テニスと読書とデッサンと!

その道を歩きながら。

ここは物心のついた幼い頃から
ずっとお参りし続けている
ご先祖さまが眠るお墓に続く道です。
遊び盛りの頃は
「お墓で転ぶと1週間以内に死ぬ」と
母から脅かされ、その言葉を信じて
ブルース・リーが敵の陣地に
忍び込んだ時のような足取りで
この道を歩いていました。
その当時と比べてお墓の景観も形態も
ずいぶん変化したような気がします。
3年前には母の他界を機に
我が家のお墓も新しくして
その変化の仲間入りをしました。

少し遅れましたが昨日は
新年の挨拶をしにこの道を通りましたが、
ちょうどその日の朝、散歩している時
近所のお寺の裏手の丘の上に登って
新しく区画整備された樹木葬の
お墓を見てふとここに埋葬されてみたいと
思ってしまいました(下の写真)。
樹木葬とは名前の彫られた
小さな石碑プレートの下に納骨され
一定期間を経たのちに永代供養合葬墓に
移されてお祀りされるというもの。
したがって最初にかかる永代供養料と
彫刻料の分しか費用がかからない。
毎年の管理費がまったくかからないので
残された家族の負担がないらしいです。
それに宗教・宗派は問われないので
誰もがここに埋葬される資格を持つ。
お寺のホームページを観ると
ペットも合祀できるみたいですね。
よくよく考えてみると
べつにここに”住む”わけではなく
死後のことなので景観なんて
関係ないのだから
どこにどんなふうに埋葬されても
かまわないのですが(これは私の考え)、
子どもたちの負担をなくすという意味では
こういう新しいお墓の形態も
ありかなと思いました。
ただ、何代にも渡って続く現在のお墓を
私の親の代で墓じまいするのも
ご先祖さまに申し訳なく思いますし、
墓じまいするのにかなり大きな資金が
必要らしいですからそれはそれで
悩ましい限りです。

でもみなとみらい地区を見渡せる
この景観の中に埋葬されたら・・・
開放的な気持ちでぐっすり眠れそうだな、と
そう思った次第です。
こんなことを思っていると
ご先祖さまから一喝されそうですね。
これからお墓の形態がどう変わってゆくのか
また檀家制度がどう変わってゆくのか
興味は尽きませんが
私がその答えを知ることはないと思います。

※ちなみに近所のお寺の場合・・・
[ひとりプラン]
10年の個別プレート期間を経て
永代供養合葬墓へ移すプランで43万円。
[ふたりプラン]
最終納骨から3年を経て
永代供養合葬墓へ移すプランで60万円。

だそうです。


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