茨城県笠間市の筑波海軍航空隊記念館です。5月まで、期間限定で一般公開されています。
筑波海軍航空隊は、昭和9年に開設され、昭和20年終戦と共にその役割を終えましたが、戦後様々な形で旧司令部庁舎が活用され、ほぼ当時のままの状態で保存されてきました。
小説「永遠の0」の中で、主人公の宮部久蔵が、この地で教官として若い特攻隊員を指導します。物語の舞台となった、筑波海軍航空隊は当時の庁舎等をそのまま残していたことから、映画のロケもこちらで撮影されたそうです。
旧司令部庁舎と2階の廊下です。
撮影された場所に説明書きがあります。
ロケ再現セットです。
その他、いろいろな展示がありました。
真珠湾攻撃を伝える、当時の現地の新聞です。
旧司令部庁舎以外にも、号令台、正門、地下戦闘指揮所、滑走路などが残っています。
号令台です。
小説は読みましたが、映画はまだ観ていません(観たいそうですがなかなか忙しくて。。だそうです)
こちらはパンフレットです。
戦争に関してはいろいろな考えがあると思いますが、パンフレットに書いてあった通り、当時の時代背景を想像せず、現代の感覚で判断すると、その行動や思想には賛否があると思います。
「戦争の災禍は今更言及するまでもありませんが、戦争に否定的であった若者が、将来に希望をかけて、眼前の危急に率先挺身して、逝ったことを是非記憶に止めてほしいと存じます」
との言葉が印象的でした
それにしてもこの日は快晴で、ぼくぺんの出かけ先では、朝から夕方までずっと見渡す限りの空に雲がほとんどありませんでした。
風もなく穏やかで、空のとてもキレイな1日でした