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銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

室蘭 港の文学館、永井荷風 『濹東綺譚』 8/6(土) 〜おとがたり朗読とヴァイオリン

皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸


おとがたり北海道公演2022 が、8月4日(木)〜7日(日)に行われました。今回は永井荷風『濹東綺譚』と、坂口安吾『夜長姫と耳男』で、函館・札幌・室蘭・小樽を訪ねました。



おとがたり北海道ツアー2022 室蘭 港の文学館にて、永井荷風「濹東綺譚」室蘭市開港150年市政施行100年記念事業



✨FMびゅー、室蘭民報にて公演紹介頂きました。


60人を超えるお客様に、お聴き頂いて無事に終了致しました。

小林館長さま、室蘭のたくさんの皆さま、二宮さん、お力添え頂きまして、ほんとうにありがとうございました。



追記:


 室蘭民報の記事を送って頂きました。ありがとうございます。

 室蘭駅前には、町々をつなぐ電車の駅頭、高速バスの乗り場。大きな日鉄。そして地球岬から美しい海が光っています。

 室蘭の皆さんに、丁寧にこの朗読会を迎えて下さいました。大きな荷物も快くはこんで下さった。会場には木製の椅子がずらりと並ぶ。…新聞には50人をこえて、 80人とあります。館内スタッフ皆さまも会場へ集まり聞いて下さっていたので、それを含めた数でしょう。この記事を書いて下さったのは若い女性の記者。カメラを抱えて、白い紙を閉じたメモ帳を持って楽屋まで挨拶に来られて、終わってからも取材してくれました。

 2013年最初にこの作品を手にしたとき、この時代に生きたお雪さんたちのことを伝えたい、と思いました。正確にいうと、玉ノ井(向島)を歩いていた時です。荷風は物語をその作風で詩のように描きました。その風情の中にありながらも、私は架空の物語ではなく、その時代に私娼街で生きた女性の息を映すつもりで(実在の人物として)読んでいます。
小林館長さんとお話した時、幕西遊郭のことに触れました。私も「親なるもの断崖」を読んでいて知っていました。いろいろなやりとりを経て、結果たくさんの方々にお聴き頂けたことが、嬉しかったです。

 消えてなくなるのが舞台の魅力のひとつかも知れませんが、…物語と音楽の美しさが皆さんのお心に届いたことを紙面でみせて下さって、嬉しかったです。
またこの新聞でもご紹介頂いていますが、喜多直毅さんのヴァイオリンの美しさ、表現の確かさは聴き手の心を揺さぶります。いつも先のこと、高いことを考えている方で、この作品に対して細やかな表現を尽くして下さいました。直毅さん、ありがとうございました✨

 函館、札幌と小樽とやらせて頂きましたが、話せば話すほど、尽きないほどの出来事があり、たくさんの方々のお力添えによって舞台が出来上がりました。
時間をかけて取組み、たくさんのかたのお力をお借りして、手探りで歩いてきました。皆さん、ありがとうございました✨
良い作品をつくってゆきたい。


でも張り切りすぎず、さらりと。
そんな風になれたらいいな。

2022.8.11



˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓



おとがたり北海道公演2022

最後までお読み頂きましてありがとうございました。





長浜奈津子のHP =芝居と音楽と語り=


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