<4月26日の日記>「虫めずる姫君」で有名な「堤中納言物語」を読了。平安時代としては珍しい短編集です。10の独立した短編と未完の断章から構成されていて、それぞれ作者が異なるようです。後の世の人が後から後から話を継ぎ足したりして、今のような形に補筆完成されたんでしょうね。最終的に今の形になったのは中世、南北朝の頃らしいです。話が春夏秋冬の順に並べられています。 イマイチな話からそんなアホな!と思えるような滑稽な話までバラエティに富んでなかなか面白かったです(^o^)。