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銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

タンゴの詩を訳しました〜ブエノス・アイレスにいった理由(わけ)〜明日は、横浜でタンゴ歌の講座です。

こんにちは、長浜奈津子です🌹
 
 
私がタンゴを歌いはじめたころに、あったらよかったのになぁ… と自分で思える資料をつくりました。
 
譜面、スペイン語歌詞のよみ方、アクセントの位置、訳詩は自分でしました。参考音源CDと、そして、アルゼンチンタンゴ歌手についてなど。
 
 
 
私がタンゴを歌いはじめたのは、22年くらい前です。
 
もうそれくらいになるのだなぁと思いつつ…
 
譜面やCDなどまとめて、お一人ずつ手渡せるように、きちんとファイルに入れました。
 
 
 

<明日ご紹介する、アルゼンチンタンゴ歌手>
 
   Carlos Gardel /カルロス・ガルデル。
 
アルゼンチンの国民的な人気タンゴ歌手・ギタリスト・作曲家・俳優。軽快な歌、美しい声、タンゴ歌唱の基礎をつくったガルデル。アルフレド・レ・ペラとの共作で、いくつもの名曲を作りました。
 
チャカリータ墓地に眠りますが、私はお墓参りにいきました。今でも愛されているガルデルは、曜日ごとに自主的な担当者がいて、墓守をしていました。日本から来たというと、ガルデルの指にタバコを持たせるんだといって、みんなで私をガルデルのお墓の上に立たせてくれました。
 
 Edmundo Rivero/エドムンド・リベロ
 
アルゼンチン出身の歌手、ギタリスト。リベーロの名唱というと『スール』(Sur)です。故郷を意味する「南」片田舎の町、アルマセンの灯や、雨が降ると川が氾濫して洪水になる低地が浮かんできます。私が訪ねた、リアチュエロ川の河岸の町、アルゼンチンのバラカス(Barracas) の外れあたりにはそんな感じが漂っていました。
 
『El dia que me quieras』(想いの届く日) は、ガルデルの歌で有名ですが、私はリベーロの、ぼくとつとした声の歌も好きです。ガルデルは粋に女性を口説いているようにみえますが、リベーロの歌を聞いていると、告白されているような気持ちになります。
 
 
 ところで、もうひとつ。『スール』(Sur)というと、私はタンゴの男性歌手、Roberto Goyenecheロベルト・ゴジェネチェ が歌う、映画『Sur』の冒頭部分が浮かびます。ネストル・マルコーニのバンドネオンがすすり泣いて、ゴジェネチェが歌うのです。私はこの映画に出てきた、ロカ線のジリゴジェン駅にもゆきました。
 

「Sur スール、その先は・・・愛」 フェルナンド・E・ソラナスの映画 - 銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

************************************************************2011年4月6日記1988年フランスとアルゼンチン合作「Surスールその先は…愛」タンゴ満載の映画♪◎私は映画の感...

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 Graciela Susana/グラシェラ・スサーナ
 
アルゼンチン出身の歌手、ギタリスト。「アドロ」ご存知ではないですか?「アドロ…灰色の町…」と日本語で歌っているのはスサーナです。
 
私は赤坂でギターの弾き語りをしている、スサーナを聴かせて頂いたことがあるのですが。歌の力が素晴らしかったです。ごく静かにギターを爪弾きながら、小さな声で歌う「Caminito」でしたが、ライブハウスのお客さんたちは、最初お酒に酔ってザワザワとしていましたが、いつの間にかシーンと聴き入っていました。メジャーだから、とかではない。全員が、本物の歌い手の魔力に、惹きこまれ他のです。
 
 
 Libertad Lamarque /リベルタ・ラマルケ

アルゼンチンの歌手・女優。タンゴの女性歌手で、動画が一番よく見つかります。それは女優だからでしょう。今はYoutube があるので、タンゴの動画がみられていいなと思います。 マドレセルバ(Madreselva)、センティメント・ガウチョ(Sentimento Gaucho)などすぐに観られます。エビータ(アバ・ペロン)にメキシコに追放されたのは有名なお話です。ラマルケはメキシコでも女優・歌手として成功をおさめました。

  


<初めてのブエノスアイレス>
 
私が初めてブエノスアイレスにいったのは、19年前の夏。
 
サンテルモの夜、ビエホ・アルマセンやボカ、レティーロ駅、中心街から外れた町の路地裏など、昨日のことのように思い出されます。
 
(Wikipedia:ビエホ・アルマセン)
 
 
自分の歌っている、タンゴの街を知りたくてアルゼンチン、ブエノス・アイレスにゆきました。
 
朝から夜中まで、その風景の中にいたかった。南米の詩人ボルヘスの詩にある「黄色い街灯」をみたかった。扉が固く閉じている、静まり返った夜の路地裏を歩いて、ボカの港を歩いて、そして自分の目でみて知っている街角を、歌いたかったからです。
 
また今度ゆっくり、自分の写真を載せてお話しします。
 
 
 

<横浜方面でタンゴ歌の講座>
 
 
明日は横浜方面でタンゴ歌の講座です。
 
歌は『Caminito 〜小径〜』です。
 
もちろん、詩の内容も紐解いて、歌ってゆきます。
 
 
皆さんが自分の歌になりますように…!
 
きっと楽しく歌えるから、大丈夫 ^_^✨
 
 
 
 
 
˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚
 
 
この、おばあちゃんのお人形は、七尾でみつけました。
いつも机の上でアコーディオンを弾いてくれています。

最後までお読み頂きまして

ありがとうございました!



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