のどかな田園風景～
ここは・・・
秋田赤十字病院～
なんと
人生初の入院をしたのである
暫く経過観察してた、とある腫瘍があったんだけど、
今年の血液検査で、腫瘍マーカーの数値が上がってると言われ、
「若いうちに取った方が・・・」なんて先生の言葉に踊らされ
取ることを決意したのだ～
若くないケドね
せっかくなんで
個室にしてやったぜぇ～
シャワー付き～
火曜日の午前中に入院して、
採血や麻酔科の受診をしたりして
あっという間にお昼ご飯・・・
お粥なんて久しぶりだね～
腹腔鏡の手術前は、消化のいいご飯なんだって
おかずは・・・想像通りの薄味でゴザイマス
暇つぶしに漫画読んだり～
あ、延長コードは必需品ですな
手術の説明聞いたり、保険の申請手続きの話聞いたり、
なんだかんだしてたら夕食の時間
田んぼを眺めながら食べよ～っと
それにしても、お粥にトロロって・・・
なんか妙・・・ （個人的意見）
消灯時間は一応21時だけど
個室なんで結構ゆるい
月と、バスロータリーの夜景が綺麗だね～
さて、ぼちぼち寝ようかと思ったら・・・
緊急地震速報の音が鳴って、すぐに地震がっ
超ビックリ
看護師さんが各部屋に素早く安否確認しに回ってた
訓練してるんだろうけど、素晴らしいね～
地震のせいでか、ウトウトしか眠れず
しかしながら手術の日はやってきた・・・
朝ご飯抜きで、点滴開始～
なんか、全然緊張感とか恐怖感とか無いのが不思議だったなー
なんだかんだ午後になり・・・
予定時刻の13時、看護師さんと歩いて手術室へ～
手術室に行ってからは、もうあっという間
TVで見るようなデカい照明の下に寝かされ、
テキパキと心電図の吸盤を貼られ、酸素マスクをされ、
「はい、眠くなりますよ～」と言われたら、もう一瞬で記憶無し
「10秒数えて～」なんてーのは無かったな
フーッと目が覚めたら、デカい照明が見え、
「終わりましたよ～」という看護師さんらの明るい声が聞こえ、
テキパキとHCU（ハイケアユニット）にベッドごと移動～（なんとなく覚えてる）
なんだかんだ、２時間半くらいだって （手術は1時間半くらい）
しかしそこからが辛かった
ずっと寝てるんで腰は痛いわ、寝返りうとうとすればお腹が痛いわ
もっかい麻酔してくれーーー
って感じだったな
全然痛くないよなんていう話も聞いてたのに・・・
一夜明け、10時過ぎに自分の個室へ戻り、
やっと水が飲めた～ 24時間ぶりっ！
おお～、 生きてたんだね～
生還後の昼ご飯は、そうめんだった
ちくわの天ぷらとかき揚げに、豆腐サラダにパイナップル
沁みる～
サラダは超薄味だなー・・・
ん？何も味しないような？
麻酔で味覚おかしいのかな？
まいっか～、モグモグ
・・・後で聞いてみたら、ドレッシングのかけ忘れだったらしい
そんなこんなで、夕方には点滴から解放～
抜く時に知ったのは、点滴の針は金属じゃないってこと
夕飯はまだお粥・・・ 田んぼ見ながらいただきマス
お腹痛いし食欲ないし、いっぱい残してもうた
美味しくないなんて言わないヨ
ちょっとしたら、珍しく甘い物が食べたくなった・・・
なるべく歩けっつーし、１階のコンビニ行って
甘いもん買ってもーた コーヒーは自販機
そういや～、毎日1回はドクターヘリが飛んでたな～
みんな、生きてると色々あるよね～
次の日の朝からは、普通のご飯
しそのふりかけが超有り難し
昼ご飯
レアチーズのムースみたいなのはンマかった
夕飯
チンジャオロースに中華スープ・・・ コンセプトは感じられるが・・・ なんかビミョー
あ・・・ 飛行機雲・・・
は～、良くなったら飛行機に乗ってどっかに遊びに行きたいな～
入院最終日の朝ご飯
温玉に味海苔～ 旅館ぽ～い
退院前診察を受けて、帰りま～す
バイバイ、田んぼ
美味しく育てよ
帰る前に、
わざわざ帰省してきてくれた姉のリクエストでチャイナタウンへ
味噌、塩、醤油のミニちゃんぽんを一つずつ注文～
回し食べ～
ミニでも超ハラツェ～の （ハラツェ＝お腹いっぱい）
入院して、胃が小さくなったかな？
かなり痩せただろうな～と
家に帰ってワクワクして体重計に乗ってみたら、
全然変わってなかったのにはビックリした
・・・チャイナタウンのせいだな、きっと
