テニスと読書とデッサンと!

女性のクスリ。

"持続可能な魂の利用"(松田青子 著)を

あっという間に読了しました。

これは女性のために書かれた本でありながら

男性に向けて書かれた本でもありますね。

とても興味深く読まさせてもらいました。

男のおじさん化による女性蔑視、

古来より連綿と受け継がれてきた

男社会というシステム、

威圧や腕力で従わせたり

解決を図ろうとする理不尽な横暴、

そういうものに容赦なくピンクの

スタンガンを突きつけて女性の側から

溜まりに溜まった怒り、恐怖、鬱憤を

燃やし尽くそうとする著者の意気込みに

何だか拍手を送りたくなりました。

ページの至る所に出てくる”おじさん”は

世のすべてのおじさんを指しているわけではなく

気遣いのない無神経で能天気なオヤジと化した

男たちを指す一種のアイコンなのだと思います。

そういう”おじさん”にはなりたくありませんが、

私が気づかないだけでもうすでに

どこからみても疑いようのない”おじさん”に

なってしまっているのかも知れません。

 

もしも”おじさん度公認判定士”なる人たちが

占い師みたいに駅前とか地下街にいたら

診てもらおうかと思いました。

だってその方が安心ですからね。

 

※タイムリーなことにこの本の前に読んでいた

”こんな美しい月の夜を君は知らない”(秋元康 著)。

なんだか少し関連性がありそうですよ。

 

秋元康さんはやっぱり本になった詩より

歌になった詩の方が断然いい。

美しい本なんですけどね。


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