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【アヒルと鴨のコインロッカー】

2007年09月22日 | ◇映画◇
ネタバレ注意!!!ネタバレ注意!!!ネタバレ注意!!!ネタバレ注意!!!

監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎
脚本:鈴木謙一
音楽:菊池幸夫
出演:濱田岳 瑛太 関めぐみ 松田龍平 田村圭生 大塚寧々 関暁夫 なぎら健壱 キムラ緑子
主題歌:ボブ・ディラン『風に吹かれて』
サイト:http://www.ahiru-kamo.jp/

評価→★★★★★ ヤベェ最高フィーバー(*≧∀≦)

◇評価◇
伊坂幸太郎ファンなので、どーーーーーーーーーしても見なければいけない映画。
あのストーリーを2時間そこそこで表現できるはずがない。
そもそも、どうやって映像にするんだ!?
…と、あんまり期待せずに観に行った。

そんな不安は、冒頭のボブ・ディランで一気に吹き飛んだ(´ω`)
えーわー、音楽ってすごいわー。
キャスト、ストーリー、世界観。
原作を読んだ時に感じた、悲しくて切なくて優しいあの感じ。
全部イメージ通りだった。
スタッフ全員、伊坂ファンなのでは?と思うくらい、丁寧に作られていて、感動。
欲を言えば、ブータン人の生まれ変わりのあの話を、もう少ししつこくやって欲しかった。
「本当に生まれ変わるんだろうな?ドルジ?」というセリフを、もうちょっと魅せて欲しかった。
時間の都合で削ったシーンがあれば、見たいなーと思った。

『椎名が、河崎とドルジと琴美の三人の物語に巻き込まれてしまった』
という、こんな感じのセリフが好き。
そんな椎名が主役なのにね(´ω`)
大塚寧々がキレーーーーーーイ(*´∀`*)
もの凄く悲しくて、もの凄い悲劇なお話のはずなのに、終わったあと不思議と優しい暖かい気持ちになりました。
幸せな楽しいシーンでも涙が出たりね。
最後の方はずっと泣きっぱなし。
久しぶりにいい映画に出会えました(●´ω`●)