
【評点】4(5段階中)
まどろみ消去に続く短編集。
森博嗣は刊行順読もうと思ったが、「有限と微小のパン」は読めずにきた。
そしてVシリーズはくだらないので読まない。
本書は、森博嗣と別れを告げるラス前のものだ。
あいかわらずよくわからない短編が多い。
個人的に好きなのは「僕に似た人」と「僕は秋子に借りがある」だ。
「僕に似た人」は少年の視点で、そしてたどたどしい言葉で語られる物語だ。
その頼りない語りに感情移入してしまう。
かなしい境遇にも。
で、この話しは謎が多いけど、最後の21階にまあ君が住んでいたというところと、つぎの作品の最初を読めば誰でもピンとくるはず。
「僕は秋子に借りがある」は青春のにおいがする透き通った話し。
村山由佳さんはこんな感じの作品が多いかも。
村山さんはの作品は主人公が男性のものしか読んだことはないが、それを男の作家が書いて短くまとめたような感じだ。
まどろみ消去に続く短編集。
森博嗣は刊行順読もうと思ったが、「有限と微小のパン」は読めずにきた。
そしてVシリーズはくだらないので読まない。
本書は、森博嗣と別れを告げるラス前のものだ。
あいかわらずよくわからない短編が多い。
個人的に好きなのは「僕に似た人」と「僕は秋子に借りがある」だ。
「僕に似た人」は少年の視点で、そしてたどたどしい言葉で語られる物語だ。
その頼りない語りに感情移入してしまう。
かなしい境遇にも。
で、この話しは謎が多いけど、最後の21階にまあ君が住んでいたというところと、つぎの作品の最初を読めば誰でもピンとくるはず。
「僕は秋子に借りがある」は青春のにおいがする透き通った話し。
村山由佳さんはこんな感じの作品が多いかも。
村山さんはの作品は主人公が男性のものしか読んだことはないが、それを男の作家が書いて短くまとめたような感じだ。