<3月20日の日記>
「大番」と言っても東京のあの「大番」ではありません。
獅子文六の小説のタイトルです(^o^)
大学生の頃、レポートを書くために借りて以来、社会人になって今回初めて図書館で本を借りました。
と言うのも、この小説、既に廃刊になっており、大きな本屋さんを何軒も回ったのですが、文庫本では手に入らなかったのです(>_<)(勿論、獅子文六の文学全集には収録されているはず)
確定申告の用紙を書き損じ、新しい用紙をもらいに区役所へ取りに行った時、たまたまついでに立ち寄った図書館のPCを検索して近くの図書館にこの文庫本があることを知り、取り寄せてもらって借りることができたのです。
そこまでして読んでみたかったのは、以前「さぶ」か何かの雑誌で愛媛の片田舎での割礼シーンが描かれていると書いてあったからで・・・。
しかし、肝心のそのシーンはこの文庫本の中には出てこなかったの(T_T)
内容が刺激的過ぎて割愛されちゃったのでしょうか?
今度は全集を借りて是非確認してみねば(>_<)
主人公のギューちゃんこと赤羽丑之助は、体型といい性格といいデブ専ウケすること間違いなし。
デブ専の方ならきっと大喜びされることと思います。
そのギューちゃんの波乱万丈に富んだ生涯を描いたとても興味深い作品です。1200頁以上ありますが面白くて一気に読んでしまいました(^-^)