☆ごんたの本棚☆

通勤時間は読書の時間(*´∀`*)☆

劇団ひとり【陰日向に咲く】

2006年04月13日 | ◇レビュー◇
ヤベェ、意外と面白い(*≧∀≦)
ひとりーーー!!予想外に面白いんですけどーーー!!
電車で呼んでて鼻でフッて笑ってしまったじゃないかーーーヽ(`Д´)ノ

ネタ本をチョット小説風にしてみた感じかな?
と思っていたんですが、思いっきりちゃんとした小説でした
字も大きく、分かりやすい文章!!
短編集なんだけど、一つ一つのお話が微妙にリンクしてるのもニヤリとする。
そして、何と言っても、主人公たちがイイ
絶妙なネガポジっぷり
必死に焦って生きてて、どんどんドツボにはまっていっている。
劇団ひとりの世界観がどっぷりと味わえます。

ファンはもちろん必見なんですが、本好きの人から普段本を読まない人までオススメ。
25代~45歳くらいまでの人がジャストフィットするのではないでしょうか?

劇団ひとりが何かのTVで「簡単な言葉や漢字をわざと使った。」と言っていました。
『難しい言葉を使う人間より、それを分かりやすい言葉で言える人間の方が頭がいい。』by.偉人(誰か忘れた…)
小難しい文章の小説家より、ずっと小説家だと思う。
(多分出るだろう)第2弾が今から楽しみだッ(*´ω`)

一番好きなお話は『ギャンブラー』の話。
アレ、そうくるの?とか、おいおいそうじゃないだろう?とか、ツッコんでしまいました。