<7月21日の日記>以前、冲方丁(うぶかたとう)の作品として初めて読んだ「天地明察」が良かったので、新たにまた読んでみようと手に取ったのがコレ、「はなとゆめ」。最初はなんだこの少女漫画雑誌っぽいタイトルは!と思ったのですが、中身は清少納言の半生を描いたものでした。学校では表面的なことしか学べませんが、ここにはなぜ清少納言が「枕草子」を書いたのか?とか、清少納言の才能を開花させた中宮定子との結び付き等が実に分かりやすく描かれています。