<1月19日の日記>
今年もまた「京の冬の旅」の時期となりました。
「京の冬の旅」と申しますのは、普段非公開の文化財が特別公開される催しで、当然のことながら毎年公開される寺社は異なります。
NHKの大河ドラマで取り上げられた偉人や、今年生誕何年って言う歴史上の人物にスポットを当て「京の冬の旅」のテーマが決められているようです。
ってわけで、今回は家康、親鸞、空海に関わりのある寺社が選ばれているようです。
観光客が減るこの冬の寒い時期の集客のためのイベントなんでしょうね。
パンフレットを見ると、まだ訪れたことのない寺社がありましたので詣でることに・・・。
今回参拝したのは、上徳寺と大徳寺三玄院です。
淀屋橋から京阪電車(特急)に乗って七条で乗り換え、清水五条へと思っていたのですが、淀屋橋駅のホームに着くと、丁度特急らしきものが停まっていたので飛び乗ると、特急ではなく快速急行でした(>_<)
予定の特急より5分早い電車に乗れたと思ったのに、結局、予定より10数分余分に時間がかかって清水五条に着きました(>_<)
清水五条駅からは徒歩10分弱距離の「上徳寺」をまず訪問しました。
「上徳寺」はあまり耳馴染みのない寺院ですが、家康の側室、阿茶の局ゆかりの寺で、京都では「世継ぎ地蔵」として子授け祈願や安産祈願で訪れる人が多いのだとか。
家康や2代将軍秀忠、阿茶の局の肖像画や丸山応挙の絵、丸山派の絵師による襖絵、枯山水のお庭などが見所です。
こう言う普段非公開の特別展示って言うのは、写真撮影禁止になっているところが多いのですが、ここは御住職の御厚意によりどこでも撮影OKとのこと。嬉しいですね(^-^)
お昼御飯は「上徳寺」すぐ近くの「和食さと」に入ろうとしたのですが、お昼御飯時で満席(>_<) 待ち時間ももったいないので、そのお隣の「じゅうじゅうカルビ」って焼肉屋に入りました。
久し振りに美味しい焼肉を頂きました(^-^)
河原町五条からは市バスに乗り、「大徳寺」へ移動。
今回、大徳寺では「三玄院」「総見院」「芳春院」の3寺院で特別拝観をやっているのですが、「三玄院」だけはまだ訪問したことがなかったので今回拝観致しました。
「三玄院」は大徳寺に数ある塔頭寺院の一つ。石田三成や古田織部の菩提寺で、多くの戦国武将や貴人が参禅したそうです。
江戸時代の絵師、原在中の春夏秋冬を描いた襖絵や、どこから見ても視線が合うように描かれた「八方睨みの虎」の絵や枯山水の庭園「昨雲庭」などが見所。
時間に余裕があったので三玄院は3周して係の方の解説を3度聞きましたが、説明する係にもやはり上手下手がありますね(^o^)
あと、ここは写真撮影一切禁止です。お庭すら撮らせてもらえません(>_<)
貴重な文化財ってことで仏像などのフラッシュ撮影が禁止なのは理解できますが、お庭すら撮影禁止って言うのはどうも納得できません(-.-)
先に訪れた「上徳寺」がどこでも撮影OKだったのに対し、随分対応が対照的だなーって思いました(-.-)