テニスと読書とデッサンと!

冬の温度。

こころがあったかい

こころがあったかい

こころがあったかくて

わたしはしあわせ

しあわせはどんどん

わたしのおんどをあげてゆく

 

 「冬なのに心がポカポカ?」

「そうだよ」

「幸せだと寒くないの?」

「ぜんぜん。きみも感じてごらんよ」

「幸せをってこと?」

「そう」

「どうやって幸せを感じるの?」

「これからやってくる楽しいことを

頭の中に思い浮かべるんだよ」

「ふーん。じゃあ、思い浮かべたら

クーラーの効いたお部屋で

宇治金時のかき氷を食べても

心はポカポカのままってこと?」

「まぁそうだよ」

「つまり、心は身体とつながっていない

さびしん坊の存在ってことかしら?」

「ちがうよ。心がさびしん坊だったら、

身体はポカポカしたりしない。

身体と心は別々だけどいつだってつながってる」

「よくわからないわ」

「ぼくはいま、キミと一緒にいて

とっても楽しいから心がポカポカなんだよ」

「まぁ!お世辞でも嬉しいかも」

「ぼくはお世辞なんか言ったりしないよ。

心のポカポカはジワジワ身体に乗り移る」

「なんだか幽霊が出てきそうね」

「ほら、手を触ってごらん」

「まあ!熱いくらいだわ」

「ぼくが幽霊だったら手は冷たいはずさ。

熱は楽しさを燃料にしてるんだよ。

ぼくの言ってること、信じられない?」

「・・・信じるわ。片桐くん・・・」

「これからもずっと仲良しって約束してくれる?」

「もちろんよ」

「ぼくもきみの心を温められるかな」

「えぇ。もうポッカポカ!熱中症になりそうよ」

「ぼくもさ。真冬なのに心と身体の熱中症かぁ。

それ、いただき!」

「まぁ!片桐くんったら」

「わっはっはっ!」

「ふっふっふっ!」

 

あったかい話を書こうと思って

書き出したらこんなになっちゃった。

なんでこんな展開になるんだろ。


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