 旅行
見ごたえのあるミラノのドゥオモです。
中のステンドグラスが見事でした。
ただミラノの大司教を務めたかたが先日逝去され、
その準備のために午前中は入場できませんでした。
また、屋上にも上がれるのですが、修理中で不可でした。


------------------------------
追記 ここから
------------------------------
海外で必ず見るのがテレビ。
それもニュースがおもしろい。
言葉はわかりませんが、映像を見ているだけで想像を働かせてみます。
朝のニュースを見ていたところ、何やら知ってる単語がちらほら。
コンクラーベがどうのこうの言ってます。
確かコンクラーベは終わったはず。
トップがなくなったのか?!と思いましたが、どうも違う感じ。
何だろうと思いながらも、本日は朝一でドゥオモに行くことにしました。

ドゥオモ(duomo)はミラノで一番大きな教会です。
ゴシック建築で外壁の飾り具合は、もう、圧巻といったところです。
内部のステンドグラスも有名なので、期待していましたが、なぜか、時間になっても開いていない。
朝一なのでガラガラなんだけど、なんで扉ががっちり閉まってるんだろうか?
おまけにテレビ局もいる。
これが普通?
よくわからんが、外壁が楽しい!


ライオンが咥えているリボンに、いろんな動物が重なってます。


不明な生き物も。
これ、何?


首が長いね。
竜の羽なし?

人型もたくさんいたけど、苦しい現場が多くてだなあ・・・
何だろう、苦悩を表したいのか?
苦悩を解放してくれるのが教会とか?
なんちゃって宗教しか持っていない私には、その真意がよくわかりません。

こんな風に外壁の石像をたっぷり楽しんでいるところに、一人の日本人が話しかけてくれました。
”昨晩ミラノの元大司教が亡くなったので、開くのは12時からみたいです”と。

あ~~!ニュース!
このミラノの元大司教はコンクラーベにも出席したことのある方だったそうです。
そこで、時間になるまで隣のガッレリアの見物をすることにしました。


入口のファサード。
ドゥオモもそうだけど、どうやって建築したんだか知りたい・・・


内部は明るく、足元にはモザイク画、壁はもちろん多数の彫刻がなされ、ゴージャスです。


犬発見!
オリンポス神話のモチーフだったので、有名な犬でもいたんでしょうな。

ドゥオモ編、続く!

------------------------------
ここまで
------------------------------

ヘルシンキ着(追記あり)

2012年08月31日 | 旅行
トランジットのためヘルシンキに来てます。
これから乗り換えです。

----------------------------------------------
追記 ここから
----------------------------------------------
ヨーロッパへ行くときは、いつも直行便を使っていたのですが、イタリアはなぜか直行便が少なく、また、価格も高く、今回はヘルシンキでのトランジットを入れることとなりました。

結果、この空路はおすすめです。

まず、ヘルシンキまでが約10時間。飛んでいる時間が非常に短いのです。
帰りは通常で9時間ですから、相当お得な路線と言えると思います。
トランジットと言うと、昔アメリカで体験した、欠航に相次ぐ欠航という思い出があり、いまいちだったのですが、ぶっ続けで12時間飛ぶよりも、一度地上に降りる方がとてもよかったです。

さて、ヘルシンキまでの空の旅は、ロシアの上空を飛びます。
ここは晴れて、地上が見える確率が高く、外を見ていて飽きません。
今回は日中飛び続けるため、さらに楽しめました。

ところで、私がヨーロッパに行ったのは、前回のイギリスが最後。
それからもう5年が経過しています。
なんだかいろいろ事情が変わっていて、旅の初めからとまどうことばかり。
まず、液体を入れる袋は空港に山ほど置いてあったのに、それを自分で用意するのが当たり前となっていたり、機内の飲食物が有料になっていたり、最新映画がなかったり、洗面所に備え付けてあったアメニティがさっぱりなくなっていたりと、自分が利用していた時代とはかなり違っていました。


有料のスナック類。


国際路線ではジュース、水、ビール、ワインまでは無料でした。
それ以外はこのメニューの通り、有料。

LCC路線ではすべてが有料なので、このメニューを見た時は、LCCに乗ったつもりはないけど、この路線も買わなければならないのかと憂えましたが、ただの杞憂でした。
国際路線ではちゃんと食事も2回出て、水も飲め、少々量が少ないものの、夕食のニョッキなんかは結構美味しかったです。

うとうとと映画を見ながら、あっという間に北欧フィンランド、ヘルシンキが間近となりました。


ヘルシンキ空港でのトランジットは4時間ほど。
免税店をうろうろし、日本語がパーフェクトな免税店員からチョコを買い、無料のwifiを使いつつ、サンドウィッチとカプチーノの軽食をとっていたら、あっという間に時間。
次はいよいよイタリア、ミラノのマルペンサ空港へと飛びます。


ヘルシンキ空港で買ったジュース。
穴が三方向に開いていて、おもしろいのです。

----------------------------------------------
ここまで
----------------------------------------------