テニスと読書とデッサンと!

楽しみながら。




聴衆を前にメガホンを使って

しゃべるような書き方じゃなく、

たとえば自分の空想の部屋を用意して

そこに座り心地のいいソファを置き、

その時いちばん会いたい人に来てもらって

尋ねてみたり、語りかけたり、

相談したり、世間話でもするような書き方。

空想の部屋だから会いたいと思う人は

必ず来てくれます。

招いた人に喜んでもらえそうな

空想の和菓子と空想の日本茶、

または空想のケーキと紅茶、

あるいは空想のビールと枝豆なんかを出して

笑顔ですすめながら書き始める。

そんなふうに文章を書いていると

不思議なことに会話が生まれるのです。

本当に会っている時みたいに。

空想の部屋の中に自分を招けば

自問自答にもなりますしね。


みんなに向かって発する言葉って

案外誰の耳にも響かないのかなと思います。

政治家の街頭演説がときどきそうですね。

ひとりの人に向かって発する言葉には

惹きつける力があるような気がします。

ラブレターなんかがその代表例かもです。

普段着の気持ちで書くのもいいし、

たまには気取って書くのもいい。

そして書きたくなければ書かなくてもいい。

デッサンを始めるようになって

絵を描くことと文章を書くことって

とても似ていると思うようになりました。

気負ってしまうとたいてい失敗しますね。

私は失敗してばかり。

だけどそれはそれでいいかなって

自分で自分を許してあげたい。

空想の部屋の中のことですから。


※写真は仕事部屋から外を眺めるフレディ。

通りかかる人がいると尻尾を振ります。



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